管理人連絡掲示板
- Re: 【質問・ご意見】専用スレッド・10コ目 ( No.413 )
- 日時: 2015/12/16 21:10
- 名前: 副管理人 ◆qMxJS2Fu4U (ID: QYM4d7FG)
>>407
小説カキコ本館ならば、シリアス・ダーク小説掲示板がよいのではないでしょうか。
もしよろしければどうぞよろしくお願いします。
>>409
そうですか…では結局お手数だけおかけすることになり申し訳ないのですが、新スレッドを立ててやり直していただけますでしょうか。
何もお力になれず申し訳ないです。
ほかのスレッドに書き込む際は文字化けしないとのことですので安心はしておりますが、万一今後も文字化けが継続するようであれば、貴方のアクセス環境をもう少し詳しくお聞かせいただけると修正の際の参考になりますので助かります。その際はご協力いただけると幸いです。
今週末に古いスレッドの方についてはスレッド削除をしておくようにいたします。
重ねてお詫び申し上げます。
もしよろしければ、今後ともどうぞよろしくお願いします。
>>411
大変失礼しました…!副管理人1の見落としです。
カノキドの小説の方は別名義の方のようです。
大変ご不快な思いをおかけし申し訳ないです。
深くお詫び申し上げます。
リストから先ほど見つけましたので解除させていただきました。
このレスの下に念のための復旧用テキストコピペを置いておきますので、お手元にバックアップがない場合はそちらからお使いください(※下記)。
なお、何が原因でアクセス禁止になったのかよくわかりません。
念のため少し文章を小分けにして、編集ボタンから数回に分けて編集投稿してみていただけますでしょうか。
お手数ばかりおかけし申し訳ないです。
どうぞよろしくお願いします。
>>412
小説板は避けていただけるとありがたいです。
雑談板が適切かと思います。
もしよろしければ、今後ともどうぞよろしくお願いします。
*****************************************************
(※バックアップ用テキスト)
■伊京-カナハジメケイ-さん分1
『カフェ みるくほぅる』...俺の気に入ってる店だ。
今朝の夢を思い出し、今日は此処に来ようと決めていた。
暗い照明、落ち着いた音楽、内装の感じも、俺の好みに確りとはまっていた。
カウンター席を、俺達は選ぶ。
染夜の隣に俺、俺の隣に甘粕が座り、俺はアイスのカフェラテ、染夜はアイスの抹茶ラテ、甘粕はミックスベリージュースを注文した。
甘粕が、勝手に喋り始める。
「さっきは姫園から、なんの紹介も無かったからねぇ...。アタシは甘粕なる宜しく♪」
染夜は其れに相槌を打った。
「勅使河原染夜です。山吹とはどう言った関係?」
「んーとね、彼女だよ?」
甘粕の思いもよらぬ言動に、染夜は吹き出し、俺はむせ返った。
「山吹って、彼女居たんだ?」
悪戯っぽい染夜の笑顔は、小悪魔を想像させる。
「んな訳...けほっ...ねーだろ...?けほっけほっ......ふう...、元だ、元。今は赤の他人だ」
俺は、甘粕との関係を完全否定した。
「他人だなんて酷いなぁ...ねっ?染夜君もそう思わない?」
何で染夜に振るんだよ。
染夜はさっきと同じ笑顔で答える。
「さあ...。僕は何とも言えないよ」
少し困った様な言い方だった。
三人で何となく会話したのは其の話題だけで、後は甘粕がべらべらと一人で喋り倒していた。
俺は呆れ、染夜は終始困った様に曖昧な笑みを浮かべていた。
甘粕がどうでも良い話をして居るのを他所に、俺は暫く、染夜の横顔を見詰めていた。
擦れ違った時と同じ、寂しげな、其れでいて魅力的な表情。
独り占めが出来たとしたら、どんなに良いだろう?
会ってまだ一日、其れなのに、染夜に対する想いは増していくばかりだ。
昨日は、コイツを綺麗だと感じ、そして早くもう一度会いたいと思った。
今日はどうだ?
もう独り占めにしたい、と儚い思いを抱いている。
こんな感情を何と呼ぶのか、俺には解らなかった。
「あっ」
「っいきなり大声出すなよ」
唐突に甘粕が立ち上がり、静かな店内とには場違いな、大声を出した。
「いっけないアタシ夏期講習すっかり忘れてた」
慌ただしくバッグを掴み、慌ただしく会計を済ませると甘粕は、
「ごめーん...またねっ」
と、ブンブンと腕を振り、店の外へと出て行った。
店の扉が閉まったのを確認し、俺は大きな大きな溜め息を一つ、吐き出した。
「ごめんな、二人で会う約束だったのに」
氷が溶けて、すっかり味が薄くなったカフェラテを、ストローから吸った。
...不味い。
「平気。会えたのは変わらないんだし。其れにさ...」
染夜は下を向き、自分の顔が腕で隠れる様に、耳を触る。
「山吹の隣に...居れた...から...」
「え......」
染夜の意外な発言に、俺の鼓動は周りに聞こえるんじゃないかと思う程の大音量で、リズムを刻む。
「けど明日はっ」
染夜が顔を上げ、グッと俺の顔に近づける。
鼻と鼻が触れ合ってしまうまで、五cmも無さそうだ。
「ずっと山吹と二人が良い。誰にも邪魔されないで、君と二人だけで過ごしたい」
何時もの寂しげな表情とは打って変わり、此の染夜は眉尻を上げ、目力一杯に訴え掛ける積極的な顔をしている。
染夜のこんな顔にも、頭が熱くなっていく自分が居る...。
「駄目かな...?」
急に、切ない声を染夜が吐息と共に出した。
鼓膜を心地好く、されど刺激的に揺さぶっていく。
上目使いに為った大きな瞳は、さながら子犬の様だった。
「明日は...」
「明日は?」
「明日は...いや、明日も暇なんだ。俺の暇潰しに付き合ってくれたら、嬉しいよ」
「本当っ?!」
輝いた染夜の瞳が、俺を見詰める。
「じゃあ約束、指切り」
少し強引に、染夜は俺の左の小指に、自分の左の小指を絡めた。
指切りげんまん、を、鼻唄を交え歌う。
「指切った...と」
「ああ、指切った...」
染夜の小指が離れてなお、染夜の熱が絡んで離れようとしない。
其れは店を出て、染夜と別れてからも同じ事で、其の日中は、左の小指の事を意識せずには居られなかった。
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