有給休暇中にヘドバンしすぎたせいか首が死んでいます。
たろ兄ことたろす@です。
えー、風猫様の作品を読み終わりましたので感想文第四弾。
例によって「おまえはどうなんだ?」と言うコメントは聞こえません。
「言葉が悪い」というコメントは聞こえません。
「そんなん言われても困る」とか言うコメントは聞こえません。
では、以下感想文。
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夢、快楽、死、鼓動昂ぶる(4/20 レス1~30)を読んで。
感想:
えーとですね。
まず某所で作者様の実際の実力がどうのこうのと少し物議を醸していたので率直なところを。
正直、描写や文章の流れ、全体(まだそんなに進んでいる訳ではないですが)の構成は文句なく上位の部類です。
さすがにいくつも傑作を書かれているだけある。
読者を引き込む文章構成だと思います。
難読語と言いますか、京極夏彦氏の様な言葉の使い方なので読みごたえはあります。
ただ、それ故に読者層を限定しそう。
とは言ってももうこれは作者様がどのような方に読んで頂きたいと思うかに依存するのですがね。
「拘り」なのかも知れませんが、一体どれだけの人があの文書からその物語へ入り込んでいけるかと聞かれれば僅かに疑問を感じます。
感情移入や、脳内でのイメージが難しいかも知れません。
作者様のおっしゃる通りのグロ描写が多数ですが、ストーリー性もしっかりしているので、それだけをただ書き殴っている作品とはわけが違う。
異能、グロ系の作品ではあるが面白いです。
ただですね、個人的にはもっと生々しくてもいいかなと。
例えば内臓を抉り出した時に出てくるどす黒い血、についての描写とか。
僕がちょっとオカシイ人間なので「個人的には」ですが。
バトル物好きにはもうちょっと戦闘シーンの緊張感が欲しいです。
こう、ヴォルテージが限界を突破したがむしゃらに振られる刃の感触、のような。
全体的にちょっと句点が少ない気がします。
もう少しこう、間をとっても良いんじゃないかなと。
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誤字脱字と、ちょっと気になる点を挙げておきます。
>>9
「春香は唇を強く噛締め痛みで同様を押さえ込もうとするが。」
同様→動揺? 「するが、」と句点で切っていい気がします。
>>10
「何もかもが思えば不気味で。」
ここも句点で切った方が良い気がします。
「全力疾走で百メートル近く以上走って」
誤植でしょうか?近くか以上、どちらか要らない気がします。
「彼女の披露はピークへと達する。」
披露→疲労?
>>11
「ハンカチに付着した血の臭い(を)嗅ぎ」
(を)が抜けている気がします。
「彼女は自分の胸にその鋭利な爪を突きつけてみたた。」
た、が二個入ってます。
「掘り下される瞬間彼女は信じられない物を見た。」
掘り→振り? 「瞬間、彼女は」句点を入れた方が読みやすい気がします。
「恐らくは自分この普通の人間とは違う爪で人を殺しているのだろう。」
・・・変な気がします。何と書こうとしたのかが曖昧なのでご指摘だけ。
>>20
「自分を追跡する者を恐れて逃げている(言う)様子もない。」
変なの入ってます。
>>30
「赤のもやを発する男とある本の数分前までは」
?こちらも曖昧なのでご指摘だけ。
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アドバイス:
全体的に句点が少ないです。
全部書くと大変なことになるので省かせて頂きますが、書きあがった文章を一度音読すると良いかも知れません。
誤字脱字を探すのにも役に立ったりします。
多くの漢字を使われている為かちょっと誤字脱字が多い気がします。
せっかくの良文が勿体ないです。
ワードの文章校正が便利ですよ。
もう少しだけ戦闘シーンに臨場感と言うか躍動感と言うか、が欲しいです。
こう、爪についての比喩表現であったり、武器についての質感なんかの描写があると、ぐっとバトル物っぽくなるかと。
まとめ:
個人的にはかなりお勧めの作品です。
文章全体の構成は本当に上出来の一言に尽きると思う。
作者様の腕が云々の物議は必要ない、断言する。
本当に良い腕をお持ちなの粗探しの様になってしまい申し訳ないのですが、少し誤字脱字、誤植が気になります。
欲を言えば戦闘シーンはもう少しだけ熱い書き口であって欲しいです。
これはもう作者様の書き口と僕の感性の違いなのでスルーで結構なのですが。
一話一話の区切りが絶妙。
続きが気になるだけでなく、更新待ちの間に読者は色々と思いを巡らせる事が出来ると思う。
読むだけでとても参考になると思った。
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えー、ホントに粗探しみたいになってしまって申し訳ないです。
いや、辛口でとの事なのでもうバッシング覚悟で粗探しをしました。
ホントはこんなこと書きたくないぐらいの出来です。
上に書いたのも「強いて言うなら」って感じですね。
さて、起きてからコメントを確認するのが怖いですが、今回はここまで。
であであ、たろす@でした。