Re: 第7回 硝子玉を添へて、【小説練習】 ( No.255 )
日時: 2018/07/22 19:07
名前: 「五人③」 (ID: FTl/BOB2)

笹の葉から垂れ下がる細長い紙面を見て、私は思う。
今日は七夕だ。
そう思った時、世界は崩壊した…

流星群、某携帯獣ゲームをやっている人なら、「ドラゴンタイプの技だ」と、思う存在は居るだろう。それだ。
七夕の日、七月七日、夜十九時七分七秒、丁度綺麗に「7」という数字が揃った時の事だった。
「流星群が私達の世界を脅かした」のだ、流星群が地面に落ちて、隕石となった。
直径一キロの隕石だろうが、被害は甚大だった。
日本なんか隕石が富士山にぶつかり、噴火したし、南極にぶつかって、氷山、氷の一角が崩れ落ち、海面が上昇、3cmも上昇し、島国は相当危険な目にあっただろう、いや、あっている。
自分は内陸の土地に住んでいるので、海面上昇による被害は無いが、それから数時間後、いや、半日後の七月八日朝七時十五分、私は新聞を手にし、驚愕する。
それは今さっき述べた「海面上昇」だった、昨日は夜の出来事で分からなかったが、朝になって、世界が発表した。
「南極の氷が全て溶けた」と。
…う、うーん、凄い話だ、自分はそう思いながら、「隕石で溶けたか、壊れたか、だな」と、判断した。
まぁ、でも、まぁ、一番被害がでかいのは、日本なんだよなぁ、と思う。
何故なら噴火の影響で、火山灰が舞い、空を支配しているからだ、これでは、太陽の光を浴びる事は出来ない。
人間は太陽の光を浴びないと死んでしまうからだ、おまけに火山灰と雲が融合し、火山灰雲となり、火山灰が降って、人体に影響が出る場合もある。
でも、自分は日本の事を貶しているから、このまま消えてくれた方が嬉しい。
その方が、世界で戦う事もない、日本という国は消えた方が良い、あんな矮小な国、存在しない方が良い、私はそう思う。
「…あっ、朝ご飯」
私はそう呟いて、ご飯を作る為に立ち上がって、冷蔵庫からブレッドを取り、切って、フレンチトーストの準備をする。
「ふむ、今回は日本が消える可能性があり、気分が良い。今日は砂糖を多めにしよう」
自分はそう呟いて、蓮華で砂糖を掬い、ボウルの中に大量に投入する、そして卵や色々と入れ、切ったブレッドを投入し、ブレッドに液体を染み込ませ、バターを敷いたフライパンの上に乗せ、ブレッドを焼く…

だが、流星群の隕石はまだ終わっていなかった。私は知らずにフレンチトーストを作っている、そんな中、流星群の隕石の一つは我が家の方へと、向かっていた…そして私はフレンチトーストを皿の上に乗せ、うきうきしていた…

初めまして。
「五人③」と申します。
今回はどういう内容なのか分かりません、プロットで見ると、「私という人は日本を憎んでいる」様にしか見えません。
なので、政治的、もしくは人種的差別が強い作品なのかな?と、思いました。
でもまぁ、日本って外国から結構差別されているよね、何でですかね?分かる人が居たら教えて下さい。