ぷよぷよ短編小説
!アセンショn(殴 あてんしょん!
この小説にはまたまたオリキャラが出てきます!嫌いな方はまたまたスルーお願いします!また、この小説はシリーズものになるかもです。
【つばきと黒き魂の試練】
「ここが…」
「試練を受ける場所?」
私はさくらつばき。隣にいるのは同じすずらん中学校に通う幼馴染のあんどうりんごちゃんだ。私は、五人のぷよ使いの「試練」に挑むため、夕暮れのプリンプ魔導学校へ来ていた。りんごちゃんは私の付き添いで来てくれた。
「しかし、技で学校を壊してしまうといけないのでは?」
りんごちゃんが、私に尋ねてきた。私は反応に困る。
「うーん、そうですよね…。大丈夫なんでしょうか…」
私たちはそういう面も含めて、ちょっと不安になった。
「それなら、心配いらないよ」
ふいに、上から声が聞こえた。見上げると、学校の屋根の上に、一人の女の子が立っている。金髪に若草色の澄んだ目、そしてあかぷよ帽子と太陽のような杖が印象的な子だった。私とりんごちゃんは、その子の顔に見覚えがあった。
「アミティ!?」
「あたしだけじゃないよ」
アミティがそういうと、屋根の上から人が飛び降りてきた。飛び降りてきたのは4人で、白いゴスロリ姿の小柄な女の子と、血のような色の目をし本を持った男の子、足元から何かが出ている真っ黒少年、黄色い生き物?の着ぐるみに身を包んだ、いかにも怪しそうなお兄さん?だった。
「あたしたち五人は、ここに来た挑戦者に試練を与える者。つばきちゃん、よく来たね」
そういうとアミティは屋根から飛び降りた。いつものアミティとは違って、何かすごいチカラを秘めているように思えた。
「さあ、試練を始めるよ!最初の相手はー…、シグ!お願いね!」
「わかった」
アミティがそういうと、シグとかいう真っ黒少年が頷いて前に出てきた。シグ君の右目は綺麗な蒼色だけど、左目は真っ赤だった。かなりのんびりしてるように見えるけど、その眼は負けない、と言っているように見えた。
「絶対負けない。ぷよぷよ通で勝負だ」
「我が血を受け継ぐ者よ。負けては私の名にも傷がつくのだからな」
「そんなことはないわ。運命で決まっているもの」
「もし負けても、私たちがいるから大丈夫だ♪」
なんだかこの子、すごく変だ。手は真っ黒で肥大してるみたいだし、何よりも足から出てる影みたいなのがすごく気になるけど…。
「わかった!ぷよぷよ通で勝負です!」
「セルリアン!」
「ええい、桜花乱舞!」
「行くぞ、ハイドレンジア!!」
この子は思ったよりかなり強かった。勝負はほぼ互角。言うなれば相殺合戦ってとこかな…。ってことは、あの人たちはもっと強いってこと!?
私は半分絶望した。が、すぐに体制を立て直す。
「紫陽花時雨!!」
私の最終必殺技だって、まだまだ負けてない。
するとシグ君が膝をつき、勝負は終わった。
「何てこと…。シグが負けた…?運命が乱れるなんて…!」
ゴスロリ姿の女の子が、私の勝利に驚いていた。
本を持った男の子も、驚きに目を見開いている。
「あれー?負けた。君、強いね」
「あなたこそ、強かったよ。ありがとう、楽しかった」
シグ君のことやっぱりちょっと気になったけど、そののんびりした笑顔は普通の笑顔だった。シグ君はもともとこういう子なのか、私は不思議に思った。
するとシグ君の身体が光に包まれ、黒かった髪は水色になり、右手も普通の手に戻っていく。足元から出ていたものも消え、見たところ普通の男の子になった。左目は相変わらず赤色で、左手も肥大したまま赤色になっていた。
「うーへー」
「えっ?」
シグ君は黒い状態の時よりも、ゆっくりと、のんびりとしていた。
「それが、シグの本当の姿だよ。試練に負けると、元に戻っちゃうの」
「そうなんだ…」
私はさっきまで笑顔だったシグ君の面影が消えたみたいで、少し残念だった。
「さあ、次は私が相手だ。我が血を受け継ぐ者を上回る、紅き悪夢のチカラ、思い知るがいい!」
次の相手は、紅い目の男の子みたいだ。なんだか、この子もすごく気になる。
でも、私は負けない。絶対に5人全員倒してみせる!
どうも、紅月です。書いてて思ったんですがサタン様のしゃべり方は語尾に♪をつけた方が可愛くなったwwwということでつけましたwww
闘いのシーン少なくてごめんなさい><書くの苦手なんですよね私…^^;
自分の大好きな黒シグをあっけなくぶっ倒すのはかなり気が引けましたwww
ちなみにかなり長文になってしまったので、オリキャラ紹介は次で載せるかもです。申し訳ないです><
次はおそらくチャレンジ組人気ナンバー1であろうあや様を倒すことに…
ファンの皆さん本当にごめんなさい><
【つばきと紅き魔物の試練】
「小娘、諦める気はないのか?」
「はい、私はこの試練に生半可な気持ちで挑んでいるわけではないので」
「そうか…」
目の前にいる男の子は、クルークと言っていた。なんだか、シグ君と同じようなチカラを感じる。私がシグ君を見ていると、クルーク君が声をかけてきた。
「お前、あの者のことを知りたいか?」
「えっ?」
「あいつはもともと、私と同じ魂だった。だが私の紅き魂はこの本に封印されたが、あいつの蒼き魂は残り、あの少年の姿になったのだ」
「そうなんですか…」
私はまさか、もともと同じ魂だとは思わなかった。驚いたけど、それより気になるのは、本から出ている紫色の魂だった。
「まあいい、私とはなぞぷよで勝負をしよう。手加減はしないぞ、小娘」
「望むところです!」
勝負は先に4問正解した方が1本、先に2本先取した方が勝ちだ。
しかし私は1本は取ったが、クルーク君に1本取られてしまった。
次に勝った方が、勝利になる。
「ふふふ、諦めが悪いな小娘。知恵でこの私に勝てると思うなよ」
「知恵なら、私だって毎日学校で勉強してますから!成績だって上位ですっ!」
私は残すところあと2問、対するクルーク君はあと1問だ。
そこで、私にとって有利な問題が出される。
「2色以上同時消し…、この問題もらったっ!」
クリア。残りはあと1問、だが次の問題は…。
「3連鎖以上…!?」
私は急いで連鎖を組み上げる。だが、連鎖を発動させるタイミングはほぼ同時だった。
「この勝負、もらったぞ!これで終わりだ!」
「さっせるかぁー!!!」
最後のぷよは、ほぼ同時に消えた。
だが、判定は……。
「この勝負…、つばきちゃんの勝ち!」
「やったぁっ!」
「なぬっ…。ぐ…、ぐああああっ!」
クルーク君の身体が光に包まれていく…。そこにいたのは、さっきまでとは似ても似つかない男の子だった。髪は赤みがかった茶色ではなく、こげ茶のぼっちゃんカットで、目はアミティと同じ緑色だった。手にした本からは紅い魂が出ていて、メガネは相変わらず変わっていなかった。
「えっと…、クルーク君だよね?」
私は一応聞いてみた。
「ま、まあそうだけど…。ハッ!き、君が僕の身体を取り戻してくれたのか?」
「身体って?」
「僕はこの本に封印されていた奴に身体を奪われて、本に封印されていたんだ。ああ、ありがとう…!」
「そ、それはどうも…」
つまり、本から出ていたあれは、本物のクルーク君の魂だったのか。
さっきまでの紅い目のクルーク君は、本当はクルーク君じゃないんだ。
私は納得した。
「クルークが負けてしまっては仕方ないわ。次はワタシが相手になりましょう。ワタシはフェーリ。ワタシの占いは外れたことはないの」
次に出てきたのは、白いゴスロリ姿の小柄な女の子。幼そうに見えるけど、どこか落ち着いている。見た目とは裏腹に、手にしているのはごすんくぎだ。
「運命では、アナタは次の勝負で負ける…。そうなっているわ」
「なら、その運命、変えて見せます!」
残りは3人。この調子で行けるといいけど…。ちょっと、心配だな。
またまた紅月です。3回連続で更新すいませんwwww
1話目よりかなり短くなってしまいましたが…。
次はいよいよ天使フェーリちゃんです^^私はフェーリちゃん結構好きなので1話2話に続き気が引けますが、なんとか頑張ります^^;
それと、つばきちゃんの紹介載せます。遅くてごめんなさい><
【オリキャラ紹介】
佐倉 椿(さくらつばき)
ピンク色の三つ編みに、浅葱色の目をした少女。すずらん中学校に通う中学生でりんごやまぐろとは幼馴染。花屋さんの一人娘。日本舞踊を習っていて、書道部と物理部を掛け持ちしている。プリンプで会ったエコロと性格が似ているため、一目惚れする。礼儀正しく真面目だが、本当はイタズラが好きできまぐれ。クラスの人気者で、学校では生徒会副会長も務めている。
なんかオリキャラばっかり混ぜてますね…。
この短編が終わったら、真面目にオリキャラなしで頑張ります。
【つばきと白き運命の試練】
「ここまで強いなんて、アナタちょっと見直したわ。でも、ワタシだって負けるわけにはいかないのよ」
フェーリちゃんは、手にしたごすんくぎを前に突き出して言った。
「ワタシとは、ぷよぷよで勝負よ。相殺はできないから」
「わかりました。その勝負、受けて立ちます!」
フェーリちゃんの占いは、本当によく当たるだけある。
私はフェーリちゃんに1本先取されながら、厳しい戦いを繰り広げていた。
何とか私も1本取ることはできたが、相殺ができないだけでこんなにも厳しいんだなと嫌でも思ってしまう。
「アナタ、なかなかやるわね。でもこれは運命、変えることはできないのよ!」
「そんなこと、ないっ!」
「やっぱりアナタ、諦めが悪いワ!」
何を言われようが、私はそんなの耳に入らなかった。
そして、フェーリちゃんが技の構えに入る。
「いくわ、フリンシパル・スター!」
「負けない、紫陽花時雨!!」
私たちはほぼ同時に、最終必殺技を繰り出した。
こんなところで、負けられない…っ!!
私は必死になって耐えた。
「きゃっ」
ついにフェーリちゃんが膝をついた。それを見て私は安心して膝をつく。
私もかなり息が上がっていた。
「ワタシが負けた…?そんな…」
フェーリちゃんは光に包まれ、白かったゴスロリは暗い色になっていく。なんだか、さっきの天使みたいなイメージとは違って、暗い感じがする。
「アナタ、やるじゃない…。アタシの予知した運命を覆すなんて…」
この子、はっきり言って、怖い。
そう思っていると、黄色い生き物?の着ぐるみを着たお兄さん?が前に出てきて、私を見て言った。
「やるじゃないか♪次はこの私が相手だ♪手加減はしないからな♪」
うっわー、この人、ちょおと危ないパターンの人だよ。語尾に♪ついてそうな感じだなぁ…。(実際に付いてますがwwww)
「それにしても、お兄さん、それもしかして、お兄さんの趣味ですか?」
「なっ…、違うぞ!私は絶大な魔力を誇る闇の貴公子、サタン様だぞ!」
いやいや、全然説得力ないから…。
なんだか強そうな感じはしないけど、次何が起こるか分からないし、油断できないな…。
どうも、またまたまたまた紅月ですwwwwそろそろ「お前何度出てくんだよマジで邪魔いい加減引っ込め!!」と思う方も居るかもしれません。でも暇なのもなんなので連続で更新させてもらいました。
前回でオリキャラ入れないようにと言いましたが、次に入るかもです><
次はすずらん中学校の文化祭を書こうと思っています。できればギャグにしたいんですが、できるかどうかはわかりません><
次は自称モッテモテの変j((殴 サタン様です!(痛いなオイ!)
サタン様も、ていうか全員好きなので、書いててかなりつらいっす;;
次も頑張ります><