----------------------
心安らぐ匂い、べっとりと絡みつく少し熱を持った何か。
指先にくっついたそれを少し眺めて、僕はきみから飾り物を奪い取る。
ゆっくり外す、乱暴にしちゃダメ、優しくね。
そうして真新しいまま、傷一つないきみの体をなぞって、僕はもっと深くへ下りていく。
ゆっくり開いて、そっと触れる。
熱っぽくて、ぬるりとしたきみの中を、僕はまさぐる。
少しずつ、奥へ奥へと進みながら、黙って僕の愛を受け止めるきみを見つめる。
嗚呼、見つけた。
これが、きみを困らせているんだね。
そう言って、僕は少し力を入れてソレを指で押す。
満足した僕はきみを洗って、上から新しく塗りつける。
べっとりとして、独特な匂いのするそれを。
そうして最後にきみを飾ってた物をまたきみに返す。
その時に、きみは決まって僕の指にかみつく。
きみは動く、熱く、早く、力強く。
僕は笑う、これだからきみを手放す事は出来ない。
そうして僕は手にべっとりとくっついたガンオイルを洗い流す。
道具を掃除して、きみをケースにしまう。
また一緒に戦いに行こうね。
----------------------
どうも、センチなままではいかんと思って銃の整備をしました。
たろちゃんことたろす@です。
官能小説じゃないですよ!
ちょっとヤらしく書いてみただけなんですよww
何でしょうね、あ、先に言っておきますがトイガンですよ。
カスタム品ですが銃刀法には引っかかってないです。
ちゃんと弾速計で測定してます!
----------------------
上で陽様が(>>61)銃の知識はどこで手に入るのか、と言う事をお尋ねしていましたので少しだけ参考資料を作ろうかと。
----------------------
であそういう事で、たろす@の銃器講座の始まり始まり。
えー、何から書こうか悩むのですが、、あずは此方でも恐らく多くの方が小説内でお使いになるだろうと思われる拳銃について書きましょうか?
一言で拳銃とは言っても、いくつか大まかに分類する事が出来ます。
まずはその分類の仕方から覚えていただきたいですね。
まずはホントに大きく、2種類に分ける事が出来ます。
・自動拳銃(オートマチック)。
・回転型(正式には円運動型)弾創式。
の2種類です。
自動式はまあご存知、ベレッタM9やコルトガバメントを代表にした
「射撃の反動でスライドが後退し、次弾が装填される」タイプのものです。
砕いて説明しているので、「まあそんなもんか」程度に認識してください。
回転弾創式、と言うのが俗に言うリボルバーと呼ばれるタイプ。
ハンマー(撃鉄)と連動してシリンダー(弾創)が回転することで次の弾が撃てる。
おまわりさんが持っているタイプ。
-------------------
長所と短所。
まず自動式の長所。
そもそも自動式と呼ばれるぐらいなので連射が利く。
基本的には初弾以外は手動で装填する必要がない。
(タクティカルリロードの場合は初弾すら装填する必要がない。)
回転式に比べて装弾数が多い。
種類豊富で大人も子供も自分の手に合ったものが選べる。
短所。
パワーの面ではどうしても回転式に劣る。
(もちろん例外もある。けどそれらはオートマではなくマグナムと呼ばれる。)
頻繁な整備が必要。
作動不良が起きやすい。
弾詰まりや排莢不良(ジャムと呼ばれる現象)に弱い。
次に回転式の長所。
何よりもパワーがある。
コルトアナコンダに代表される44mgは世界でも最も強力な拳銃のひとつ。
人間の頭部ぐらいなら易々吹き飛ばす。
回転式の為、不発でも次の弾が撃てる。
銃器の中でもかなり初期の段階(日本で言う明治維新の頃)に確立された作動方式なので作りが単純。
その為整備がしやすい。
自動式と違いスライドが存在しないのでサイティングのブレは反動だけ。
銃身が細いのでファストドロウ(抜き撃ち)しやすい。
短所。
装弾数が5、6発と少ない。
強力なマグナム弾を詰めている為反動が大きい。
リロード(弾込め)に時間がかかる。
連射速度は遅め。
----------------------
なんかこれだけで随分長くなったので次に続きたいです。
その前にちょっとした雑学。
コルト社のリボルバーはシリンダーが右回り。
それ以外は左回り。
漫画やアニメでたまに聞く「リボルバーカノン」は本当はリボルバーではない。
主に架空の銃にその名称がつけられる場合が多いが、本当はドイツ製の重機関銃の名前。
続く、と思います。
たろす@でした。