夜に狂い/ヨルニクルイ
一言二言 生きてと願い無く
アっちにいってしまう前に インパクトをリロードして
夜が好きだ なんせ 君と話せると か弱い声で囁かないでくれ
心地良い 声が僕のせいで 消えてしまうのが無理で おはようの挨拶も 御免だね
病棟から見える 花火が綺麗で「いつか君と本物をみたいな」
が君の口癖で あのお願いと 弱い声で願い咲く おねがい。僕にはどうにも出来ないから
敗者のお前には何もやらないと 弐オクターブ下げた音
二言三言 お節介が響く
ソっちでせいかつできなくなる前に 悲しさを搔き消して
夢が嫌い なんせ もう出来ないんだと どうでもいい
生きて なんて簡単に囁く僕はさ きっと ずっと 嘆き藻掻くから
生憎これは夢じゃない さっぱり不自然な 彼岸花 桜が並木に堕ちる
ばいばい 最後にね ぼくはきらわれてんだよ
そっちには覗けないの