おいでませ版三狸
【性格】人をおちょくったりからかったりして他人の揚げ足を取ったり、他人の邪魔をするのが好き。根っからの悪人ではなく、悪いと思えば謝るし人助けもする。善悪はついている為大きな事件を起こしたことは無い。子供っぽい・構ってちゃんな訳ではなく性的なものでついつい悪戯や邪魔をしたくなるそう。悪意は無い。元々、ズル賢い一面が有り物事問わず頭の回転は早い方。それでいて我が強くマイペースな為、他人を自分のペースに巻き込むのが多い。本人は意図的にやってはいないが。意外にも、基本は石橋は叩いて渡るタイプであり世渡り上手。故に嫌味染みたジョークとおちゃらけた態度が多いものの憎めない。極めつけは狙っているのかとも言いたくなるドジ属性。本人は真面目だが何もないところで転けたりする。よほど大きな怪我でない限り、怪我しても気にしない為あまり自分から手当てはしない。
【容姿】毛根近くは墨を思わせるぐらいに澄んだ黒髪で毛先近くは栗を思わせるような茶髪のグラデーション系で下ろしている。手入れのても無い程にボサボサでだらしなく、どれがアホ毛なのか分からない位に毛先は外に向かってピョンピョンハネている。髪の長さはギリギリ束ねることが出来るかなぐらい。釣り目気味の形に大きめの瞳、瞳の色は少し茶色がった琥珀色。黒い線(のような何か)が目の縁をなぞるように目の周りを囲んでいる。常に目は細められていて糸目の様になっており、口元はニタニタと人を小馬鹿にするような笑みが浮かべられている。細身ではあるが筋肉はついている為、しなやかな体つきで割と力はある。身長は176cm程。狸の耳は髪色のグラデーション系と同じで、耳先に近づくにつれ明るい茶色になる。又、狸を象徴する尻尾は基本見えないようになっているらしく実際見えない。
無地というシンプルなデザインで深緑色の和服で甚平。袖丈は上の服は肘辺り、下の服は脛途中辺り。胸元を大きく露出させるという大胆且つ色気ある着方だが、和服の下に黒い肌着のようなものを着ている為お色気なんて無い。手首から指先まで黒っぽい色の包帯で覆われており手の部分だけ素肌を見せようとしない。出歩かないし内履きも履かない為基本裸足だが、外履き用の靴はある。因みに草わら鞋じ。右手首に緑色の葉が模されたアクセサリーを通しており、左手首の中指に包帯の上から笠を模した飾りがある指輪を填めている。
【備考】一人称は「俺・三狸さん」
お茶とお風呂をこよなく愛す狸。お茶は渋めで熱々の淹れたてのものを好む。その為酒はあまり飲まないし彼自身も酒に耐久があまり無い。酒は飲めないし酒に呑まれる男な為酒の席ではつれない。その癖して酒のつまみはよくつまむ。それでもお茶には合わないからと、酒のつまみより羊羮や落雁の和菓子の方を好む。風呂好きに関しては周りも彼もあまり分かっていない。大体暇になったら風呂に入っている。彼の見えない狸の尻尾についてだが、尻尾が生えていない訳ではなく常に化けを被っているだけ。彼に掛かっている化けを剥がすには彼の手首に通されている葉を模したアクセサリーを取れば良い。「狸の八変化」と云われる程には周りの物や人、自身を化かすのは上手だが、演技や嘘を吐くのが下手。