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あなたがいたから。《指名制、恋愛系》
日時: 2022/11/26 12:57
名前: イナ (ID: 8GPKKkoN)

・誹謗中傷はご遠慮ください。
・不定期返信です。
・キャラから選んでご指名ください。

あなたは、とある国に迷い込んだ。
レンガやタイルでできた街、道を走る馬車、人々の洋服…そう、まるで西洋。だが、そこには、魔法と人外が存在した。
あなたは、そこでとある人と出会い、共に過ごし、惹かれていく。
さて、戦いを乗り越え、その先にある希望に辿り着けるのか。
全ては、あなたの選択次第。

Page:1 2



Re: あなたがいたから。《指名制、恋愛系》 ( No.1 )
日時: 2022/11/26 21:30
名前: イナ (ID: 8GPKKkoN)

女キャラ

ティルノシア・ベルノイド
年齢:20 あなたの希望年齢:18〜22

「君は…強いんだね。」
「私の大切な人を傷つける人は許さないよ…。」

ベルノイド公爵家長女。2人の弟の姉で、責任感が強く、だが婚約を断固拒否している。
それには過去に起きた事件が関係していた。
白銀の髪でロング。ウェーブがかかっている。瞳は赤色で、氷魔法と炎魔法が使える。
自己犠牲の精神が強く、甘えるということを知らない。

―――彼女を救うことができるのは、あなただけ。


フィリル・ガルデディル
年齢:18 あなたの希望年齢:16〜20

「………ん、ココア。」
「…………誰に、喧嘩売っているか……わかってる?」

ガルデディル男爵家三女。2人の姉と1人の兄を持っており、社交界には出ず、その類まれな戦闘の才能を活かし、上級冒険者として活動している。とある理由で、仲間はいない。
黒髪ボブ。瞳は金色で、漆黒の剣を腰にさしている。炎魔法・雷魔法・風魔法が使える。
無口で気まま、甘党。猫のような性格だが、一度心を開くと甘えまくる。ただ、そこまでが長い。

―――彼女を捕まえられるのは、あなただけ。


リリーフェ・スターニャ
年齢:20 あなたの希望年齢:18〜24

「あら、うふふ〜。あなたは優しいのね〜。」
「立ちはだかるというのなら…容赦しないわよ?」

庶民のスターニャ家長女で、食堂の女将。いつも笑顔だが、ガードが固く、男声の口説きには応じない。また、格闘家の育て親に育てられたこともあり、怒らせるとそれは悪魔以上の恐ろしさという噂である。過去のトラウマが原因で、大切な人を作れずにいる。
金髪碧眼、服はいつもエプロン。お姉さん気質。
「わよ」「〜ね」が口癖で、回復系統の光魔法が使える。

―――彼女に近づけるのは、あなただけ。

Re: あなたがいたから。《指名制、恋愛系》 ( No.2 )
日時: 2022/11/26 21:49
名前: イナ (ID: 8GPKKkoN)

男キャラ

ルード・エルストラクラン
年齢:20 あなたの希望年齢:18〜20

「ふっ、かわいい奴だな」
「……………愚図が。俺の女を傷つけやがって…」

エルストレー王国(あなたが迷い込んだ国)の王の一人息子。いつも笑わず無口。
文武両道、魔法才能にも長けており、将来有望だと言われている。
少々強引だが、根は優しい。
紺色の髪に紺碧の瞳。光・風・氷・雷・土魔法が使える。
惚れた人にはとことん甘いタイプ。だが少し不器用。
とある理由で、婚約者を誰一人作ったことがない。

―――彼を笑わせられるのは、あなただけ。


イーヴェ・ベルノイド
年齢:18 あなたの希望年齢:16〜20

「ねーえ?聞いてるー??」
「ねえ…。僕、怒っちゃったよ…?」

ベルノイド公爵家の三男。2人の兄と1人の姉(ティルノシア)を持つ。
可愛い系で、一人称は僕。背丈は低く、性格も明るく愛らしい。容姿も年齢より幼気に見える。
怒ると笑顔で精神的に追い詰めようとするところがあり、また、シスコンである。
白銀の髪で瞳は赤。氷魔法・炎魔法を使える。剣も嗜んでおり、腕もいい。
とある過去が原因で女性が苦手。

―――彼を包み込めるのは、あなただけ。


アズ・ツェシーザ
年齢:20 あなたの希望年齢:18〜22

「何のようだ。いつもの本なら2階の右奥、13番目の棚だ。」
「…こいつを傷つけたってことは…俺を怒らせる覚悟…できてんだろーな?」

ツェシーザ家の長男で、代々の職業を受け継ぎ、王宮図書館の司書をしている。
クールな眼鏡系。怒ると眼鏡を外す。
文系で、お気に入りの本は父が遺した3000ページを超える分厚すぎる本。
深緑の髪に深緑の瞳。風魔法・土魔法・炎魔法・氷魔法を使える。
とあるトラウマから、人を信用できなくなった。

―――彼を信用させられるのは、あなただけ。

Re: あなたがいたから。《指名制、恋愛系》 ( No.3 )
日時: 2022/11/26 21:53
名前: イナ (ID: 8GPKKkoN)

あなたは、エルストレー王国に迷い込み、そしてとある人と出会います。
最後に、あなたのことを教えて下さい。

名前:

性別:

容姿:

性格:

魔法適正(炎、風、氷、土、雷、光からいくつでも。全属性も可。):


あなたは、迷い込んだ街で誰と出会った?:

サンプルボイス(任意):

その他概要欄:


さあ、彼等に愛を。
―――彼等を惚れさせられるのは、あなただけ。

Re: あなたがいたから。《指名制、恋愛系》 ( No.4 )
日時: 2022/11/27 23:55
名前: 氷水飴 ◆.KpflF0C4w (ID: WWHsNPjR)

名前:曖路あいろ 永香えいか

性別:女

容姿:短い黒髪で、右側にメッシュとして暗い青緑色が入っている。メッシュ部分だけ胸元まである。
メッシュに少し隠れるように三つ編みが入っていて、左側はヘアピンでクロス形に2つ連ねて止めている。
目は黒で少しジト目っぽい。
服装は黒のジャージに黒のスニーカー。
年齢は21歳

性格:物静かで、無気力。基本的にビビりで怯えやすい。
本は好きだが趣味関係に限る。

魔法適正(炎、風、氷、土、雷、光からいくつでも。全属性も可。):風、氷

あなたは、迷い込んだ街で誰と出会った?:アズ・ツェシーザ

サンプルボイス(任意):
「え・・・あっ・・・永香です・・・ 曖路 永香・・・」
「ここ何処ですか・・・?」
「アズさん助けて・・・」

その他概要欄:
高卒で働き始めたが、ブラック企業に取っ捕まり、会社でいびられて精神を病んだ。
どうにか辞職し、今は通院しながら治してはいるものの時々、フラッシュバックを起こし過呼吸になる。

Re: あなたがいたから。《指名制、恋愛系》 ( No.5 )
日時: 2022/12/03 21:20
名前: イナ (ID: 8GPKKkoN)

応募ありがとうございます。では、始めます。

何の変化もない日々。そんな中、図書館の司書である俺、アズ・ツェシーザは静かに、棚から離れた一人がけの椅子の上で、親父の形見である本を読んでいた。

―――いつだっただろうか、最後に、信用に値する人間を見たのは。
俺の一家に取り入るために一生懸命媚びてくる令嬢、王宮図書館の情報を手に入れるために賄賂を渡そうとしてくる他国の使節、俺のことは道具としか思っていない国民。
信用できるだろうか、そんな人々を。
答えは否。できるはずがなかった。
いつだっただろうか、こんなに人間の醜さを実感するようになったのは。
答えは、あのとき。あの事件からだ。
でも…このままでいい。
戻らなくても、いい。
そう思ってページを捲った時、ふと、栞が無いことに気付いた。
「……っち…」
幸い、まだ王宮図書館は解錠していない。このまま店に向かうか…。
重い足を動かし、俺は街へと歩き出した。

「ありがとうございましたぁ」
やけに媚びるような視線を送ってくる雑貨屋の女将に会釈し、店を出る。
はあ、だから嫌なんだ。早く図書館に戻ろう。
―――そのときだった。
「なあねーちゃん、こっち来いよ?」
「あ…………や…っ」
酒臭い路地裏で、1人の少女が絡まれたのを見たのは。
「………………」
そして俺は、なんとなく、その少女を助けに、路地裏に入っていった。

氷水飴さんへ
こんにちは。改めて、応募ありがとうございます。さて、別スレのフェイタル・バレットのキャラ募集も、ありがとうございました。優斗、気に入りました。少し優斗のことで相談があるので、件のスレでお待ちしています。

Re: あなたがいたから。《指名制、恋愛系》 ( No.6 )
日時: 2022/12/04 11:53
名前: 氷水飴 ◆.KpflF0C4w (ID: WWHsNPjR)

今日をどうやって生きたのか、ぼんやりしていてよく覚えていない。
少なくとも適用量(より多い)位の薬を飲んだことを覚えている。
・・・だからと言って、こんな所まで来た覚えは無いけど・・・
(テレビで見た)ヨーロッパみたいな街並みと御伽噺にありそうな馬車。いやそんなファンタジーな物ではないけれど。
戻れるならあの頃みたいな純粋な頃に戻りたい・・・

しかし、ふらふらと移動していたら、変な裏路地に入ったな・・・
酒臭い・・・変になじみがある分嫌な気分になりながら早く道を抜けようとする。
そのときだった。

「なあねーちゃん、こっち来いよ?」

こういうのには関わらない方が良いと相場が決まっている
ただしそれは声が出ればの話であり、声が出なければ結局一緒である。
喉から絞り出した声は

「あ(っ、えっと)・・・(い)や(です)っ」

決して声とは言えなかった。
どうしたら切り抜けられるか、いや、もう無理かも知れない。
まあこんな社会のゴミ生きてたって仕方が無いですよね。はい。まだこういうのに絡まれるだけ少しはましなのかも知れない。うん。
それでも、逃げたいと視線を横にすると、誰かが近づいてくるのが見えた。

眼鏡の男性。
この人の仲間じゃない事を居ない神様に祈るしかないかな・・・

Re: あなたがいたから。《指名制、恋愛系》 ( No.7 )
日時: 2022/12/05 16:01
名前: イナ (ID: 8GPKKkoN)

続きです。(_)

襲われていた女は、俺を見て複雑そうな表情をした。
はあ、と小さくため息をつき、俺は低い声で男たちに声をかける。
「おいゲスども。何をしている。あと酒臭いぞ、酒はつつしめ。」
振り返ってきた男たち。酒のせいで判断力が鈍っているのか。俺を睨んできた。
「あ?邪魔すんな!」
「今いいところなんだよ!下がってろっ。」

―――だから、人間は信用できる生物などではないんだ。

「ほう。俺に向かってそんな口をきくのか。陛下に突き出されたいか。」
「へっ…?」
「やっ、やべぇぞ!アズ様だ…!」
「司書様⁉まずい、逃げんぞ!」
そう言うと、やっと冷静さを取り戻したのか、顔を青くして男たちは走り去っていった。
「はあ………。大丈夫か?」
「え………あ……はい……」
襲われていた女は、まだそんなに力が入らないようで、青い顔でカタカタと震えていた。
何より、身なりや髪色・目の色が見たことがない。
それに興味があったという点ももある。襲われていた女だ。保護する必要もある。
取り敢えずは…名前か。
「お前は?」
「?」
急に「お前は?」と訊いたからか、その女は頭にはてなを浮かべる。
「え・・・あっ・・・永香です・・・曖路 永香・・・」
永香…?珍しい名だ。それに、ファミリーネームが先というのも初耳だ。
「家は?」
「え……その………ここが、どこかも…」
………身なりも見た目も、名も初耳のものばかりで、しかもここがどこかわからない。
それで思い当たるのは、1つしかなかった。
「永香、お前………“迷い人”か?」

Re: あなたがいたから。《指名制、恋愛系》 ( No.8 )
日時: 2022/12/05 21:58
名前: 氷水飴 ◆.KpflF0C4w (ID: WWHsNPjR)

来た男性にため息をつかれる。あ、はい。生きててすいません・・・
あぁ・・・お父さん、お母さん、親孝行出来なくてすいません・・・
「おいゲスども。何をしている。あと酒臭いぞ、酒は謹しめ。」

うん?あ、これ助かりそう?ですか?

「あ?邪魔すんな!」
「今いいところなんだよ!下がってろっ。」
「ほう。俺に向かってそんな口をきくのか。陛下に突き出されたいか。」

・・・陛下?あ、終わったかも・・・
いや、だってどう考えても偉い人って事でしょ?私、礼儀なんて知らないよ?

「へっ…?」
「やっ、やべぇぞ!アズ様だ…!」
「司書様⁉まずい、逃げんぞ!」

司書様?
いやよくわかんない、と言うか待って名前が明らか外国だよ?
あ、あ、あ、落ち着いてまだ息は出来てる

とりあえず男性たちは逃げていく。
怖かったのが、気が抜けて腰が抜けていくのを無理矢理立っておく。

「はあ………。大丈夫か?」
「え………あ……はい……」

礼儀正しく、なんていうけど分からないです。
普通に考えれば、お礼を言ってここから離れるのが一番良いんだろうけど、そもそもここが何処かも分かってない。いや、離れるのは出来る。家に帰れるかが一番の問題で。

「お前は?」
「?」

えっと・・・さっき大丈夫か聞かれた。いやそもそもそういう質問じゃないはず・・・
焦るのとただでさえ動かない頭をどうにか回す。と言うか回って・・・
あ、多分この人名前聞いてるんだ。うん、確かに名乗ってないし何者か分からないですもんね。はい

「え・・・あっ・・・永香です・・・曖路 永香・・・」
「家は?」
「え……その………ここが、どこかも…」

全く分からなくて・・・と言う声は掠れて出る事は無かった。
こうなるなら、家から出なきゃよかった・・・いつもそうだ、やる事で大体失敗して。
いや、そもそも家から出た覚えすらない。いや、出た気はするにはするけど、ぼんやりしていて覚えてない。と言うかそれが今日の事かも覚えてない。

「永香、お前………“迷い人”か?」
「・・・まよいびと・・・?」

あぁ・・・もう夢なら早く覚めて欲しい。いや、やけにリアルな時点できっともうこれは現実なのかも?いや無いって言ってよ・・・
楽になりたい。薬をください・・・

「・・・・・・?(家に帰れますか?)」

今のは声が出ていない気がする。けど流石にもう、声が出ない。
だって、見ず知らずの他人に助けてもらってる状態で。こんなの無理です。
いやほんとに、怖すぎるので。

Re: あなたがいたから。《指名制、恋愛系》 ( No.9 )
日時: 2022/12/06 21:22
名前: イナ (ID: 8GPKKkoN)

「永香、お前………“迷い人”か?」
「…まよいびと…?」
永香は、心底不安そうな顔をして俺を見た。
声にならない声が聞こえた気がするが、生憎声になっていないので聞き取れない。
というか、永香……誰だろうか、俺の知る誰かに似ている気がする…。
まあいい、まずはこいつだ。
迷い人なら、まずすぐに戻るのは無理だ。暫く匿ってやろう。
まあ、タダというわけではない。俺なりの利益もある。
こいつが“迷い人”なら、いわゆる“別世界”の住人ということになる。
俺は、その、永香の住む別世界に興味があった。匿う代わりに教えてもらう…それだけで、人1人の瀬活を補う分の利益は、俺にとってある。
まあ、この世界の、媚びることしか考えていない女達よりもいい奴に見えた、というのもあった。
「永香、匿ってやる。ついでに“迷い人”についても教えてやろう。こっちだ。」
道もわからないだろうし、はぐれられたら困るので、手を取って進む。
人の目を気にするタチだろうから、人気のない道を選んで王宮図書館に入った。
俺は、王宮図書館に住んでいる。最上階に、3人分ほどの生活空間があるのだ。
まあ、住んでいるのは俺だけだがな。
元々は、ここも…いや、ここから先は考えないでおこう。

永香をソファに座らせ、水を出して話を始めた。
「まず、俺はアズ。アズ・ツェシーザだ。ここ…“王宮図書館”の管理人兼司書をしている。」
「……おう、きゅう…?」
俺は、慌てずに1から説明する。
「結論から言う。ここは、お前の生まれた世界とは“別”の世界だ。」

次へ続く


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