>>6 銀竹さん
「そ、そうですか……。
まずい。それは非常にまずい。
ただでさえ自分自身が何処かへ飛び散って消えてしまいそうになっている今日この頃、これを身に着けることで災厄の残滓と化すなど……。
ええい。流れるがままに任せい!
…お手柔らかに頼みます。――――ほいッ」
(意を決して首飾りを装着した途端、全身の筋肉がぶるっと震え、血管に電気が迸る。胃液が荒れ狂い、眼球が飛び出しそうになり、ケツの栓は緩みに緩み、歯はギチギチと鳴り響き、それまで保っていた理性など、最初から無かったかのように泡沫の如く消え去った。そのあとには人格など微塵も感じられない骨と皮膚の人形だけが残った)
ありゃりゃ……。
というわけで、見事に自己を消失しかけたわたくしめが通ります。
いやあ素晴らしい威力でした。この店ではこんなすごいものをお披露目しているのですね。。
そして二度目の衝撃。
初めましてではないと!?
いや実は自分も、もしやと思いましたが、あの絵の美しさと崇高さから推察して……あのお方では!? と。
写実的なタッチの絵を幻想的なデフォルメと効果を混ぜて描かせたら右に出るものはいない、とはまさにこのことですな。。。
いやはやもう毎回驚かされております――!
自分は動物のデッサンなどはあまり挑戦したことがないのですが、ちょっとデフォルメの効いたリスや像などを描いたことがありますね。
この間は猫様を描いてこちらに投稿させていただきました^^
しかし銀竹様の表現力には敵わないなぁ…と思っております。
ファンタジー世界にいかにも出てきそうなこのミミズクのご主人が実際に酒でも勧めてきたら、アルコールを摂取しない自分でもついつい語らいあってしまいそうです。。不思議な魅力を感じます