ここではデュエマ(>>1)の概要について述べる。
トレーディングカードゲームとしてのデュエル・マスターズの発売が開始されたのは、日本では2002年5月30日。
マジック:ザ・ギャザリングからの派生商品であり、一部デザイナーが重なっているため「クロスギア」や「サバイバー」、「がちんこ・ジャッジ」(注釈1)などのギミックがアレンジされて投入されている。逆に「ターボラッシュ」や両面カードのように、デュエル・マスターズで登場したギミックがアレンジされ、マジック:ザ・ギャザリングに導入される場合もある。
トレーディングカードゲームの中でも長期的に安定した人気を得ているゲームの一つで、現在も定期的に新弾がリリースされている。
雑誌ではDMの情報は小学館発行の書籍(『月刊コロコロコミック』など)とホビージャパン社発行の『ゲームジャパン』『カードゲーマー』が独占している。その他のホビー雑誌などにこのTCGの情報が載ることはない。本作の情報は上記の雑誌などで公開されるほか、キッズステーションでスポット放映されている『デュエル・マスターズGATE』『デュエル・マスターズDASH TV』、Youtubeのコロコロチャンネル【公式】、デュエチューブ-DM公式-、そしてコロコロオンラインでもカードの紹介などがなされている。
漫画やアニメ、アプリなどの多メディア展開も行っている。
[海外展開]
アメリカでは2004年3月5日に第1弾が発売開始となる。アメリカでのキャッチこぴー(注釈1)は「怪獣道(Kaijudo)」だった。ただし、第12弾を最後にアメリカでの展開が終了。アメリカの他、スペイン、ポルトガル、中国などで展開された。
その後、Duel Legendの商品名で韓国でも展開されたが、こちらも展開終了となっている。
2012年、ふたたびアメリカで「Kaijudo: Rise of the Duel Masters」という商品名で展開されることとなった。基本ルールはデュエルマスターズと同一だが、カードの種類やデザインは異なっている。2014年に「Kaijudo: Rise of the Duel Masters」の打ち切りが発表された。
2022年9月より、シンガポール/インドネシア/マレーシア/フィリピン/台湾/香港での展開が始まった。日本語の商品がそのまま「はんばい」(注釈1)されている。
[注釈]
1.小説カキコ上の問題により、平仮名に変更。