Re: *Memoria* ( No.320 )*めもりあ
Dr.Glim(グリム博士)
生物災害対策機関(BCO)の一部門、生物災害隔離部門のHA支部(iso-ha)の総合監督官を勤める博士。男性、恐らく四十代。専門は毒性学。
メイデイ事案が発生した際、避難者の殿で誘導指示を続けていた博士。また、前任の総合監督官であるDr.Andersenが遺したデータの引き取りや文書の解読作業をほぼ一人で完遂した。この業績により区画監督官から支部の総合監督官に出世、支部全体の生物災害の隔離と生体の研究に熱を挙げている。
文章から察せられる限り、きわめて冷静沈着な性格。高い判断力と統率力を持ち、総合監督官の肩書に相応しいカリスマを秘めているようだ。反面、自身の身体よりも機関の理念や後進の育成を優先して行動しており、自身を傷つけることを厭わない節がある。
大変な酒好きで、『ポストの墓場』をよく利用する常連客の一人。カウンターの隅の方でショットグラス四杯分だけ消費したら帰るのがいつものパターンだが、飲み会となればボトルで鯨飲も辞さない酒豪である。羽振りがすごくいい。
総合監督官就任後に起きた漏洩事故(通称“フライ・デイ”事案)により両足を喪失。仕事場では義肢を装着しているが、オフ時には車椅子を使用している。また、事故の際に強力なアレルゲンと接触し声帯を激しく損傷したため、声が掠れている。
しかしながら、それだけの怪我と後遺症を負って尚、彼の研究への情熱と機関への忠誠が冷めることはない。
何故か顔の印象だけが極端に残りにくい。誰もがこの博士について「四角い眼鏡と中肉中背の白衣を着た身体が歩いている」と感じており、眼鏡が変わるだけで人物の判別がやたらと難しくなる。そのせいかiso-haでは彼に似た眼鏡の着用が禁止され、博士にも四角いフレーム以外の眼鏡の着用が禁じられた。
Re: *Memoria* ( No.321 )*めもりあ*
Dr.Andersen (アンデルセン/アンダーソン博士)
iso-haの元総合監督官。男性、四十代後半。専門は菌類及び細菌と封じ込め手順の開発。
iso-ha内の大規模漏洩事故(通称“メイデイ”事案)が起こった時、総合指令室から避難誘導指示を出していた監督官。また、個人的に研究していた生物災害の隔離手順や隔離区画の脆弱性についてのデータを(意図的にか偶然にかはともかく)『ポストの墓場』に託した。
異常なほどの慎重屋。リスクマネジメントに神経を尖らせるあまり、学生実験レベルの大したことのない失敗にまで警報を鳴らして研究員を混乱させることがあった模様。また気弱で優柔不断に見えるところがあったらしく、グリム博士を始めとした自分より立場の低い研究員からナメられていた。
実際は総合監督官と呼ばれるに値する高い判断力や行動力を持ち、メイデイ時にそれは遺憾なく発揮されることとなる。
メイデイ事案に際し、自身以外の全ての研究員を避難させた彼は、自身ごと隔離施設を封じ込めることで外部への漏洩を食い止めた。
その後総合監督室へ侵入した生体と交戦するも、命を落としている。交戦時に爆薬を試用したらしく、ブラックボックスは粉々に破壊されていた。