私のとこの布袋尊の捏造設定
布袋尊は元々人間で、名はカイシといった。
彼は生まれつき、不思議な能力を持っていた。
物心ついた時には、親がいなかったので、里親に引き取られていた。
だがその生活が気に入らず、8歳で家を出る。
それからは、困った人々を能力で助けていた。
家を出て数年たったある日、彼に神の声が聞こえるようになった。
その声の主は、後に出会う七福神の一人、福禄寿。
福禄寿は、天界側から、新たな神を見つけるために、人間界を監視していたのである。
福禄寿は、人々を助け、動物や植物までも慈しむカイシを見た瞬間、神に適していると感じた。
だが、彼は人間である。
人間上がりの神は、将来死んでしまうと、転生できない及び、他の神から、辱めかられると、福禄寿は聞いていた。
だが、今神が不足している時であるため、彼に声をかけたのである。
『そなた、神にならんか?』
そう問われたカイシは、こう言った。
『それでお前が幸せになれるなら、神にだってなってやる。』
その時のカイシは、とても真剣な表情だった。
すると突然、カイシは海に溺れた。
近くが崖だったので、見落としていたのである。
慌てて水面にあがろうとするが、着衣状態なので、うまく泳げない。
死ぬかと思った瞬間、目の前に小さな手が伸びてくる。
掴め、というように。
その手は、福禄寿の手だった。
カイシはその手を取り、神になった。
はいっということで以上っす!
長くてゴメンなさい………