物体が運動するとき、その移動距離を経過時間で割ったもの、 すなわち単位時間あたりの移動距離を速さという。速さにおいては向きを考えない。運動している物体の移動距離をs、経過時間をΔtとすると、物体の速さは次のように表される。u=s÷△t=8/△t.(1.1)速さの単位は時間と距離の単位によって決まる。よく用いられるのは, m/s(メートル毎秒)である。また、日常生活では距離の単位をkm(キロメートル)、時間の単位をh(時)とするkm/h(キロメートル毎時)もよく使われる。