【改造人間は不老不死に恋をした】
(探偵事務所小説の電ルイ過去と未来編です、しいにい空気)
主人公
高音電池(歌い手の電池切れさんイメージ)
雪原瑠衣(俺イメージ)
電:偶然からはじまる 必然の一場面(ワンシーン)
その席に見えたのは ひとつのゲーム機
瑠:普通の教室の中に 転校してきた少年に
話しかけられて、怖くて逃げ出した
電:「出会い」は
瑠:終わりに
電:続く
瑠:シナリオ
二人:だからわざと 秘密を隠した
「その…よろしくな、瑠衣」
話したい、なんて 触れたい、なんて
変じゃない、なんて思わない
瑠:変な僕と
電:人じゃない俺が
二人:「出会う」其れが終わりさ
瑠:なんでだって聞いてみたって
運命は変わらない
電:ああ どうして、お前が?
どうして、俺が?
改造人間と普通の少女、なんだ
電:きっとお前は今日も この場所にやってくる
そして俺は今日もずっと 自分の事明かせない
瑠:君は教室の隅で いつも通り、勉強中
あたしは気付かぬ振りしたまま 話しかけれない
電:視線は
瑠:絡まない
電:声は
瑠:届かない
二人:ため息だけが虚しく重なる
「あのさ…ラーメン食べに行かない?」
二人:会えなくたって 触れなくたって
話せなくたっていいから
電:頼りない君と
瑠衣:ぎこちない僕が
二人:其処に居るだけでいいんだ
瑠衣:これが恋だって言わないなら
言葉なんて、無くていい
電:ああ 考えたって 考えたって
エンディングは変わらない
電:笑いたかったんだ たのしかったんだ
言いたかった、ほんとは
かわいいお前とおかしい俺が
出会い、結ばれる結末(エンド)
瑠衣:何回だって 生きかえろって
神様に願ったよ でも…
二人:悲しいくらい、悲しいくらい
電:改造人間と
瑠:不老不死、なんだ
電:泣いてるお前を慰めたくて
伸ばした腕が、震える
愛しているよ 抱きしめたいよ
だけど、できないんだよ…!
瑠:どう足掻いたって どう願ったって
この魔法は 消えない
だから、ただ待ってるよ
君が戻るまで、あの事務所で
ずっと…