>>394の続き。
こっちは完全にあまりもので構成されたので、構築もクソもないガタガタ欠陥パです。ただ、個々のポケモンで強いな、と感じるものは少しだけありましたね。
面子はこんな感じ。
ガオガエン
バンバドロ
ジジーロン
ルガルガン
オコリザル
イーブイ
こっちはイーブイの専用Zワザを軸にしたパーティーです。バトンパですね。ただバトン先をちゃんと決めていないので、いざバトンしてもまるで上手く機能しませんでした。元々あまりものの寄せ集めなので、こうなる気はしてましたけど。
以下、各ポケモンの詳細です。
ガオガエン(NN:ベスター):♂:意地っ張り:猛火:HA極振り
持ち物:チョッキ
技:フレアドライブ、DDラリアット、地震、猫騙し
概要:干支パ待望の寅枠。これでもうレントラーで誤魔化す必要がなくなります。とりあえず無難にHAのチョッキアタッカー。S低いからHAになるよなぁ、って感じです。ただ、本当に遅すぎて、流石にイーブイでバトンしても全然抜けないです。バトンを考慮した努力値振りしてないので当然ですが。モノクロはDDラリアットを採用してますけど、地獄突きとどっちがいいんでしょう? 音波系の技はあまり流行ってなさそうなのでこっちにしましたけど。NNはベスター。由来は、天野明先生の漫画『家庭教師ヒットマン REBORN!』に登場するキャラクター、XANXUSが持つ匣兵器のライオン……というかライガーの名前から。ライガーはライオンと虎の混血だからセーフ。それと、あの作品だと属性は全部炎ですけど、嵐属性の炎は特に炎って感じの炎ですし、XANXUS自体がリング争奪編でのヒールキャラ、というかボスですし、最後にはなんか主人公らと共闘したりしてますし、まあ適役かなって。
バンバドロ(NN:マドレット):♂:意地っ張り:持久力:HA極振り
持ち物:カゴ
技:地震、ヘビーボンバー、インファイト、眠る
概要:920kgとかいう通常ポケモンにしてはビックリな体重なのに、テッカグヤとかいう体重カンストデブのせいで重量感が霞んでしまっている可哀そう午枠。バンバドロはロバって意見も聞きますけど、そんなことは知らん。ロバだって馬だ。こいつはわかりやすい重戦車型ですけど、ねむカゴ型で岩技を切ってるんですよね。そのせいで微妙に選出しづらい。ヘビーボンバー抜いて岩雪崩にした方がいいのかな? だけど命中安定で無効タイプのない技って欲しいし、920kgの超重力を体感したいです。NNはマドレット。由来は、エミリー・ロッダの小説『デルトラ・クエスト』に登場する馬みたいな動物から。如何せん昔に読んだので覚えてませんが、確か蹄が三つあるんだったか、三本足で走るんだったか、そんな感じの馬です。アブラカタブラみたいな呪文で走ったり止まったりするらしい。ちなみにモノクロは魔女テーガンの子供たちが好きです。
ジジーロン(NN:ドラロー):♀:控え目:逆上:HC極振り
持ち物:白いハーブ
技:流星群、ハイパーボイス、火炎放射、蛇睨み
概要:東洋龍に最も近い再現度的には干支パ待望の辰枠。個人的な感想としては、ジジーロンって意外と火力があった。逆上もありますけど、何気にC135だし。ただこうなるともうフルアタでいい気がしますね。なかなか努力値配分に無駄がない良配分なんですが、それゆえに鈍足すぎる。今作から麻痺のS下降倍率も下がったし、睨むよりも冷ビなり十万なりシャドボなり、他のサブウェポンで範囲を広げた方がいいんじゃないかなぁ……というかこいつ、他にも暴風、神通力、気合玉、波乗り、エナボまで覚えるんだけど。妖精に刺さるラスカ覚えないのが残念。NNはドラロー。由来は、『咲‐Saki‐ 阿知賀編』に登場するキャラクター、松実玄の二つ名『阿知賀のドラゴンロード』の略称から。東洋龍だから、中国のドラゴンでもあるんですよね、ジジーロン。というか、ジジーロンのロンは、中国語で龍(ロン)だよなぁ……オスだったら神龍(シェンロン)って名付けてた。
ルガルガン真昼(NN:ルー・ガルー):♀:陽気:鋭い眼:CS極振り
持ち物:襷
技:ストーンエッジ、アクセルロック、ステルスロック、噛み砕く
概要:狼だってイヌ科だよ、な真昼の戌枠。前々から育成していて、こいつでツリーを登ってたりもしましたけど、まあまあ強いです。S112、高速Sから放たれるタイプ一致エッジは、命中率に目を瞑ればまあ有用。ステロ撒きにタイプ一致先制技のアクセルロックも使えるので、場合によってはエッジアクセルで突破してステロ撒いて退場とかもありますね。遺伝技に三色牙もありますが、火力があんまり足りてないので微妙かも。四倍龍は無理っぽ。ナットもきつい。ハッサムはバレパンされる。ギャラはエッジでいい。だからといって、噛み砕くを使う機会も全然ないんですけど。NNはルー・ガルー。由来は、まあ人狼ですね。狼男です。京極夏彦先生の小説に『ルー=ガルー 忌避すべき狼』という小説があったりもしますけど。フランス語で狼男のことをルー・ガルーというのですが、一般的にはワーウルフとかライカンスロープとかの方が馴染みがあるのかな? 狼男なのになんで♀なの? とかは聞かないでほしい。この子はただの狼だから……
オコリザル(NN:ブタゴリラ):♂:陽気:負けん気:AS極振り
持ち物:スカーフ
技:インファイト、ストーンエッジ、地震、とんぼ返り
概要:ほとんどナゲツケサルと同じ技構成な亥枠。オコリザルは猿? おいおい、こいつの分類は「豚猿ポケモン」だぜ? 豚! つまりは猪! Q.E.D.! ……という苦しい言い訳です。猪いないんだよ、アローラに。イノムーは一応出ますけど、夢は出ないらしいですし、厳密にはアローラ図鑑じゃないし。実はオコリザルとナゲツケサルはスペックが非常に似ていて、隠れ特性がどちらも負けん気、格闘単タイプ、そこそこ高いS、高速物理アタッカー気味な種族値配分、そして極めつけが、修得する攻撃技が大体一緒という仲良しモンキーズです。ただ、オコリザルの方がちょっと速い(S95)けど脆い(H65、B60、D70)、ナゲツケサルはちょっと遅い(S80)けど硬い(H100、B90、D60)ですね。ちなみに合計種族値はナゲツケサルの方が高く、配分も無駄がないです。火力もオコリザルは負けています。命がけとか役割破壊のオーバーヒートでなんとか差別化しましょう。モノクロはそこまでする意義を感じなかったので、劣化上等でどっちもスカーフ巻かせましたけど。ただしこっちはエッジ採用で火力重視。NNはブタゴリラ。由来は、藤子不二雄先生の漫画『キテレツ大百科』に登場するキャラクター、熊田薫の愛称から。愛称っていうか悪口ですけど、本人がそう呼ばせているんだから仕方ない。豚猿っていったら、もうこのNNしか思いつかなかった。
イーブイ(NN:イナラビッタ):♂:腕白:危険予知:H極振り、S調整、あまりD
持ち物:イーブイZ
技:とっておき、電光石火、つぶらな瞳、バトンタッチ
概要:ツイッターで意見を募った結果選ばれた大スターな卯枠。やっぱりみんな、イーブイが好きなんだな。プクリンとかパッチールなんて目じゃないぜ。というかモノクロは、こいつが兎をモチーフにしていたことを忘れていたんですけど。こいつの型は、今作からはイーブイ専用のZワザが登場したので、せっかくですしそれを生かした型です。専用Zワザのナインエボルブ―ストが、全能力を二段階上昇させるとかいうジオコンもびっくりな超性能ですけど、如何せんイーブイ自体のスペックが低いのでバトンします。こっちはあまったポケモンをぶち込んだだけなので、バトン先は特に決めていません。そのせいで大失敗しました。技構成も、防御寄りに努力値振ってるから石火よりも毒々とかの方がいいかな、とか思ったり。バトンする以外にできることがないので、襷潰しの石火と、火力下降のつぶらな瞳、先制技セットでバトンせずとも微力なサポートをしたいです。努力値は確か、Hぶっぱ、Sは二段階上昇で130族くらいを抜いて、あまりをDに振った、とかだった気がする。もしかしたら耐久調整してて、コケコの十万耐えとかかもしれない。次にエボルブバトンする時は、エーフィに渡してアシストパワーしたいです。NNはイナラビッタ。由来は、『ロックマンゼロ3』に登場する敵キャラ、というかボス、チルドレ・イナラビッタから。兎型のレプリロイドで、小生意気なクソガキです。元ネタが因幡の白兎で、まあ、卯枠としては適役かなって。
とまあこんな感じ。
今回よかったのは各干支で適役なモチーフポケモンが増えたことですね。特に、明確で厳密なモチーフのいなかった虎、東洋龍がいなかった辰、鳥はいるけど鶏はいなかった酉あたりが、いい具合に増えてよかったです。実際、モノクロが干支パをまた作るきっかけでしたからね、こいつらは(酉は厳選が終わらなかったらジュナイパーかドデカバシになってたけど)。
次は未、亥のポケモンをもっと増やしてほしいところ。
ではでは、これで干支パ紹介は終了です。
みなさま、よいお年を。