梅雨の短編感想です。
(敬称略)
みょみみょ >>2
【停滞】
アメは犬だったのかあ。
雨にはアメとの大切な思い出があるが、その思い出を洗い流してしまうのもまた雨っていうのがなんだか趣深いなあと思いました。
君との会話からアメの話にスルッと物語を転換させたのはお見事です!
謎の女剣士 >>3
【雨と離れたくない想いと】
最初読んだときはダイたちが大学行っててびっくりしました。二次創作ってそういうのもアリなんですね~。
マァムの傘の周りで降る雨が二人を包むベールになっているという情景を想像しました。
和やかで素敵です。
ベリー >>4
【変わらない梅雨と変わり続ける太陽】
頑張っても真緒のようにキラキラな存在になれないから、平均こそ至高と自分に言い聞かせる。主人公の痛々しさが伝わってきました。
真緒が主人公の名前を呼ぶタイミングで、ほぁーと唸ってしまいました。
その後の晴れる演出も良かったです。
謎の女剣士 >>5
【降り続く雨と大好きな想い人と】
ゼルダがリンク以外の男とくっついとる!!
衝撃です。
アイクが積極的にゼルダを抱き締めるのすごくいい……。
出ましたね相合い傘。王道ですがやはりよきです。
浅葱 游 >>7
【あまいあめ】
描写一つ一つが本当に丁寧で、主人公の繊細さがすごく際立っていていいなあと感じました。
親友が幸せそうにしているのを見ることで、主人公は自分の寂しい生活と比較してしまうんですね。
最後の一文、『どうかこの心細さも、三郷への劣情も、雨が溶かして流してくれますように』というのが、なんだかやるせない。
タイトルの皮肉が効いてていいですね。
謎の女剣士 >>8
【降り止まない雨と大切な絆と】
前二作とは雨の使い方が変わりましたね。
年相応の意地っ張りで複雑な感情にすこしほっこりしました。
ゼルダにアイクがついたと思ったら、リンクが子供に……。
三作投稿お疲れ様です!
みーいん >>9
【それぞれの雨】
雨らしいシリアスな話でしたね。
アスカのほうは急激な雨、シンジのほうは長く続き、徐々に強さを増す雨といったところでしょうか。
同じ負の感情を示す雨でも、微妙な違いがあって面白いです。
枯水暁 >>11
【この地でいきたい】
主人公がどこか人間を外から見ているようで、人間を卓越したなにかに感じました。
全体を通して、寂しいというよりは無に近い雰囲気がすごくミズさんらしくていいなあ。
息苦しいと感じて、生を実感するというのはなんとなく科学者みたいな発想に思えます。
梅雨らしく、心情表現ましましの静的な話でした。
心 >>12
【月下の魔女】
登場人物の動きの描写が細かく時間の流れがゆったりしていたり、比喩表現が多かったりしたのが、作品の世界観にマッチしていたのかなと思います。
命が『散る』という表現が、魔女の生命の儚さや無常さを感じられて個人的にかなり好きです。
月花と玲という名前には何かしら意味があるのでしょうか?すごく素敵なネーミングなので、少し気になりました。
本当にすばらしい作品でした。
緑川蓮 >>13
【梅雨が終わるまで】
君を失った主人公の悲しみと雨の描写を上手く調和させていて、短い中で綺麗にまとまっていました。
雨は、主人公の苦しみを和らげてくれる大切なものなんですね。
タイトルの回収が秀逸でした。
唯柚 >>16
【梅雨】
主人公の女性を見下す態度がなかなかにウザったいですね。
『まずは一人目』。この言葉が主人公の人格を端的に表すパワーのある表現だなあって思いました。他にも二人の女性の「可哀想」という言葉の対比が皮肉めいてて面白かったです。