Re: *Memoria* ( No.328 )
日時: 2017/03/24 00:53
名前: 月白鳥◆8LxakMYDtc (ID: Rxy6Etxo)

*めもりあ
『棺桶には千寿菊を一輪』の設定。ガンガンネタバレ。

アザレア(Azalea)

 本編の主人公。本名不明。18歳。
 両親と死別し、妹と二人暮らしをしている以外はごく普通の女子高生――だったのが、初春のある日に突然異世界へ招き入れられてしまい、帰るために“物殺し”となることを強いられた少女。
 気丈ではあるが凡庸の範疇を出ず、訳の分からない状況に放り込まれたら普通に戸惑い恐怖するごく当たり前な感性の持ち主。可愛らしい小物や綺麗なものの収集を密かな趣味とし、ちょっと負けず嫌い。どこまでいっても市井に溢れる一般の女の子でしかない。
 しかしながらそれは表の顔で、一度物殺しとしてのスイッチが入ると豹変、あらゆる状況に対して無感動な冷血の殺し屋と化す。その切り替えの完璧さは疑似的な二重人格とさえ称され、戦い慣れした者すら驚くほど。
 色素が薄く色白。髪の毛はライトブラウン、眼の色は明るめの鳶色。招きこまれた当初は部屋着のパーカーとスウェットを着ていたが、後に仕立て屋のシズによって新しい服が仕立てられた。

 迷い込んだ当初こそただの少女であったが、その後のキーンやスペクトラ直々の仕込みによりめきめきと上達。今や“粗悪品”と一人で渡り合えるほどの実力を誇る戦闘ガール。それでもスペクトラには足元にも及ばないし、カシーレには体格差でぶっ潰される。
 その戦法は一撃必殺で、生ける物の人と物の境目にナイフを潜り込ませ、切り離すことで即時物に還す手法。元はスペクトラの用いている戦法であったが、それをキーンが彼女用に編集したものを習得している。また、小柄で華奢なため敏捷性に優れ、抜き打ちの一発を避けるなど勘も中々鋭い。
 不意打ちが得意そうに見えて全然ダメなので、物殺しの仕事を遂行する際は真正面から正々堂々と名乗り出て殺しに来る。彼女がその対象に選ぶのは大抵何度か物殺しを見てきた物たちであるため、抵抗に遭うことは意外なほど少ない。

 アーミラリから“案内人特権”と称した能力を一つ与えられており、「花言葉を持つ」植物を無尽蔵に生成できる。とは言え、それだけでしかないので戦闘ではほぼ無力。彼女は主に還した物への献花を捧げる為に能力を使用している。
 尚、彼女自身はこの能力を結構気に入っており、暇なときは香りのよい花を生成して自分の身を癒している。