やよいの日常屋#01【のーちゃん】
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「のあっち…?ノアちゃん…?
のーちゃん…、おおぉ!!ええやん!」
「良くない。」
あたしは『ノアール』と呼ぶのが面倒になってきたので、
まさに今、呼び方を考えていたところであった。
「じゃあ、のーちゃんは何て呼ばれたいん?」
ノアールはそっぽを向いて「しらん」と答えた。
すると、やよいは少しニヤニヤしながらノアールの顔をのぞいた。
「へぇ~、『のーちゃん』って一応自分の事だと思ってるんやぁ?」
「…おい、今、どういう気持ちで言葉を発した?」
ノアールは無理な笑顔で笑っていたのが逆に怖かった。
この後、やよいはとても反省しました。