……気を取り直して。
ある野望達成のために、世界観を埋めねばならぬ。
2 Stories of Andalsia アンダルシアの国々について
a アンディルーヴ魔導王国
立地
「北大陸」最東端にある、面積がかなり広めな国。北西に大きな山脈があり、そこから三つの大河が流れている。東の方には小さな森がある。南東の端は荒れ地となっている。
特徴
「魔導王国」と言う名前からわかるように、非常に魔法が盛んな王国である。王宮魔導士も数多く活躍。「北大陸」では二番目に国力がある。優秀な魔導士を数多く輩出した魔導大国。
王
現在のアンディルーヴ国王は、フォルーシア女王である。一人で様々なことをやってのける、敏腕女王。彼女の威勢の良さは、過去の中でも屈指のもの。水の魔導士でもある。
歴史
2000年もの長い歴史を持つ。古王国ノイフォスの圧政に耐えかねた中流貴族、アンディルーヴ・クレモインが初代の王。ノイフォスの軍勢を、鍛えに鍛えた魔導精鋭にて撃破した。以降、この国は魔法の国となる。
グランと言う名の大魔導士が建国の際に多大な貢献をしたが、彼は病によって、国の建国を見る前に死んでしまったという。今、彼は「建国の英雄」として、各地で祭られているようだ。
b 帝政アルドフェック
立地
「北大陸」のど真ん中にある、中くらいの面積の国。北に山脈、東西に大河、南には海がある。三つの国(北西、北、北東)と陸で隣接しており、三つの国(西、東、南西)と川で隣接している。また、神聖エルドキアとは、海を介してだが近い。森や湖などの地形は未定……。
特徴
皇帝が治める国。武力に優れる。
最近の皇帝、ニコラス・アルドフェックは隣接する国々をその武力で以て侵略し、五つもの国を制圧し(エルドキア含む)、属国とした。そこに住む民は選民思想を持っており、属国民を蔑む傾向がある。
今、ある反乱組織が、着々と準備を進めているようだ……。
ニコラスの覇気は五つもの国々を侵略しても、依然、衰えず、侵略し損ねた二つの国を、狙っているようだ……。
王
現在のアルドフェック皇帝はニコラスである。武勇に優れ、苛烈な性格で、そういったものを総合して「覇王」と呼ばれる。「覇王」ニコラス・アルドフェックは、自分のきょうだいを殺害してまで皇帝に上り詰めたことでも有名。前王が死去したときは、王宮は後継ぎ争いで荒れたらしい……。
歴史
1000年もの長い歴史を持つ。
こちらの建国の話は、まだ設定を煮詰め中(←オイ)
国の位置から考えて、こちらも独立の方が良いのかもしれない……。
c セラン王国
立地
「北大陸」最南端にある、アンディルーヴとアルドフェックの真ん中くらいの大きさの国。北東と北西を川に挟まれ、南には海と大きな海峡が広がる。ティファイ聖王国と帝政アルドフェックに、川を挟んで隣接している。国の真ん中くらいに、孤峰アーレンという、美しい山がある。
特徴
制度の整った国。魔導士や暗殺者、商人や職人、傭兵などは皆、「ギルド」と言う組織に加入することが推奨される。加入することは義務ではないが、自由である代わりに恩恵は受けられない。
王族が多く、「セラン十二王子」は有名である。
王族同士の結束も強いようだ。
王
現在のセラン王はファルコシアスである。軟弱な王と後ろ指を指されることが多いが、可もなく不可もない、平凡な治世を敷いている。他の王族が時々彼を手助けすることで、国はそれなりに成り立っている。
歴史
立地からして、自然発生的にできたものであろうと推定される。おおよそ1500年ほど前から国の原型はあったようだ。