*タイトルの意味……そのまんま
えっ、分からないですか? あぁ、分かってくれるフレンズ、カモンでーす(涙
本当にщ(゚Д゚щ)カモーンでーす(涙
さて、英雄伝説 軌跡シリーズも今や、8作目へ突入です……一作一作地続きの物語で8ディスク……まぁ、凄いことですよね。
ポケモンとか実は地続きです、みたいなやつは結構あるけど、軌跡シリーズほど、密接にかかわっていて、一本の時代の間の話を書いているのはほとんどないのではないかと思います。
深く練りこまれた設定を持ち、それらを設定資料として潜ませないように、前面に出そうとしていく丁寧なスタイル。決して主人公に寄らせず、キャラクタを無駄にしない徹底したテキストの書き込み。多くのゲームがおざなりにしがちな、経済面や軍事面などの細かい部分の設定もおざなりにしない徹底ぶり。
昨今のスピード感からくるカタルシスばかりを求めるスタイルに、真っ向から対決する丁寧な考え方が素晴らしい作品です。
当然ながら、物語の設定やキャラクタもそれに付随し、強烈に昇華しています。拙速などを持ち上げる人にやってほしい作品ですね……拙速、それがどれだけ細かく吟味して見ていくと斑模様で脆くて、浅はかなものかわかると思います。
結局、勢いだけの奴じゃ、丁寧に深く積み上げてきた物に勝てるはずがない、というね。
*散々、ほめ散らしたけど、あまりに丁寧すぎて間延びしてしまった部分とか、男主人公2人がハーレム王なのとか、グラフィックが弱いとか勿論、弱点はあります。でも、ストーリー、設定の見せ方、キャラクタについては、間違いなく高レベルだと思います!
では、ちょっとしたセールスも終わったので、軌跡について、概要を!
*英雄伝説——軌跡シリーズ概要
日本ファルコムが開発・発売しているコンピュータRPG・《英雄伝説(英伝)シリーズ》第3期の総称。2004年(平成16年)に発表された『英雄伝説VI 空の軌跡』から始まる進行中のシリーズであり、これまでに『英雄伝説VI』と『英雄伝説VII』、『英雄伝説 閃の軌跡』、『英雄伝説 暁の軌跡』の4作品が発表されている。ただし、本シリーズの作品はそれぞれがさらに複数のゲーム作品で構成されており、ゲームタイトル数としては合計8作がこれまでに発売されている。
2004年6月に発売された『英雄伝説VI 空の軌跡』から始まる《英雄伝説シリーズ》の第3期シリーズで、第1期〈イセルハーサ編〉・第2期〈ガガーブトリロジー〉のいずれとも世界設定は共有しない。2016年10月現在、『英雄伝説VI 空の軌跡』『英雄伝説VII』『英雄伝説 閃の軌跡』『英雄伝説 暁の軌跡』の4作が発表されている。いずれの作品もそれぞれ複数の作品で構成されており、ゲームタイトル数としては通算で8作が発売されている。
『空の軌跡』は3作構成となっており、いずれも Microsoft Windows (Win) 向け作品として発表の後にPlayStation Portable (PSP) へと自社移植が行われている。『英雄伝説VII』は2作構成となっており、両作共に最初からPSP向け作品として発表されているためファルコムによるWin版は発売されていない。『閃の軌跡』は2作構成となっており、PlayStation 3 (PS3) とPlayStation Vita (PSV) の2種類のハードで発売され、PSNを介することでセーブデータを共有することが可能になっている。
2012年までにシリーズ累計販売本数は公称178万本を突破。『VII』の前編「零の軌跡」は2010年にPlayStation Awardsのユーザーチョイス賞を、2011年に日本ゲーム大賞の年間作品部門で優秀賞をそれぞれ受賞、『VII』の後編「碧の軌跡」は2011年に日本ゲーム大賞のフューチャー部門を受賞している。
シリーズ作品は全てゼムリア大陸と呼ばれる架空の大陸を舞台としており、世界設定を完全に共有している。また、時間的な隔たりも短く、一部のキャラクターは作品を跨いで登場する(登場人物については英雄伝説 軌跡シリーズの登場人物を参照)。作中では導力と呼ばれるエネルギーによって動く導力器がインフラストラクチャーとして広く普及しており、魔法も導力器によって発動する。
*世界設定
これまでに発表されているシリーズ作品全てが、ゼムリア大陸という名の大陸を舞台とし、七耀暦という架空の暦を使っている。時間軸においても密接につながっており、「FC」から「閃II」までの事件がおよそ3年ほどの範囲に収まっている。『閃の軌跡』シリーズと、『暁の軌跡』は「零」と「碧」とほぼ同時期の物語となっている。
約50年前に起きた技術革命・導力革命によって、導力と呼ばれる神秘のエネルギーを使って動く導力器が広く普及しインフラストラクチャーとなっている。
*世界情勢
ゼムリア大陸西部では、西部に位置するエレボニア帝国とその東隣に位置するカルバード共和国の2大国が覇権を争っている。『空の軌跡』の舞台であるリベール王国と『VII』の舞台であるクロスベル自治州は、共にこの2大国に挟まれた弱小地域となっている。
*リベール王国
『空の軌跡』と『暁の軌跡』の舞台。大陸南西部に位置する王国で、北をエレボニア、東をカルバードと隣接する。現在の国家元首はアリシアII世女王。千年以上の歴史を誇り、君主制を布いているが貴族制は約100年前に廃止されている。小国でありながらも豊富な七耀石資源と高い導力器技術、そして女王の巧みな外交によってエレボニア・カルバード両大国とも対等な関係を保っており、緊張感の高い両大国の間に位置する緩衝国として働いている。七耀暦1202年には「リベールの異変」と呼ばれる不可思議な事件が発生している。
*エレボニア帝国
『閃の軌跡』の舞台。大陸西部に位置し、「黄金の軍馬」を紋章に掲げる巨大軍事国家。帝制・貴族制が布かれている。「質実剛健」を重んじる真面目な国風とされるが、一方で貴族階級の腐敗といった社会問題も抱えている。「FC」の10年前には南のリベール王国へと侵攻している。現在の国家元首はユーゲント・ライゼ・アルノール皇帝。鉄血宰相と呼ばれるギリアス・オズボーンが宰相として辣腕を振るっており、彼の指揮の下、鉄道網が発達している。
しかし、オズボーンが進めてきた改革によって既得権益を奪われた貴族達がオズボーンの打倒を画策し、現在、オズボーンが中心となる「改革派」と貴族連合の「貴族派」が国内を二分し、内戦寸前の状態となっている。 ハーメル村エレボニア帝国とリベール王国の国境近くにあった村。百日戦役を起すための口実作りのために襲われ、一方的虐殺ののち壊滅させられた。この惨事を「ハーメルの悲劇」と呼ぶ。事件後は立ち入り禁止区画となり、封印されている。特にエレボニア貴族にはハーメルという地名自体、禁忌として触れられたくない文言のようである。
*カルバード共和国
大陸西部でエレボニア・リベールの東に位置する民主国家。歴史は約100年と比較的浅い。現在の国家元首はサミュエル・ロックスミス大統領。移民を多く受け入れており、東方の移民による独自の文化を持つ「東方人街」というものも存在する。しかし移民を多く受け入れた弊害として治安は良好とは言えず、国内ではテロ事件も多く発生している。
*アルタイル市
カルバード共和国の最西端に位置する港湾都市。大河キュレー川に面し、物流や商業もそれなりに盛ん。クロスベル市からは鉄道で1時間足らずの距離にあるため、アルタイル市とクロスベル市を行き交いする商人なども多い。近郊の洞窟には《D∴G教団》の拠点の一つであるアルタイルロッジが所在しているが、七耀暦1198年頃に行われた《D∴G教団殲滅作戦》によって壊滅させられ、以降は無人となっている。「碧」においてはこのアルタイルロッジが序章の舞台となる。東方人街カルバード共和国の都市。作中に登場する娯楽小説『賭博師ジャック』の舞台としても登場する。
*クロスベル自治州
『VII』と『暁の軌跡』の舞台。大陸西部に位置し、西はエレボニア帝国、東はカルバード共和国に挟まれている。帝国と共和国の領土争いの対象となってきた地域であり、七耀暦1134年に両国共を宗主国とした自治州として成立する。
レマン自治州やノーザンブリア自治州が宗主国によって国家と同等の主権を承認されているのに対し、クロスベルは緩衝地帯としての自治権を認められているに過ぎず、成立以来、両国からは事実上の属領として扱われており、委任統治費として両国に税収の10%を上納している。また、自治州法により軍隊を保有することが出来ないため、代わりに「警備隊」を保有している。
リベール王国とは接していないが、同国から見て北東に位置する。中心都市のクロスベル市は大陸有数の貿易・金融都市であり、大陸屈指の銀行であるIBCの本社も所在しているが、裏ではマフィアや犯罪組織が跋扈するなど犯罪都市としての側面も内包し、「魔都クロスベル」と呼ばれている。
*レミフェリア公国
大陸北部に位置する公国。現在の国家元首はアルバート・フォン・バルトロメウス大公。厳しい寒冷な気候。森林と湖に代表される風光明媚な自然を有しており、諸外国からの観光客が多く集まっている。
大陸随一の医療先進国であり、大公家縁のセイランド社をはじめとする大手の医療機器メーカーが数多く存在する。クロスベル自治州にある聖ウルスラ医科大学の設立にも協力している。
経済的にもかなり裕福な国ではあるが、その一方で貧困層の住民の集まるスラム街が公都アーデントに存在する。このレミフェリアの下町は、クロスベル自治州で出版された娯楽小説『闇医者グレン』の舞台ともなった。
*公都アーデント
レミフェリア公国の首都。北海に面した歷史ある都。 昔ながらの街並みの古都よ、大病院や製藥會社の本社が並ふ近代的み新市街に大別される。導力化も進んでおり、治安も非常さよい。飛行船の發達で海運は廢れ、港灣区は海浜公園になってあり、觀光名所の《シカの像》がある。
*アルテリア法国
ゼムリア大陸で広く信仰されている七耀教会の総本山である都市国家。大陸中央に位置し、聖地として大陸全土から信徒が訪れる。面積は小さいながらも各省庁などは揃っており、国家としての体裁は整っている。
*ノーザンブリア自治州
北方に位置する州。旧名「ノーザンブリア大公国」。かつて「塩の杭」と呼ばれる謎の物体が突如国内に出現、及ぼした影響によって大公国が壊滅し、自治州となる。「北の猟兵」と呼ばれる大きな猟兵団があることで有名。大公国が壊滅した以降は多くの人々が貧困や飢餓に苦しんでいる。
*レマン自治州
大陸中西部に位置する自治州。オーブメント開発の主軸を担うエプスタイン財団や、遊撃士協会の総本部がある。