*取り急ぎメモ
「魂込めのフィレル」の、いずれ出す予定のキャラクター。
◇
影の神シャリル・エポーネ
*「生きるのは辛いでしょう? 大丈夫、今、救ってあげるね……」
「アンダルシア」の影の神。地上に関わらずに生きていたが、ある時偶然地上に降りた際に生きることに苦しむ人間を見つけ、その命を絶ってやったところ、大変に感謝された。そのことから「人間は行きたくないのに生かされている、哀れな種族」という考えを持つようになり、「人間を救うために」数多の人間の命を絶つようになる。
彼女は知らない。生きることに一生懸命になっている人間がいるということ。それを知らずにただ偽善で命を絶つ彼女。その存在は「悪」と断じられ、「荒ぶる神」認定を受けることに……。
本人に悪気はない。ただ、彼女は「救いたいだけ」なのだ。
黒い、背中まであるツインテールの髪。髪には白い房が一部混じる。右が灰色、左が黒色をした、左右で色の違う、レースやフリルのたくさんついたドレス。瞳は白で、左目は髪に隠されている。城のレース飾りのついたヘッドドレス。太ももまであって絶対領域の見える、黒っぽい灰色を基調とし、白いレースの付いたタイツ。靴は黒の革靴。背中に死神の大鎌を背負う。ゴシックロリータとは違うけれど、どこかそんな雰囲気のある印象。少し病んだお嬢様? 目を隠す髪は包帯でもいいかもしれない。いつもあまり表情を浮かべない。怯えや警戒などの表情を見せることが多い。淡々とした喋り方。
「そこの人間。生きるのは辛いよね? でも安心して。わたしが殺してあげるから。だから怖くないよ、辛くないよ。あなたは解放されるんだよ」
「死んだ、ね。やった、わたし、また一人救えたよ」
「わたしはあきらめないよ、世界中の人間を救うまで。そしてね、人間たちから苦しみをなくしてあげるんだ。それが見つけたわたしの使命」
「わたしは間違ってない。だって、わたしが最初に出会った人間は、ほんとうに苦しそうだったんだもの。わたしは間違ってない。そうでしょう?」