独り言(批判的な意見あり)
《読んでもらう人の礼義とは》
最近、リク・依頼掲示板で、「○○の小説読みます!」というのをよく見かけるようになった。私も、誰かに自分の作品を読んでもらいたいため、「読んで下さい」との依頼を出している。しかしだ。
「読んで下さい」と相手に頼み込む以上、そう頼んだ作者は、必要最低限のクオリティを礼儀として書いておくべきで。どこからどう見ても駄作な超短編を提出されても、読む方が困ると思うのだ。
個人の名は言わない。が、私はそんな「礼儀知らず」を見かけたことがある。
「読んで下さい」と頼んでいるくらいなのだから、それなりの出来を期待していた。こういった「頼み込み」をしている人の話に私は興味がある。頼み込むほどだから、それなりの自信があるのだろうなと期待して、見る。読んでみる。……が。
読んでみて、呆れで開いた口がふさがらなかった。だって、仮にも依頼している作品だ。その内容が、たった500文字(ワードのソフトに置いて文字カウントしてみた)、だって? それで相手に「読んで下さい」と依頼するのか、その超低クオリティで! 思わず笑ってしまった私。いくらなんでもあんまりじゃないか?
人に頼み込んでいる以上、作者にだって礼儀がある。そんな超低クオリティの作品を持ち込まれたって、感想言う方が困ってしまう。アドバイス? 「もっと長くしてください」だろうか(笑)。その短さでは感想もアドバイスもないだろう。書ける訳あるか。
自分の作品に感想がほしいのは私だって同じだが、感想もらいたいならせいぜい、最低でも5000文字は書いてくるべきだと思うのだ。それをたった500字で済ませるなんて……。世間を舐めていないか?
ちなみに。私が初めて「依頼」をしたのは、確か自分の作品が30000字を超えたあたりの頃だったと思う。それくらい書いたのなら感想の書きようもあるだろう。アドバイスのしようもあるだろう。正直私は自分の作品をそこまでいいものとは思っていないが、それでアドバイスがもらえるのなら、もっと精進していけるものだし。感想やアドバイスがもらえる日を、気長に待っている。
だから、信じられなかった。一瞬わが目を疑った。そんな超低クオリティの作品を、人に読ませようとする人がいるということに……。
これはあくまでも藍蓮の意見だ。しかし、皆もその作品を見たら思うだろう。
「何で、『読んで』と依頼を出したのか」と。
正直、その作品を読んだとき、不快感さえ覚えたことをここに書いておこう。ここは設定集だけでなく、独り言置場でもある。このもやもやした気持ちを吐きだしたって、カキコのルールには触れないだろう。
自分の小説を読んでもらう人の礼義とは。一体何なのか。
今一度。自分の小説の依頼を出す前に、自分の小説が誰かに読んでもらうに値する作品か、よく考えるべきである。
以上、藍蓮の独り言でした。