Re: 「  」 ( No.180 )
日時: 2016/10/18 15:57
名前: 月白鳥◆8LxakMYDtc (ID: XR0mf67E)

*ちょとばかり

 マスタァの現行機体にまつわるなんじゃもんじゃ。
 名前だけは決まってたけど、裏で執筆している分でちょっとまとまったので一気に放出。


【汎用人型ライブドロイド “Usually”】

 魔法工学と機械工学の粋を集めた、曰く「人として当たり前のことを当たり前のようにこなせるだけのアンドロイド」。
 外殻が全て生体金属で構成されており、触覚や痛覚、温度感覚、果ては味覚や嗅覚に至るまでほぼ完璧に再現する恐るべき代物。ただし、全身の感覚を全て処理できるAIが存在しないため、機体には知覚情報処理専用のAIが備えられ、ある程度微弱な感覚は無視するように作られている。
 胴体に水冷タンクや回路、モーター、バッテリーなどが組み込まれている以外、身体構造もほとんど人間と同じ。身体能力も大体人間と同じレベルで、普通の成人男性よりもやや良いくらいがデフォルトの設定となっている。ただし、自身の体重を支えるために脚力と腕力、握力が非常に高く、成人男性三人分くらいの膂力がある。
 肉体的な疲労の概念は特にないが、バッテリーで動いているため、定期的に充電が必要。充電が切れると極端にパフォーマンスが落ち、充電切れ状態が続きすぎるとその場で停止する。とは言え、周囲の魔力を吸い上げて電力に換える補助機構を標準搭載しているため、充電が切れても四時間くらいは活動可能。
 約六時間でフル充電、活動可能時間は四-八時間。充電が完全に切れてしまっても倒れこまないよう、全身の関節に非常ロック機構が付いている。
 水冷タンクと生体金属の外殻のせいで、アンドロイドとしてはかなり重く、細身の外見に反してその重量は100kg超。

 「汎用」の名が示す通り、機体に組み込むAIとオプション次第で人間の成しうる大体の用途に転用可能。マスターのように諜報用AIを組み込むことで情報処理に特化させることも、身体機構を補強すれば軍事用の突撃兵にすることも出来る。ただし、重量の関係上高所作業には向いていない。
 愚痴やストライキを起こさないことから、人件費削減を謳う企業で事務員や工員として採用されているが、そのような泥臭い仕事をさせるためのAIが普及していないため採用数は少なめ。むしろ、マスターのように元々PCで使用するためのAIを転用した情報兵器としての用途が主である。

 マスターはこのライブドロイドの試作機にあたり、補助AIや自己修復機能、各種処理系に拡張機能が付いている。また、補助AIによる学習能力が高く、より人間臭い言動が可能。
 尚、この機体を製造する技術を有していた世界線は既に滅びており、他の機体もその際に全て消失してしまったため、マスターの現行機体が現存する唯一のライブドロイドとなっている。

*レポートやろ……