>>142のあとがき的ななにか。
*時計仕掛けの操り人形は、何を望んだんだろう?
リハビリとはいえ、この話は「艶」を意識して書いてみた。
人形に口づけるってさ、一種の性癖みたいに言われることがあるけれど、はたしてこの人形師ってそうなのかしらと。
貴方、は私、に熱を与える。これって、興奮しているとかそういうのじゃないと思うのよ。
人形師からみたら、私、は単なる人形の1つに過ぎなくて、でも、私、からみたら、私、は特別な存在である。
どの視点から読むかで、結構変わるんじゃないかな、うん。
私的には、彼女が心から欲したのは、貴方、の心や愛情ではなくて、自由じゃないかな、なんて思う。
自分の意思で動いているのは錯覚で、本当は貴方、が操っていることを知っていたんじゃないかしら。糸がなくても動ける貴方、と同等の立場にいられる。そんなことを望んだんじゃないかな、なんて。
そんな感じ。
*つくづく思ったけど、私ってこういうあとがきとか書くの向いてないかもしれない←