信じるということ。
それは遥かな挑戦。
愛されず傷ついた僕にはとても無理な話だった。
他者依存という言葉をご存じだろうか。心に傷がついてしまったり、まだ育ちきっていない心を持つ人間には、プラスの人間タイプととマイナスの人間タイプががある。
プラスの人間は他人に恩を売る形で他人に依存する。僕がそのタイプの人間だ。人の役に立てない、見てわかる感謝をされないと無力さを感じ、疑心暗鬼になる。自分を信じられず考えすぎてしまい自己を傷つけてしまう。また、人間関係でもそうだ。他者に尽くすこと、求めることで自己顕示欲を満たす。その尽くすことや求めることがいきすぎた行為強引になったり、自分中心になったりする。相手のことを想う、信用しているからこその行動なのだがやはり迷惑な行為をされると辛いものがある。
また、マイナスの人間は逆で常に受け身の行動をすることが多い。人に頼りたい、集団でまわりに誰かいないと安心できないなどの特徴を持つ。孤独を感じると塞ぎこんでしまい自己を傷つけてしまう。人間関係では他者から尽くされたい、尽くしてくれる人に寄り添いたいと想うことで幸せを感じる。いるだけで幸せを感じるので積極的に愛情表現をしないことが多い。
僕がこの文で何を伝えたいか。
僕は本当の愛を知らない。
↑兄が書いていた文章。