干支パ1 酉・子・未・丑・申・巳編 ( No.394 )
日時: 2017/01/01 10:26
名前: モノクロ◆TA5TcW1sTQ (ID: dSrea.8Y)

 というわけで、2017年、干支パその1です。
 こっちは酉年のポケモンも投入し、構築もちゃんと考え、基本選出も決まっているメインパーティーになります。
 その構築というのが、天候パ、トリルパなどの、フィールド干渉系パーティーにして、今作で大きく強化されたであろうフィールドパ。その中でも最も強いんじゃないかと思われる、エレキフィールドパです。
 また、何気に六体のうち三体が拘ってるという、これはこれでクレイジーなところのあるパーティーだったりします。
 面子は以下のようになっています。

カプ・コケコ
ライチュウ
エルフーン
ケンタロス
ナゲツケサル
ギャラドス

 遂に解禁された準伝のカプ・コケコと、エレキフィールド上で倍速となるライチュウの並び。カプ・コケコで火力を強化しつつスピードを上げてガンガン殴る構築です。ぶっちゃけ他の四体はこの二体のおまけです。
 以下、各ポケモンの詳細となります。



カプ・コケコ(NN:おにわとり):―:臆病:エレキメイカー:CS極振り
持ち物:グランドコート
技:十万ボルト、ボルトチェンジ、マジカルシャイン、目覚めるパワー(炎)
概要:今年の干支である酉枠。今回の干支パ計画のために厳選したメレメレ島の守り神。鳥類のポケモンは数あれど、鶏がモデルのポケモンっていなかったのですが、コケコは名前からしてもう鶏なので、今回の干支パにピッタリということで採用しました。また、今回のメインパーティーの核です。初手で出してエレキメイカーでフィールド展開。超火力の電気技でゴリ押していくというスタイルです。とにかくアロライとの組み合わせが強かったですね……フィールド展開って馬鹿になりません。また、コケコ自身もメインアタッカーとしての火力を持ち、掃討役になれるスピードもあり、ボルチェンで後ろに繋げたりと、展開したフィールドを生かして八面六臂の活躍です。持ち物は新道具のグランドコート。天候岩や粘土のフィールド版ですね。エレキフィールドの持続時間が伸びるので、後続のサポートに繋げやすいのがよかったです。悪くない持ち物ですね、これ。NNはおにわとり。由来はきゆづきさとこ先生の漫画『GA 芸術家アートデザインクラス』に登場する鶏、おにわとり様から。この作品はモノクロに日常系アニメの素晴らしさを教えてくれた良作でして、ほんわかした雰囲気と、行き過ぎずもテンポの良い会話劇、時折見せる不思議でミステリアスな感じに加え、ちょっぴり見せる柔らかさのある葛藤、苦悩が魅力です。



ライチュウRF(NN:シロップ):♀:臆病:サーフテール:CS極振り
持ち物:アロライZ
技:十万ボルト、ボルトチェンジ、サイコキネシス、ほっぺすりすり
概要:子枠。みんな大好き電気ネズミのアローラの姿。コケコのフィールドサポートを受けて戦場をエレキサイーフィンするネズミです。なんというか……強かったです。普段からアロライにはそれなりに可能性を感じていたんですけど、ここまでとは、という感じ。普段は使いどころがあまりないサーフテールですけど、素早さ二倍ってやっぱ強いです。しかも、ライチュウ自体が元々高速なので、舞った相手すらも抜き去って電撃を浴びせる超高速アタッカーと化していました。その電撃も、普段なら火力不足気味ですが、エレキフィールドで強化されているのでタイプ一致補正と合わせて威力二倍っていう。極めつけはアロライZによる、一撃限りの超高火力Zワザをぶち込めるところですか。受けすらも許しませんが、草結びやめざ氷はないので、地面は無理です。あっても火力足りなくて突破できなさそうですけど。NNはシロップ。由来は、パンケーキにかけるものと言えばシロップだからです。



エルフーン(NN:メイ):♀:臆病:すり抜け:CS極振り
持ち物:珠
技:ムーンフォース、エナジーボール、暴風、とんぼ返り
概要:このパーティーできつい地面避け見せポケその1な羊枠。毎回この枠には苦労するんですが、今作ではデンリュウがいないので仕方なくコイツ。もふもふだから許される。エルフーンと言えばやどみが戦法が有名ですけど、今回はアタッカー型です。というのも、理由はいくつかありまして、一つはやどみが型エルフーンは過去作で既に育成していること。まだバンク解禁前とはいえ、同じ型のポケモンを二体作るのもなぁ、と思ってこっちを育成。もう一つは、アンコの異伝が面倒だったからです。後述するイーブイエボルブバトンの起点役にしようとかも考えてましたけど、やっぱアンコ必須なんで、面倒になってやめました。見せポケなので選出はなかった。強いかどうかは知らん。ただ、眼鏡もギャラに取られているので、火力は足りないと思うんだよなぁ。ちなみにとんぼ返りを入れているのは、このパーティーがそもそもトンボルチェンのギミックを組み入れているからです。NNはメイ。由来は、最近流行りのスマホTCG『Shadowverse』のカード、《ベビーエルフ・メイ》から。1コストで延々使い回されて盤面をチクチク刺してくる嫌な妖精さんです。モノクロはそんなエルフが好きです。



ケンタロス(NN:ぎゅうどん):♂:陽気:威嚇:AS極振り
持ち物:鉢巻
技:恩返し、思念の頭突き、地震、ワイルドボルト
概要:以前はミルタンクだったから、それと対にする形で選んだ丑枠。このパーティーで数少ない物理アタッカーです。ケンタロスって初めて使いましたけど、スペック的にはこいつ強いと思うんですよね。それなりに火力が高くて、110族というライチュウと並ぶ高速、威嚇による物理耐久の底上げ、弱点は格闘のみと、普通に強い要素が揃ってます。技範囲も広いですしね。まあ、こいつを選んだのは前述したように、以前がミルタンクを丑枠にしたから、なら今度はケンタロスだ、みたいな感じなんですけど。技も結構適当ですしね……メンウェポンの恩返しに、範囲の広い地震。あとは、エレキフィールドの恩恵を受けられるワイルドボルトに、格闘に刺さって、かつどうしようもない時の怯み期待に思念の頭突きです。NNはぎゅうどん。由来は牛丼……ですけど、一応もう一つあります。天野明先生の漫画『家庭教師ヒットマン REBORN!』に登場する牛です。作中のキャラクターであるランボの匣兵器の名前なんですけど、雷属性の闘牛なので、エレキフィールドでワイルドボルトするケンタロスにはピッタリかなって。わりとこのNNの充て方は気に入っていたり。



ナゲツケサル(NN:モンタ):♂:陽気:レシーバー:AS極振り
持ち物:スカーフ
技:インファイト、地震、岩石封じ、とんぼ返り
概要:こいつも使わなかった申枠。バンバドロにインファイト遺伝させるために作ってそのままついでだからと干支パに組み込んだ。アローラ出身にしては高めなSと、それなりに高火力で耐久もあるポケモン。ただ、特性が完全にダブル専用なので、シングルだと死んでいるんですよね……負けん気が解禁されたらそっちで作り直します。選出しなかったので強いかどうかは知らん。とんぼ返りでサイクル回したり、岩封で起点にならないようにしたりします。そもそもインファでぶっ飛ばすのが役目なんですけど。NNはモンタ。由来は、稲垣理一郎先生の漫画『アイシールド21』に登場するキャラクター、雷門太郎のあだ名、モン太から。ナゲツケサルってアメフト選手がモチーフらしいですけど、猿でアメフトっていったらこのNNにするしかないでしょ。



ギャラドス(NN:ダイダロス):♂:控え目:威嚇:CS極振り
持ち物:眼鏡
技:ハイドロポンプ、暴風、冷凍ビーム、十万ボルト
概要:今回のビックリ枠にして、地面避けその2であり、巳枠。ドラゴンタイプじゃないからこいつは蛇だ。今作でギャラドスは暴風を覚えると知ってから、絶対に作ろうと思ってた特殊型ギャラドス。ギャラって結構、特殊技のバリエーションも豊富なんですよね。火炎放射も使えますし。今回はタイプ一致のメインウェポン二つに、四倍龍にぶち当てるための冷ビ、そしてエレキフィールド活用のための十万採用です。とにかく相手を驚かせたくて作りましたけど、まあ役に立つ場面では役に立ちました。ギャラはギャラを相手にすると、主に作用される攻撃技が通らなくなって泥仕合と化しますが、こいつは十万あるからギャラドスミラーには強い。それに読まれない。NNはダイダロス。由来は、遊戯王OCGに登場するモンスター《海竜―ダイダロス》から。いや、龍じゃないよ? 蛇だよ?



 試運転とかもできずにぶっつけ本番みたいに対戦しましたけど、予想以上にコケコアロライの並びは強かったです。
 本当はルガルガンでステロ撒いてイーブイでエボルブバトンして全抜きとか、積バトン系の構築も考えていたんですけど、トンボルチェンギミック採用のこっちでよかったです。この並び、なかなかいいですね。
 では、次が残る六つの干支で構築されたあまりものパーティーになります。
 ただ、スペースがないので続きは次レスで。