ロン(ロンあがり)とは、他家(>>13)が捨てた牌(>>7)を利用して和了(>>1)を宣言する方法の一つである。
麻雀(>>14)では、手牌(>>15)を揃えて特定の役(>>6)を完成させることで勝利となるが、ロンはその手段の一つとして重要な役割を持つ。
[概要]
麻雀のアガリ方にはロンとツモの2種類がある。
ロンは、他家が捨てた牌を拾うことでアガる方法であり、点数(>>16)はその牌を捨てた家(>>17)が支払う仕組みになっている。
これは振り込む(>>18)とも表現され、ロンを成立させることでその対局の勝者が決まることが多い。
一方で、ロンにはいくつかの注意点がある。
例えば、フリテン(>>19)と呼ばれる状態ではロンができない。
フリテンとは、自分が以前にアガリ牌を捨ててしまった場合や、リーチ(>>20)後に一度見逃した牌でロンを宣言することができないルールのことを指す。
このため、フリテンを避けるために手牌の管理や戦略が求められる。
また、ロンは他家の捨て牌(>>21)を利用するため、麻雀の基本戦略にも関わってくる。
例えば、相手の捨てる牌を予測する能力があれば、ロンでアガるチャンスを増やせる。
逆に、自分が不要な牌を捨てる際は、相手にロンされないよう慎重に判断する必要がある(詳しくは>>22の安全牌も参照)。
麻雀においてロンは勝負の決め手になる重要なアガリ方である。
他家の動きを見極めながら、自分の手牌をどのように完成させるかを考え、最適なタイミングでロンを決めることが勝利への鍵となる。