*黒歴史を発見
藍蓮、実は去年の6月~7月の一ヶ月間、一時スマホを持っていたことがありましてね、それで「なろう」にも投稿していたことがあったんですよ。で、急に思い立ったのでその頃に書いていた作品を名前で検索してみましたら……。
あったんですよ、黒歴史としか言いようのない駄作たちが。
ペンネームも藍蓮では無いですがね? 一話で1000文字行っていないのが当たり前で支離滅裂な文章でしたがね? スマホ取り上げられたのでもう一年以上更新していませんがね?
……あったのかぁ、と思いつつも。
そこにあった「LoR」の校歌の原本がありましたので、コピペしてみました次第。
以下に。
♪
*「LoR」クリュレス魔道学校歌
七色の風が吹き渡る 七色の光が地に届く
それらが語るは世の歴史 七の魔道士の物語
三百年の昔から このエニシアの地にありし
ああ、クリュレス魔道学校よ 魔道士たちの学び舎よ
明るい未来が来ることを 疑いもせぬ、魔道士ヴェーダ
そは偽りの平和なり そは偽りの平和なり
それから幾年過ぎたのち やってきたのはディレイアド
多くの人生狂わせた 凶星(まがぼし)の申し子
ヴェーダとて 例外はなく、その手に悲しみ握りしめ
修羅の道を歩むさだめに 凶星の申し子滅ぼすために
身を引き裂かれる思いを胸に 復讐を誓った
七色の虹が天に架かる 七色の海、日にきらめく
それらが語るは世の歴史 虹の魔道士の物語
三百年の昔から この国ティサルアーフにありし
ああ、クリュレス魔道学校よ 魔道士たちの学び舎よ
それから幾年 とある森にて
同じ運命を身に負いし 七の魔道士集まれり
彼等が語るは皆が皆 悪しき魔道士 凶星の君
同じ者に その運命 狂わされたと語りき
かくて七聖 その地にて 結集したり
それから幾年 七聖は
ついぞディレイアドを見つけたり
その目に復讐の火を宿し 果敢に攻めけるも
稲妻のやうな反撃に ヴェーダより他 生きる者なし
闇色の風が心包む 闇色の光、地に広がる
それらが語るは世の歴史 凶星の申し子の物語
三百年の昔から 人々の心に潜み棲む
ああ、闇色の運命よ 魔道士たちのなれの果て
大きなる戦い 一人 制し、生き残りし魔道士ヴェーダ
悲しみのあまりその地を去る 喜び悲しみ、全て抱えて
それから幾年 魔道士ヴェーダ
エニシアの地に 学び舎を作る
戦いの歴史 残すため おのれの足跡残すため
そが名は、クリュレス魔道学校
七色の風が吹き渡る 七色の光が地に届く
それらが語るは世の歴史 七の魔道士の物語
三百年の昔から このエニシアの地にありし
ああ、クリュレス魔道学校よ 魔道士たちの学び舎よ!
♪
*参考「Legends of Ryarvelant Book1 七聖の魔導士」
*歌物語 初代『七聖の魔導士』
※ データ消滅したと思いこんで新しく書き直したバージョン。
1 七色の風が心洗う 七色の光、心照らす
それらが歌うは世の歴史 七の魔導士の物語
三百年の昔から このエニシアの地に在りし
ああ、クリュレス魔道学校よ 魔導士たちの学び舎よ
人の心に潜み棲む闇 いつしか人は「影」と呼んだ
「影」に憑かれし闇の魔導士 名乗りし名はディレイアド
彼は破壊し殺戮し 悲しみの種を世に蒔(ま)いた
嘆く人々待ち望む いつの日か救世主来たれと
違う環境、違う過去 背負ったものこそ皆違えど
ある日ある時森での邂逅 巡り会いし七の魔導士
彼らは皆知っていたから 「影」の織りなす災厄を
重ね合わすは己の杖か? 大樹の下で成り立った誓い
七色の風が心揺らす 七色の光、心癒す
それらが語るは彼(か)の歴史 虹の魔導士の物語
いにしえよりの昔から この国ティサルアーフに在りし
栄えよ、クリュレス魔道学校 魔導士たちの学び舎よ
2 「我らこそ、救世主なり」立ち上がりしは虹の魔導士
それぞれの心に正義秘め 悪を倒さんと立ち上がる
心に燃えるは復讐心と 偽らざる、正義の炎
三つの月が過ぎしのち ついにまみえた虹と闇
「光よ集え」掲げた杖と 託した思いは届かずに
「生きたいから」ディレイアドの想い 弾き返されし虹の魔法
ああ、悪よ、なぜ強し? 叶えられなかった六の思いは
弾き返されし魔法に貫かれ いとも容易く失わる
死んで逝った六の志士たち 生き残りし色、彼に挑んで
ようやく相手を撃破して 悲しみの中、その地を去りぬ
悄然として歩く隣に 今やかつての仲間はおらず
「我らの戦い、何のため?」ただ鬱々と考える
七色の風がそよげども 七色の光さざめけど
語られるのは死の歴史 血色の魔導士の物語
語った夢も希望も潰え 生き残ったのは一人のみ
休め休めよ、聖なる魔導士 汝らの思い、継がれたり
3 生き残りし一つの色は そののち魔道学校を建てん
生き残った彼は名乗らん 我が名はヴェーダ・クリュレスと
死んで逝った六の魔導士 いつしか彼らとヴェーダは呼ばれる
世界救いし七の英雄 其が名は『七聖の魔導士』と
優秀な七の魔導士呼んで ヴェーダはある日、名を授ける
「これよりそなたらは七聖の魔導士。かつての我らの名前なり」と
「影」は人の心の闇ゆえ やがていつかは蘇る定め
そのため彼は布石を打った 自分たちの名、生徒に託し
これにて因果はつながった
これにて因果はつながった……
七色の風が心洗う 七色の光、心照らす
それらが歌うは世の歴史 七の魔導士の物語
三百年の昔から このエニシアの地に在りし
ああ、クリュレス魔道学校よ 魔導士たちの学び舎よ
七色の風が心揺らす 七色の光、心癒す
それらが語るは彼(か)の歴史 虹の魔導士の物語
いにしえよりの昔から この国ティサルアーフに在りし
栄えよ、クリュレス魔道学校 魔導士たちの学び舎よ
♪
比較してみると……新しい方が読みやすく、整っているような気がします。
これが一年前の実力です。念のために一年前の原稿もWORDにコピペしてきましたが、とてもじゃないが人様に見せられるような代物では無いですね。今はもう考えられませんよ、一話で400文字しかないとか。一話で7300文字出したことのある自分ではねぇ。1000文字行って「長い」って言っていた当時の自分を殴りたくなります。一年経てば人は変わりますよぉ。
とまぁ、黒歴史を発掘してあまりの下手さに悶絶しながらも、そんなことを思った藍蓮でした。
このシリーズは元設定は悪くはないので何れは土台を叩き直して復活させたいのですが……いつのことやら。
※ 「運命遊戯」の更新は一時間くらいお待ちください。