というわけでまあ始まった今回のコーナーですが、ようするにあれです。ポケモンには最初に貰える3匹のポケモンがいますが、それらを御三家と俗に言うわけですね。で、このコーナーではその世代の御三家をコンプして”ガチ”で育成し、対戦で使ってみた感想を述べていくというものです。タクのポケモンパーティーと違うのは、あれです。こっちは御三家全体の考察とか要するに御三家に特化させた情報を中心に載せていきたい所存です、はい。
さて、タクは現在、第1世代、第4世代、第5世代の御三家の育成をコンプリートしていますが、第1回はタクが初めてゲームとしてのポケモンに触れたきっかけである第5世代です。
さて、実は何回かあるこのコーナーですが、この記事もどんどん更新されていきます。主に作者が新しい型を育成するたびに。
後、育成論というよりは育成メモです。他の人の育成論とかそういうのを参考にしたものばかりなので。
第五世代御三家(BW・BW2)
特徴:3匹とも可もなく不可もないステータス。良くも悪くもストーリー向けと言った感じで、尖った特徴を持つイッシュの野生ポケモンに押されがち。隠れ特性が未解禁というのもネック。しかし、特徴が全く無いわけではない。ジャローダは火力が無い分、高い素早さと耐久、そして厭らしいSMプレーを強要する補助技を持ち、エンブオーはかなり鈍足ではあるが高い攻撃・特攻種族値に留まらず、威力の高い技や貴重な先制技の不意打ち、そして炎タイプ唯一の水技、熱湯を持ちます。最も半端に鈍足で器用貧乏と言われるのが水のダイケンキですが、実はこいつもXYでの急所率の仕様変更や突撃チョッキで強化はされており、そして何より多彩な技のレパートリーと両刀向けのステータスが強みです。半端に硬いというのも実は特性の激流発動に1役買っています。何よりビジュアルがイケメンです。
……と書いただけでは強そうに感じますが、実際は使うにはかなり使用者の腕が試されるといったところ。初回からこんなので良いのかと言われそうですが、何せこの3匹への思い入れが強いからです。申し訳ありません。
No497:ジャローダ
分類:ロイヤル
種族値
HP:75
攻撃:75
防御:95
特攻:75
特防:95
速さ:113
解説:草タイプの中では耐久よりなロイヤルな蛇。この攻撃と特攻ではアタッカーとしての運用はきつい。後、ファイアローもきつい。だが、ゲンガーやガブリアスなどに役割が持てる。遺伝技の蛇睨みは電磁波とは違って地面タイプにも効果があるのが強い。それをこの速さで放つのだからまさにドS。
よって、この速さからの麻痺播き……だけではなく、やどみが戦法が強力である。
んでもって宿木で緊縛プレーとかやっぱドS。ぜひ、♀で育ててNNをエンプレス(女帝)にしたいところ。相手に宿木で寄生するし。ああジョジョ3部の見過ぎか。
育成メモ
やどみが型
性格:陽気
特性:深緑
技:リーフブレード、蛇睨み、宿木の種、身代わり
努力値:HSぶっぱ、残りA
持ち物:レッドカード(ただし食べ残し推奨)
使用感想:リーフブレードが思ったより良い火力出してた。やどみががしたいなら持ち物は食べ残しにするべきだったと後悔している。そして、何よりもこの速さからの蛇睨みが強力。BW時代とは違い、命中率を恐れる必要も無い。とりあえず相手1体を機能停止に追い込めればそれで良いだろう程度だったが、この間のフレ戦では思った以上の活躍をしてくれた。
今後の育成予定:物理アタッカーとしての育成を考案中。こいつにはとぐろを巻く、という優秀な積み技があるのだ。
No500:エンブオー
分類:大火豚
種族値
HP:110
攻撃:123
防御:65
特攻:100
特防:65
速さ:65
解説:HPが異常に高いが、どっかの力士のように防御と特防が低い所為で耐久は恐らくオール80程度。そのため、当時のトップメタだった猿に使用率は押されることに。物理火力はバシャーモさえも僅かに上回るが、鈍足がやはり足を引っ張る。それでも技のレパートリーは諸刃の頭突きにワイルドボルトと様々なタイプが揃っている。何より猿やバシャにないのは”不意打ち”である。陸上グループなので主にクチートから遺伝すれば良い。
……しかし不意打ちとは登場して散々不遇な扱いを受けた所為か、ワルに目覚めたかエンブオーよ。あ、クイタランが泣いている。そっとしておこう。
さて、不意打ちも強力だが、両刀にするなら熱湯も見逃せない。炎タイプで水技を覚えるのはこいつしかいないのだ。特攻も決して低いわけではないし。
というわけで、物理アタッカーか両刀アタッカーとしての育成が主となるだろう。
環境ではガッサが減ったり不意打ち習得でむしろ追い風となっている。エスパーに縛られないということがバシャーモや猿との差別化にもなっているため、強化されていると言えるだろう。
物理アタッカー型
性格:意地っ張り
特性:猛火
技:フレアドライブ、諸刃の頭突き、ワイルドボルト、不意打ち
努力値:HAぶっぱ、残りD
持ち物:先制の爪
使用感想:元からHPは高いため、Bに厚く振るべきだったと後悔。火力も微妙に足りなかったので火力アップアイテム推奨。汎用性を生かしたいなら達人の帯とか命の珠がいいけど、後者は反動がかなりきつくなる。上から殴られて死ぬことも多かったため、失敗だったと反省。
というわけでこれから育てる人にはABかADぶっぱをお勧めする。
今後の育成予定:炎技は接触反動とリスクが大きすぎる。よって、特殊技の方がいいと考えた。そのため、ヒヒダルマとの差別化も兼ねて、両刀アタッカーを考えている。
No503:ダイケンキ
分類:貫禄
種族値
HP:95
攻撃:100
防御:85
特攻:108
特防:70
速さ:70
解説:なあ、知ってるか? アシカってラッコが進化した生物なんだぜ。嘘だぜ。いや、でもダイケンキの場合は当てはまる。でも格好いいから許す。ステータスはかなり平均的。物理も特殊もやれるが、ここで特殊のエンペルトと物理のオーダイルという壁が出てくる。こいつらの方が火力は高い。しかし、逆に言えば特化したこいつらに僅かに劣るステータスを両方共持ち合わせ、さらに剣の舞、気合溜めという優秀な積み技、そしてメガホーンにエアスラッシュという単水には珍しい技の組み合わせ。地震やエッジといった汎用性の高い技を覚えないが、その分他のタイプの技のレパートリーが多く、読まれにくい。さらにアンコールや挑発、といった補助技も覚えるため、読みはずしを狙いやすいのだ。物理耐久もオーダイルには劣るが一応アローの鉢巻ブレバを耐久調整次第で確2に抑えられる程度はある。何にせよ、普通に使っても置物になるだけだが、使いこなせば強いので使い手の腕が試されるポケモンだろう。また、半端な耐久のおかげで激流発動が狙いやすい。両刀型ならどのステータスが上昇しても困らないので、スターの実と組み合わせると良いかもしれない。
後、作者のお気に入り。Xワードでもライガがミジュマルをゲットしたし。命と破壊の遺産でもバーミリオンが使ってるし。
両刀型
性格:うっかりや
特性:激流
技:アクアジェット、メガホーン、ハイドロポンプ、冷凍ビーム
努力値:H252 A54 B84 C114 D4 S4
持ち物:達人の帯
使用感想:霊獣ランドロスやファイアローなど、タイプ的に有利な物理相手に対してはかなり有利であることが分かった。サイクル戦の中でちまちま削っていって後続でダメ押しする戦い方が一番良いと思う。激流アクアジェットの威力は甘く見ない方が良い。その場で倒されなくても後続にあっさり倒されることがある。後、アンコール警戒か挑発が飛んできたりした。流石に特殊草に対してはめっぽう弱い。突撃チョッキも良いかも。
また、有利な相手に対してはとことん有利なので、上のジャローダで麻痺を撒いてからとっととドロポンなりアクジェなりで上から叩きたいところ。
今後の育成予定:確定急所型を作ってみたくなった。バシャーモと違うのは、先制技と弱点が少ないことだと思う。思いたい。後、スカーフで殴るのが好きな自分としては最速スカーフも使ってみたくなった。
結論から言うと、ジャローダはかなり使いやすかったです。エンブオーはまだまだ育成が甘かったということで。ダイケンキはもう少し研究すればもっと使いやすくなるかもしれません。さて、いかがだったでしょうか。今回の記事を見て「あ、第五世代御三家欲しいな」と思った方は申し付ければ孵化余りでよろしければ差し上げます。一応コレクション的って言うか図鑑埋めにもなるし。次回は第一世代です。順番ばらばらですが、気にしない。
それでは、また。