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Re: あわいをうつろう小舟に揺られ [いちいち・指名制][〆] ( No.53 )
日時: 2021/03/04 22:47
名前: 心 ◆sjk4CWI3ws (ID: cl9811yw)

(/めちゃ遅返信になっちゃってすみません!)
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>>50/シャード・ナイト☪︎*。꙳ 様
 
 照れたように赤くなる彼女の顔を見て、また笑みを深め。怒られているのか、と一瞬思うものの、構うものかと自分の唇に人差し指を伸ばしてあてる。そのまま首を傾げて、微かに目を細めた。
 
「からかった、とは物は言いようですね。私は貴女と仲良くなりたかっただけです」
 
 冗談か本気か判別のつかぬ口調でそう言えば、くすくすと楽しげに笑って

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>>51/よもつかみさま
(/ありがとうです!)
 
 ぎゅ、と不意に身体が抱きしめられたのを感じた。久しく無かったその感触に、動きには出さなかったけれど驚く。それと同時にほんの少しだけ、繋ぎとめられたような、そんな気持ちになって微笑み。不思議と嫌な気はしなかった。
 謝らなくていい、と言われれば、今度こそ驚いて目を見開いた。反射的に、逆接の言葉を発しそうになる。が、それは違うと直前で気付いて口を閉ざした。そのままそぷらのことばを待っていると、彼女は卑怯で何が悪いのか、と言う。
 
「だって……でも」
 
 弱々しくそう言って、でもそぷらの体を振り払うことは出来ないままで。やるせなさをどこかで消費したくて、ぐ、と宙に浮いた自分の手を握りしめる。続く彼女のことばが、自分にとって心地よいものであれば良いと、そう願ってしまった。
 でもそれに反して、そぷらのそれは鋭かった。そんなつもりは全くなかった、と思う。じゃあ自分は大丈夫 じゃないのか、と思うとそんなことはない気がした。でも、気づかないうちにどうやら自分は泣いていたようだ。なら、大丈夫なんかではなかったのだろうか。

「ごめ、いや、ありがとう……」
 
 そう気付かせてくれた彼女へ、小さな声でそう言って。
 味方だ、と言ってくれたそぷらが、ひどく頼もしくて、優しい存在に思える。
 
「うん……うん。わたし、そぷらがいてくれて良かったと思うよ。あと……そうだな。きみと、友人になりたい」
 
 ふわり、と顔に笑みを取り戻してはそう言って。
 
「あと、そう……わたしも、きみの力になりたいな──」

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>>52/紫月様
(ありがとうございます!)

 手を離した途端、隆良が青ざめるのが分かった。強い後悔に胸が締めあげられ、目を見開いて。ひゅ、と息を吸った。違う、と思う。あなたを拒絶したのではない、と言いたかった。だが、気が動転して何も言えないままに口を開閉することしか出来ない。
 ちらりと自分の手を見て項垂れるようになってしまった隆良を見て、どうにかして元の隆良に戻ってほしいと、強く思った。
 
「隆良さん……ッ」
 
 あなたを拒絶したのではないのだと。上目遣いに彼を見上げながら、必死になにかを伝えようとするように息を吸って。
 
「違うんです、私、」
 
 ぎゅっと強くカーディガンの裾を握りしめて、隆良に身体ごと接近させる。
 
「あなたが笑ってくれたら嬉しいし、そんな顔してたら悲しいし、えっと」
 
 肝心のことは何も言えぬまま、彼に対する感情を並べ立てて