雑談掲示板
- 【ゲーム漫画好き出てこやー!】TPBR予備スレ【お気軽雑談】
- 日時: 2013/06/22 08:19
- 名前: 棒人間orze◆BoVaEdQZq.
- 参照: http://www38.atwiki.jp/tpbattleroyale/pages/2.html
二次小説(映像)板
【殺合中】タイムパラドックスバトルロワイアル【15禁】
の基本的になんでもありの雑談スレですw
雑談多目の方が安定するかも?と思い立ててみました
こちらへのSS投下は無問題どころか大歓迎ですが
* ≪15禁≫ にあたる文章は本スレに投下してください。
以下テンプレ
☆初めに
当企画はいつでも誰でも参加可能の
『タイムパラドックスに関わったキャラでバトルロワイアルする』
リレー企画です!
なお、投下された作品はまとめサイトに収録させていただきますのでご了承ください。
この企画自体は15禁ですが、当スレ内においては全年齢進行で。
Q1:そもそもパロロワって何さ?
中学生同士の殺し合いを描いた小説『バトルロワイアル』をモチーフにした
複数のアニメ、漫画作品のキャラクターをクロスオーバーさせる二次創作リレー小説です。
ここの他にも色々あり、基本的には2ちゃんにスレを立てて行われます。
Q2:バトルロワイアルって事は最初から最後まで鬱々としてるの?
そんなことはありません。原作バトルロワイアルと違い書き手によって
熱血・バトル展開が繰り広げられたりコメディ展開になったりと様々です。
鬱展開を書く事の方が少数というパロロワも存在します。
Q3:参戦キャラは?
参戦していなければTPロワ参戦作品として不適切であるキャラの為
参戦枠を固定してあります。
ほぼ同一の理由、行為から固定枠に入りができるキャラクターが2名以上いる場合
どれか1名のみを選出する。
(ただし主催陣に入る可能性が考慮されるキャラクターについては自由枠)
※もし固定枠に違和感を持たれた場合は該当スレにて話し合ってください。
空いている枠には1度の投稿につき2キャラ以下を自由枠として出せる。
☆はこれまでに投下された作品で追加されたキャラクターです。
参戦作品一覧
【BLAZBLUE】
○ラグナ=ザ=ブラッドエッジ
○ν-No.13-
○ハクメン
○レイチェル=アルカード
☆タオカカ
☆ハザマ(ユウキ=テルミ)
【ジョジョの奇妙な冒険】
○ジョルノ・ジョバーナ
○DIO
○吉良吉影
○リンゴォ・ロードアゲイン
○ヴィネガー・ドッピオ/ディアボロ
○
【SIREN】
○須田恭也]]/神代美耶子
○八尾比沙子
☆牧野啓
○○○
【勇者30】
○ユウシャ
○マオウ
○オウジョ
○○○
【ひぐらしの鳴く頃に】
○古手羽入/古手梨花
○鷹野三四
☆北条沙都子
○○○
【ゼルダの伝説ムジュラの仮面】
○リンク
○ムジュラ
○スタルキッド
☆ミカウ
○○
【METAL GEAR SOLID3】
○ネイキッド・スネーク
○オセロット
○THEボス/THE・ソロー
○THEエンド
☆ニコライ・ステパノヴィッチ・ソコロフ
○
【ドラゴンクエストⅦ】
○アルス(主人公)
○マリベル
○キーファ
○アイラ
○○
【PSYЯEN】
○夜科アゲハ
○雨宮桜子
○天樹院(カイル、マリー、シャオ、ヴァン、フレデリカ《大人or子供》のいずれか)
○霧崎兜
☆雹堂影虎
○
【刀語】
○鑢七花
○鑢七実
○左右田右衛門左衛門
○○○
【リトルバスターズ】
○直枝理樹
○棗恭介
○棗鈴
○○○
【魔法少女まどか☆マギカ】
○鹿目まどか
○暁美ほむら
☆佐倉杏子
☆美樹さやか
☆ゲルトルート
○
44/72+4
Q6:キャラクター多すぎじゃない?さばききれるの?
混乱が起きないよう「予約制度」「状態表制度」を起用しています。
予約制とは
・本スレ、非常用スレなどで
『キャラクター名@原作名 × 予約したいキャラクター分
予約します』
の形で宣言すれば、5日間該当キャラクターを予約できる制度です。
(『』内テンプレ)
予約した場合
・予約期間の最中に他の書き手は、該当キャラのSSは投下できない。
・期限が過ぎる前に予約の延長を宣言することで3日間延長を許される。
・予約期限が過ぎた場合破棄されたものとし、補任以外の誰かが予約したりSSを投下したり出来る。
・期限を過ぎても、他の人の予約やSSが入らない場合はそのまま投下できる。
状態表とは
・SSの最後に
『【地名(まとめの地図参照)/○○日目/時間(深夜・早朝・昼間など)】
【キャラクター名@原作名】
[状態]:傷、疲労などの肉体的状態・不安、精神疲労などの精神的状態
[装備]:武器として持っているものはここ
[道具]:ランダム支給品(1~3個、その名の通りキャラ毎にランダムに配られる武器、装備品)、
基本支給品一式、刀の在りかを書いた紙(場所・建物の名前、刀の名称)
[思考・状況]基本行動方針:
1:
2:
3:
※追記事項(建物の崩落や情報交換によって得られたキャラ個人の首輪や脱出についての考察等々)』
と付けることでリレーを回しやすくする制度の事です。
【『首輪』と禁止エリアについて】
・ゲーム開始前からプレイヤーは全員、『首輪』を填められている (かならずしも首輪の形である必要性は無し。参加者の形態によってはチップなどになっている)
・首輪が爆発すると、そのキャラは死ぬ 。(例外はなし。不死の怪物であろうと、何であろうと死亡)
・24時間死者が出ない場合は全員の首輪が発動し、全員が死ぬ。
・『首輪』を外すことは専門的な知識がないと難しい (下手に無理やり取り去ろうとすると、首輪が自動的に爆発し死ぬことになる)
・開催者側が一定時間毎に指定する禁止エリア内にいると、首輪が自動的に爆発する
・【デイバックとイベントルールについて】
「デイパック」は他の荷物を運ぶための小さいリュック。主催者の手によってか何らかの細工が施されており、明らかに容量オーバーな物でも入るようになっている。四●元ディパック。
中に入ってるのは
「地図」 → MAPと、禁止エリアを判別するための境界線と座標が記されている。URLと同じ物。
「コンパス」 → 安っぽい普通のコンパス。東西南北がわかる。
「筆記用具」 → 普通の鉛筆と紙。
「水と食料」 → 通常の成人男性で3日分。肝心の食料の内容は…書き手さんによってのお楽しみ。SS間で多少のブレが出ても構わないかと。
「名簿」→全ての参加キャラの名前と『首輪』と禁止エリアについて、放送についてが羅列されている。
「時計」 → 普通の時計。時刻がわかる。開催者側が指定する時刻はこの時計で確認する。
「ランタン」 → 暗闇を照らすことができる。
「ランダムアイテム」 → 何かのアイテムが1~3個入っている。内容はランダム。
プレイヤーがあらかじめ所有していた武器、装備品は全て没収。
ただし、義手など体と一体化している武器、装置、取り付いている霊体、思念体等はその限りではない。
また別の場所から召喚するものに関しては持ち込み可。
衣服とポケットに入るくらいの雑貨(武器は除く)は持ち込みを許される。
【イベントルール】
逃走中とか戦闘中のミッションとほぼ同じ。
ただし規模は景品貰えるだけのものから地球崩落・次元隔絶クラスまで様々。
・ある程度先の展開が読めてしまう恐れがあるので
基本的にイベントの内容は秘密。
・イベントについて話すときは、まとめwikiトップから行ける避難所を利用しよう!
・決めた話数で区切ってそこにイベント開始のSSを投下。
例:二話目到達時イベント開始=全キャラの二話目SSが書かれた時点でイベント開始のSSを投下
・イベント設置の順番、差し込む話数は話し合いで決める。
【タイムリープについて】
TPを主題に集められたキャラ達がしのぎを削る企画なので、当然の事ながら
『大幅に時を巻き戻すことが可能です』
しかし幾つかルールがあります。
・戻す場合は、構想の段階で他の書き手方に報連相。総員一致の後タイムリープしてください。
・その後『時間が戻った事を認識できると思われるキャラのみ』戻った時間分(早朝→深夜:深夜から早朝までのSS『』内条件付)で執筆可能。
・例外として動かしたキャラが新たに接触したキャラも動かしてよい。
・放送前までは戻せない。
全レスもどる
Re: 【殺合中】TPバトルロワイアル予備スレ【お気軽雑談】 ( No.1 )
- 日時: 2013/05/23 10:21
- 名前: 棒人間orze◆BoVaEdQZq.
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel7/index.cgi?mode=view&no=24921
地図は後々縮小して載せよう。
しっかしあれだ、何を話せばいいのやら…………
参戦作品についてからかな?
Re: 【殺合中】TPバトルロワイアル予備スレ【お気軽雑談】 ( No.2 )
- 日時: 2013/05/24 01:33
- 名前: 棒人間orze◆BoVaEdQZq.
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel7/index.cgi?mode=view&no=24921
おお!マップ載せられた!!やはり雑談に移動して正解だったな。
Re: 【殺合中】TPバトルロワイアル予備スレ【お気軽雑談】 ( No.3 )
- 日時: 2013/05/29 06:54
- 名前: 棒人間orze◆BoVaEdQZq.
- 参照: http://www38.atwiki.jp/tpbattleroyale/pages/2.html
さてと、知らない作品ばっかだと見にくいだろうし
人が来るまで上から順々に紹介してくか
まずBRAVBRUEの粗筋から
粗筋:A.D.2199 Dec 一年の締め括り、街は新年への期待で活気づいていた。
そんな中、SS級の統制機構反逆者にして史上最高額の賞金首
「ラグナ=ザ=ブラッドエッジ」が第十三階層都市「カグツチ」に出現したという
情報が走り抜ける。その行動目的は『黒の獣(過去に世界を滅ぼしかけた核も効かない化け物)』
出現後に製錬された魔術を行使する力、「魔導書」を管理する
ため組織され、荒廃した世界を1つにした「 世界虚空情報統制機構(統制機構)」という組織。
その統制機構の壊滅といわれている。
対象に懸けられた高額な賞金や彼の所有する絶対無比の力を持つ魔道書を狙い、様々な者達がここ
第十三階層都市「カグツチ」に集結する。 無論、その中には統制機構の放った刺客の姿もあった……。
Re: 【殺合中】TPバトルロワイアル予備スレ【お気軽雑談】 ( No.4 )
- 日時: 2013/05/29 07:51
- 名前: 棒人間orze◆BoVaEdQZq.
- 参照: http://www38.atwiki.jp/tpbattleroyale/pages/2.html
ジョジョ
粗筋:これは、1世紀以上にわたる[[DIO]]とジョースター家の因縁の物語である。
第一部:ファントム・ブラッド(1~巻)
19世紀末────イギリスの貴族ジョースター卿は、命の恩人の息子ディオ・ブランドーを養子とし、援助を与えた。
だが、ディオは卿の本当の息子、ジョナサンをよそに財産の乗っ取りを計画する。それを気付かれたディオは人間の脳を刺激し、
吸血鬼にする石仮面をかぶる。一方初代ジョジョは謎の男ツェペリから波紋法を学び立ち向かう。
宿命の対決は身を挺した大爆発で終幕した。しかし首だけとなった[[DIO]]はジョジョの体を奪い深い眠りについて生き延びた。
第二部:戦闘潮流(~12巻)
50年後────ジョナサンの孫、ジョセフは石仮面を製作した究極生物の一派との熾烈な闘いを繰り広げていた。
進化を遂げた最強最後の1人『カーズ』が火山のエネルギーで宇宙に吹き飛ばされたことで決着する。
第三部:スターダスト・クルセイダース(12~28巻)
更に50年後の日本。ジョセフの孫、空条承太郎は[[DIO]]復活の影響で発現した自身のスタンドの力によって倒れた
母を救うため、エジプトまでの旅を越えて『時を止める』能力『THE・ワールド』を使う[[DIO]]に闘いを挑み、死闘の末
これを撃破、世界と母を救う。
第四部:ダイアモンドは砕けない(29~47巻)
1999年日本。[[DIO]]をスタンド使いに覚醒させた『弓と矢』によって、スタンド使いが増やされていた!
ジョセフの隠し子、東方仗助とその仲間達は殺人鬼[[吉良吉影]]を追い詰めこれを倒し杜王町の平和を守った。
第五部:黄金の風(48~63巻)
2001年イタリア。[[DIO]]の息子(首から下のジョナサンの息子とも言える)[[ジョルノ・ジョバーナ]]は麻薬を売るギャング
『パッショーネ』のボス[[ディアボロ]]を倒し、悪を挫く『ギャングスター』となるため仲間と共に反旗を翻す。
『弓と矢』の矢じりによってスタンド能力の更に先、『レクイエム』の力を使い[[ディアボロ]]を追放した。
第六部:ストーンオーシャン(全17巻)
2011年。承太郎の娘、空条徐倫は[[DIO]]の友人プッチ神父の策略によって彼の管理するG.D.st刑務所に入れられる。
彼の目的は承太郎の封印している[[DIO]]の目指した『天国への道』を開く事だった。計画は成功し、驚異的な力を持つスタンド
『メイド・イン・ヘブン』が発動するも、徐倫の仲間エンポリオによってプッチ神父は倒された。
しかしその強力過ぎる能力は彼の死後暴走し、世界は改編された。
第七部:STEEL BALL RUN(全23巻
そして時は遡り、1890年。本来開催されなかったはずの北米大陸横断レース『SBR(STEEL・BALL・RUN)レース』が開催されていた。
しかし、それは大統領[[ファニー・バレンタイン]]の仕組んだ、全て集めた者は真の『力』と『永遠の王国』を手に入れるという
『聖人の遺体』を収集する為の大会だった。馬乗りの家系ジョースター家の次男、ジョニーは動かない筈の足が『遺体』
の力で動き、更にスタンドまで授かる事が出来る事を知って収集を始める。
[[リンゴォ・ロードアゲイン]]、『恐竜化のスタンド』を持つ人間『ディエゴ・ブランドー』通称『Dio』
等大統領からの刺客を掻い潜り、全ての遺体を揃えるも大統領に奪われてしまう。
そして今…………
Re: 【殺合中】TPバトルロワイアル予備スレ【お気軽雑談】 ( No.5 )
- 日時: 2013/05/29 08:03
- 名前: 棒人間orze◆BoVaEdQZq.
- 参照: http://www38.atwiki.jp/tpbattleroyale/pages/2.html
なんだろうなぁ、リレー形式がダメなのか?それとも参戦作品に魅力を感じないのか?
タイムパラドックスって題材が取っつきにくいのか?謙遜してるのか?
いや、一番の要因は俺か、俺が全部悪いさ。さっさと製作に戻ろう。
Re: 【殺合中】TPバトルロワイアル予備スレ【お気軽雑談】 ( No.6 )
- 日時: 2013/05/29 09:46
- 名前: 棒人間orze◆BoVaEdQZq.
- 参照: http://www38.atwiki.jp/tpbattleroyale/pages/2.html
上から順にと言ったが、すまんありゃ嘘だった。
『勇者30』のオウジョって固定枠かな?カーペット通ると時戻せるし
勇者30は書こうと思っても、自由枠使うから取り付く島が無さすぎるし
反対意見1週間ぐらい来なければ入れよう。
粗筋:5つのルートを全て終わらせることでゲームクリアになる。
勇者30……女神歴100年。ただ足が早いことが取り柄の旅人[[ユウシャ]]は、とある城に立ち寄った際
『30秒で世界を滅ぼすハメツの呪文』(この世界では半日掛けて行われる大呪文)を唱えようとする
悪の魔王と遭遇する。しかしレベルが足りず打ち倒されてしまい、
気が付くとその日の朝に戻っていた。その時傍らにいたのは時の女神様で、色々お得だというのでうっかり契約したのが
運のつき。お金の工面とレベル上げの時間に追われる毎日が始まったのでした。
「ギブアンドテイクは基本よね!」をスローガンに30秒で世界を救う超速RPG。
魔王30……女神歴200年。[[マオウ]]の恋人『ミレニア』はモンスター化の呪いを受けていた。一応意志疎通はできるし問題は無かったので
放っておいたのだが、バイオレット城で紫色の毛並みを持つミレニアの淹れてくれたバイオレットティーを飲んでいた
ある日の夜。正気を失った麓の村の住民の襲撃事件から進行が速まった。
村人が正気を失った原因であるノワール像をミレニアを元に戻す『ついで』に破壊し、セカイセーフク([[マオウ]]はよく意味が解っていない)
しようとする30秒で村人殲滅結果的に悪行根絶超速TRPG。
王女30……女神歴300年。世界は、あり得ないほど強い王様『世界王』のお陰で
1つの国となり平和な時が流れていた。
ところが王様はタチの悪い病気で寝込んでしまったため、薬草を取りに世界王の娘オウジョは行く!
30秒間の門限を守りつつボウガンを所構わずブッ放つ超速STG。
騎士30……女神歴500年。時の女神が魔王ノワールに(猿でも引っ掛からないような罠で)倒され、世界は魔物蔓延る暗黒時代
となった。とある城でもあまりの恐怖に責任感の強い1人を除いて兵士が城を置いて逃げ出していた。
当然残った1人、キシは死んでしまったがそこに現れたケンジャによって生き返らせられ、ギブアンドテイク的に
ケンジャの身を守りながら戦う事になる。
敵を全滅させる魔法を唱えるまでの30秒間ケンジャを守り抜く超速アクションゲーム
勇者300:ユウシャの封印を解く呪文を女神の赤石を用いて行ったケンジャは
誤って『過去へ向かって時を吹き飛ばす』能力を持つ超魔王を復活させてしまう
10日間で500年の時を遡りながら破壊していく超魔王を追い
最後の決戦場『女神歴0年』を目指す超速RPG!!
Re: 【殺合中】TPバトルロワイアル予備スレ【お気軽雑談】 ( No.7 )
- 日時: 2013/05/30 09:26
- 名前: 棒人間orze◆BoVaEdQZq.
- 参照: http://www38.atwiki.jp/tpbattleroyale/pages/2.html
SIREN
粗筋:昭和78年(西暦2003年)、某巨大掲示板で『××村三十三人殺し』の噂が出回っていた。
(錯乱した若者が村人達を次々と殺して回りその被害は三十三にも上ったという都市伝説)
それを目にした[[須田恭也]]はその真相を探るべく、噂の根源とされる羽生陀村へとやって来た。
偶然村の暗部である生け贄の儀式を目撃した彼はその場から逃げ出すも、儀式の失敗によって
屍人蔓延る異界へと飛ばされてしまう。
Re: 【殺合中】TPバトルロワイアル予備スレ【お気軽雑談】 ( No.8 )
- 日時: 2013/06/01 08:28
- 名前: 棒人間orze◆BoVaEdQZq.
- 参照: http://www38.atwiki.jp/tpbattleroyale/pages/2.html
ひぐらしってわりと知名度低かったことに唖然とした時期もあったな
粗筋:昭和58年6月、雛見沢村では『綿流しの祭り』が行われる。この祭りには様々な曰くが付き纏いつづけている。
特にここ3年は『鬼隠し』と呼ばれる神隠し殺人事件が相次いで起こり、今年も何か起こるのではないかと囁かれていた。
しかし、これから起こるそんなものとは比較にならない大惨事を知るのはただ1人、[[古手梨花]]のみだった……
Re: 【殺合中】TPバトルロワイアル予備スレ【お気軽雑談】 ( No.9 )
- 日時: 2013/06/01 10:04
- 名前: 棒人間orze◆BoVaEdQZq.
- 参照: http://www38.atwiki.jp/tpbattleroyale/pages/2.html
ゼルダの伝説ムジュラの仮面、個人的にゼルダは出てこないし番外編だし
時オカとかトワプリとか風タクに比べると知名度低い気がするんだが
どうなんだろう?
粗筋:前作『時のオカリナ』で共に旅をした妖精、ナビィを探しに旅に出た[[リンク]]は
ある森で奇妙な仮面を着けた[[スタルキッド]]に
愛馬を取られ追いかける内パラレルワールドであるタルミナへと迷い込む。
そこはスタルキッドの着けていた恐怖の仮面、[[ムジュラ]]の仮面
その一部である月が落ち、あと三日で滅ぶ世界だった…。
Re: 【殺合中】TPバトルロワイアル予備スレ【お気軽雑談】 ( No.10 )
- 日時: 2013/06/03 09:37
- 名前: 棒人間orze◆BoVaEdQZq.
- 参照: http://www38.atwiki.jp/tpbattleroyale/pages/2.html
METAL GEAR SOLID3
3に出てくる『スネーク』は1、2のスネークのクローン元であるため別人
粗筋:■19XX……第一次世界大戦後、三大国(アメリカ、中国、ロシア)により、秘密組織『賢者達』発足
■193X……賢者達の創設メンバーの最後の一人が死亡。以後、賢者の遺産を巡って三大国は対立していく
■1942……[[THEボス]]が『コブラ部隊』を結成
■1944……ノルマンディ上陸作戦でコブラ部隊が活躍[[THEボス]]、戦場で”アダムスカ”(後の[[オセロット]])を出産する
■1947……コブラ部隊、解体────────────
そして196X年、軍用機を拠点にした隠密行動特殊部隊FOX結成。
準備期間を経て、ゼロ少佐指揮の元、バーチャス(貞淑な)ミッションが行われる。
Re: 【殺合中】TPバトルロワイアル予備スレ【お気軽雑談】 ( No.11 )
- 日時: 2013/06/04 13:32
- 名前: 棒人間orze◆BoVaEdQZq.
- 参照: http://www38.atwiki.jp/tpbattleroyale/pages/2.html
ドラクエⅦエデンの戦士達…………か
モンスター職がもうちょっとなんとかなってて
ラスボスがキーファだったら神ゲーだったんだけどな……
粗筋:この世界には陸地といえば1つしかない。
グランエスタード島と呼ばれる小さな島、それが世界の全てであり
平和な港町フィッシュベル、そして王都グランエスタードは
数少ない人間の住む場所だ。
アルス(主人公)と王子[[キーファ・グラン>キーファ]]は
そんな抑揚のない日常に飽き飽きしていて
今となっては誰も近づかない『遺跡』を調査する毎日を送っていた。
彼らが遺跡の謎を解き、石板によって知恵を得たなら
平和なエデンにはもういられないとは知らずに…………
Re: 【殺合中】TPバトルロワイアル予備スレ【お気軽雑談】 ( No.12 )
- 日時: 2013/06/05 08:05
- 名前: 棒人間orze◆BoVaEdQZq.
- 参照: http://www38.atwiki.jp/tpbattleroyale/pages/2.html
PSYЯEN ーサイレンー
知ってて覚えてる人いるのかなって感じだぜ……
『見える人』書いた作者が書いたやつで昔は通じたんだけど
今はどうかな?
粗筋:ふとした事から赤いテレホンカードを手に入れた高校生[[夜科アゲハ]]。
それはネット上で500万の価値があると噂される代物で、現在話題となっている
連続失踪事件の手がかりでもあった。
そんな中同級生の[[雨宮桜子]]が赤いテレホンカードを持って失踪してしまう。
彼女を救う為、失踪事件の犯人とされる『秘密結社サイレン』と連絡を取り
そこで行われる『PSYЯENゲーム』に身を投じる事となる。
Re: 【殺合中】TPバトルロワイアル予備スレ【お気軽雑談】 ( No.13 )
- 日時: 2013/06/06 08:11
- 名前: 棒人間orze◆BoVaEdQZq.
- 参照: http://www38.atwiki.jp/tpbattleroyale/pages/2.html
刀語(カタナガタリ)
見た当初読みが(トーゴ)だと思って「こいつMTGでイナズマ作ってたゴブリンだよな?」
とか考えてたのは内緒w
ただ今タイムパラドックスロワにてこの作品にちなんだイベント
『刀集め(仮)』
(イベント一覧では哀刀語《レクイエム》となっている)
『各地に散らばる12本の刀を集め、景品をゲットせよ』
絶賛発動中!!
粗筋:戦国時代に現れた刀鍛冶から鍵師まで兼任した天才、四季崎記紀。彼が手掛けた刀は、無論切れ味は一流だったが
それ以外にも特異な機能を備えており、その性質と外見から『変体刀』と呼ばれ持っている本数で武将の格が決まる
とまで言われたほどの技巧が施されたものだった。
戦国時代、後に旧将軍と呼ばれる武将が天下統一を成し遂げ、尾張幕府を立ち上げる。
そして時は尾張時代、旧将軍に代わり家鳴将軍家が全国を統治し旧将軍が国を傾けてでも敢行した千本にも及ぶ『変体刀』
狩りの締め括り。四季崎記紀が千本の習作を経て作り上げた『完成形変体刀12本』の回収を命じた…………
Re: 【殺合中リレー】TPバトルロワイアル予備スレ【お気軽雑談】 ( No.14 )
- 日時: 2013/06/07 12:57
- 名前: 棒人間orze◆BoVaEdQZq.
- 参照: http://www38.atwiki.jp/tpbattleroyale/pages/2.html
リトルバスターズ!!
は、まぁ今まさにアニメでやってるし説明不要かも?
粗筋:過去の事件から両親を無くし塞ぎこんでいた少年[[直枝理樹]]。彼を救いだしたのは
『リトルバスターズ』と名乗る一団だった。
それから数年後、『リトルバスターズ』のリーダー[[棗恭介]]の一言によって
物語は動き出す。
「野球チームを作ろう………チーム名は、『リトルバスターズ』だ!」
Re: 【殺合中リレー】TPバトルロワイアル予備スレ【お気軽雑談】 ( No.15 )
- 日時: 2013/06/08 13:29
- 名前: 棒人間orze◆BoVaEdQZq.
- 参照: http://www38.atwiki.jp/tpbattleroyale/pages/2.html
まどマギは抜かそう、正直あの作品どこからあらすじ書き出せばいいのか不明で面倒なのよね
次はキャラ解説でも載せるか?人が来る気配はゼロだし次はもうちょいかかりそうだし
Re: 【殺合中リレー】TPバトルロワイアル予備スレ【お気軽雑談】 ( No.16 )
- 日時: 2013/06/08 19:02
- 名前: N・N
初めまして、こんにちは
少し前にこのパロロワを知りました。
影ながら応援しています。頑張ってください。
Re: 【殺合中リレー】TPバトルロワイアル予備スレ【お気軽雑談】 ( No.17 )
- 日時: 2013/06/09 17:41
- 名前: 棒人間orze◆BoVaEdQZq.
- 参照: http://www38.atwiki.jp/tpbattleroyale/pages/2.html
おお!初めまして!
ありがとうございます。その言葉1つで、あと数年は闘えます!
ここまででなんか分かりにくい作品無いですかね?
Re: 【殺合中リレー】TPバトルロワイアル予備スレ【お気軽雑談】 ( No.18 )
- 日時: 2013/06/10 18:43
- 名前: 棒人間orze◆BoVaEdQZq.
- 参照: http://www38.atwiki.jp/tpbattleroyale/pages/2.html
せっかくだから、キャラ解説行く前にこっちに1作差し込むか
マオウ@勇者30
ゲルトルート@魔法少女まどか☆マギカ
予約するよ。
これで土曜日までこの2キャラを他の書き手(今は恐らく意味ないが)
が書いてはいけなくなったわけだ。
これが*予約制。
同じキャラを複数の書き手が─────普通は滅多にないけど
書いてた時とかにケンカしたり譲り合い宇宙して押しの強い方に
権利がいってしまうのを防いだり
もしくは予約出来なかった方が早い段階で代案を用意出来るようにする
ための制度だす
Re: 【殺合中リレー】TPバトルロワイアル予備スレ【お気軽雑談】 ( No.19 )
- 日時: 2013/06/11 19:50
- 名前: N・N
またまたこんにちは
そう言っていただけると嬉しいです!勇気を出して書き込んだ甲斐がありました。
分かりにくい作品というのは参戦作品についてですよね。ここでの紹介やまとめWikiの作品解説は分かりやすくて良いと思います。
あと各作品の理解の差(よく知っている~大まかな設定しか知らない)はあるものの、パッと見全く知らない作品というのはありませんでした。
BLAZBLUEや勇者30は(パロロワ内に絞れば)マイナーなんでしょうか。
BLAZBLUEはこれから新作やアニメ化があるので、知名度は上がるかも知れません。
ちょっと長くなってしまいましたが、こんなので良かったら参考程度にどうぞ
予約分頑張ってください!
Re: 【殺合中リレー】TPバトルロワイアル予備スレ【お気軽雑談】 ( No.20 )
- 日時: 2013/06/11 22:16
- 名前: 棒人間orze◆BoVaEdQZq.
- 参照: http://www38.atwiki.jp/tpbattleroyale/pages/2.html
おいおい、ここはお気軽雑談スレだぜぇ?お気軽に話しかけてもらわないとねw
よかった……「解らないから参加しにくい」ってのは怖いからな……
ああ、少なくともその2つが参加してるってのは聞いたことないねぇ
逆に出過ぎて出展時期スゲー気にしなきゃいけない(いけなかった)のは
まどマギとジョジョ、それとひぐらし。
まどマギは戦隊系やなのはとかの変身ロワ、色でチーム別けしてるオーズロワ
ジョジョはそもそも専用ロワがあるし、数えるのも面倒なイメージ。
ひぐらしはテニプリや電磁砲が参加してる中学生ロワとかで出てるよ!
うむ、ベル薔薇並みに美しいヤツを書きにいくよw
Re: 【殺合中リレー】TPバトルロワイアル予備スレ【お気軽雑談】 ( No.21 )
- 日時: 2013/06/13 10:03
- 名前: 棒人間orze◆BoVaEdQZq.
- 参照: http://www38.atwiki.jp/tpbattleroyale/pages/2.html
ふむ、しかし知名度か…………
それについて考えるとこのスレワンチャン動き出しそうなのは年度末辺りになりそうなんだなぁ
BRAVBRUEは正にって感じだし、ひぐらしは多分近々新アニメ出る
ジョジョは格ゲー出るのが8月だったか?
刀語(再放送)とリトバスはまだ終わるまでまだかかる
全部終わったらえらく油の乗った旬も旬なスレになるんだけど
いかんせん時間かかりすぎだぜ…………
Re: 【殺合中リレー】TPバトルロワイアル予備スレ【お気軽雑談】 ( No.22 )
- 日時: 2013/06/15 23:56
- 名前: 棒人間orze◆BoVaEdQZq.
- 参照: http://www38.atwiki.jp/tpbattleroyale/pages/2.html
予約は延長を申し入れることで3日間猶予期間がもらえるんだ
俺は延長するよ
Shine on You Crazy Diamond ( No.23 )
- 日時: 2013/06/18 20:43
- 名前: 棒人間orze◆BoVaEdQZq.
- 参照: http://www38.atwiki.jp/tpbattleroyale/pages/2.html
うーむまいった…………
マオウ@勇者30
ゲルトルート@魔法少女まどか
投下します
Shine on You Crazy Diamond ( No.24 )
- 日時: 2013/06/18 20:45
- 名前: 棒人間orze◆BoVaEdQZq.
- 参照: http://www38.atwiki.jp/tpbattleroyale/pages/2.html
.
ここは3-Bのスラム街。今は、不良達の下世話な話し声も人々の雑踏が大地を鳴らす事もない。
静かな裏通りに、換気扇の音が不気味に機械音を響かせるだけだ。
牛骨肩パット付き紫貴族服という場違いな衣装をまとった美青年が
額に手を添えいやにカッコいいポーズを決めていた。
「ふん、しょせん人間の考えることなどくだらんな」
異様な光景と言えるだろう。通りに備え付けられたゴミ箱の上に丸い鏡を立て掛けて
様々な角度から自分の姿を映し、独り言を言っているのだから。
彼はナルシストだ。それも美しさを求めるあまり魔王となった元人間。
「このワタシが本気をだしては、ただの人間など紙屑同然ではないか。仮に
集団になろうと『人間』が『人間共』になるにすぎん。気をつけるべきは
不死の化け物と水の品質管理のみ、殺し合いになどなるまい」
故にこの発言も含めて至って正常、いつもとまるで変わらない。
変わったことといえばツッコミ役がいない事ぐらいのもの。
「序盤でザコは勝手に片付くだろう、後の者は美しければ配下にひきいれ
そうでなければ放っておこう。あとはミレニアの安否さえしれたなら
こんな醜い首輪を付け、ミレニアとワタシを引き離した罪はつぐなわせてくれる
ファニー・バレンタイン、そしてヒテイヒメとその配下の者達よ
キサマら全員…………」
そしてサイコーにカッコいいポーズからのサイコーにカッコいい決め台詞。
「 セ カ イ セ ー フ ク し て く れ る わ !! 」
───────女神歴200年は地獄だった。邪悪の化身ノワールの魔の手に一国が堕ちたかと思えば
こんなヘンタイに全て討ち滅ぼされ、兵と家屋の損害甚大という大惨事となったのだから。
…………某国の兵長A
一目見て気に入った鏡をバッグの中に仕舞い込み、施設を出る。
『こんな汚い場所にいては健康に悪い』との判断からだ、彼の行動原理はいつだってそう
別に恩人であるユウシャを探そうだとか、知り合いがいないか不安がるとか
優勝を目座そうだとも、脱出のためにとも思わない。
彼は──────休日に道端の花を愛でるように『美しさを求めて』この場を練り歩くつもりである。
さっきの行動も『首輪を付けられたせいで美観を損なってないか』を見るためのものだ。
裏通りの終りに辿り着いたとき思い出した、後回しの確認事項も常人常魔なら忘れるわけもないものだった。
「ふむ、わが美しき召喚魔法もかわりなく使用できるようだな」
目前には豪壮な大怪石、今にも襲いかかりそうな山脈のごときゴーレムが立っている。
6~7秒間で最大の大きさとなる魔方陣を展開し
規模に応じたモンスターを呼び出す呪文。既にバトルロワイアルが始まってから30分過ぎであるが
何故戦力確認を怠ったのか、それは言うまでもないく優先順位の問題だ。
どんどんとモンスターを呼び出していく、キラーパンサーにスライム、リザードマン、ゴースト
出たらすぐ死ぬ最弱の石ころボーヤまで全て出し切った所で、妙なことに気付く。
周囲は、マオウの知る範囲では城だったとしても考えられない規模の建造物が
恐ろしい程密集していた。
と、いうのは出している最中に確認して、すでに珍妙な造形だとは気付いている。
材質もレンガではなく鉄を用いているというような細かい所までしっかり見ている。
問題はモンスター達を押し退けて見えた光景が全くそれとは異なっていたことだ。
『進入禁止』の看板や黒と黄のフェンスに見覚えはなかったが、なにかを建造していることは明白だ。
一瞬『時の女神』が誰かの願いを聞き入れ、さっきまでの景色が出来上がる前まで
時を戻したのでは?
とも思った。しかし、それなら道路だった場所にまでフェンスが立てられ別の建築物の
工事が行われているのはおかしい。
恐らく世界を白黒の世界に変える呪文を持つという魔王のように、何らかの結界ないし
景色を一変させる魔力を持つものの仕業だろう。
同業で特筆して強い、ザインやラミデス程の力がなくとも繰り出せるちんけな魔術。どうということはない。
それに辺りが打って変わって騒がしすぎる。紅く滲んだ色彩の、三つ目のベルがけたたましく鳴り響いて
「摘んでしまおう」「女王様に捧げよう」という声がそこら中から聞こえてくる。
「フン、やはりここにも魔物共はいるのか。ちょうどいい、すこし道案内をたのむとしよう」
いつの間にか、綿毛のように肥大化した頭にカイゼルひげを生やした化物が
黄ばんだすき歯を剥き出しにして、暗い眼窩で睨むなか、マオウは
あえて手下モンスター達を還した。
還さなければ近付けないからだ。近付く事に意味がある。
「1つ頼みがある、キサマらの主を探しているのだ。このワタシを案内するがいい」
もはや目前に迫った化物達には、不思議な事にさっきまでの敵意は見られず
むしろ驚き戸惑って隣と顔を見合わせている。
遠くにいるものは特に変わり無く、建設作業を続けているか
こちらに気づいて殺気を孕んだ目でこちらを睨んでいるかのどちらかだ。
これがマオウのもう1つの能力「魅了」。
自身の余剰魔力半径20m圏内に触れた魔物を服従させる能力。
効力は早期に現れるはずにもかかわらず、彼等は言うことを聞かない。
この状況にマオウもまた驚愕していた。彼等の話に聞き耳を立てた時、その疑問は氷解したが…………。
「…………そうか、キサマらそうとう大事に手入れされているのだな。
安心しろ、出方次第では危害を加えるつもりはない」
その言葉を皮切りに彼等は飛び跳ねながら道を作り、跪いて礼をする。
「ごくろう」と一言労い花道歩く姿は、正に『王』足る者の威厳を放っていた。
しばらく歩くと整地された区画に出た。そこはどちらかといえば見慣れた景色に近く
工事中の薄汚い空間よりも心なしか空気がキレイになったよう。
案内の最中気になった事があり、住居の中も見学しようと試みた。
結局使い魔達に阻まれて叶わなかったが、しかし察しはつく。
そんなこんなで遂に最深部まで辿り着いた。入り口は酷くゴミゴミとしていて
紙細工の集まりのよう、扉も木を組んでいるというよりは白い木片を長方形にして
女性と文字のようなものが描かれた赤い扉をはめ込んでいるの方が近い。
「…………ゲルドルード、か?」
瞬間、幾つものドアが開き中へ引き釣り込まれ、気が付けば
空中に開かれた通路の縁に立っていた。見下ろすとそこは薔薇園
規格外な巨大さの薔薇咲き誇る魔女の領域。
Shine on You Crazy Diamond ( No.25 )
- 日時: 2013/06/18 20:46
- 名前: 棒人間orze◆BoVaEdQZq.
- 参照: http://www38.atwiki.jp/tpbattleroyale/pages/2.html
中央には長椅子が置かれ、結界の主『魔女・ゲルトルート』は座っている。
魔王は魔女を認めると数瞬薄く口を開け、そして微笑みながら身を投げた。
着地は鮮やか片足立ちで、彼は胸に手を当て指差しながら高らかに宣言した。
「いいぞキサマ!スバラシイ!姿は醜悪だが、キサマの育てる薔薇には見所がある!
四天王を揃えたワタシに足りないものはただ1つ、喜ぶがいい、今日からキサマは
このマオウの右腕となるのだ!!フハハハハハ!!」
薔薇の魔女は魔王に近付きしげしげと眺め、静止した。まるで会話をするかのように
顔の形を流動させる。魔王は頷きそれに答えた。
「うむ、キサマの薔薇の香りは道中ずっと届いていたぞ。ミレニアであっても
ここまでのモノは育てられんだろう。
ぜひともわが城に紫の薔薇を埋め、美しい茨の砦を築いてほしいものだ」
本来物言わぬスライムと話していた事もあった魔王には、彼女と会話することができた。
二人は互いの信じる『美しさ』について語らい、楽しい一時を過ごす。
その最中の魔王はとても楽しそうで、まるで10年来の親友と会話しているよう。
だが彼等の会話はどこか不自然さを伴うもので、“ いつか ” 瓦解しそうな危うさがあった。
そしてその “ いつか ” は、天災のように突然に表れる。
「おお、そうだ。キサマの醜さをみごとに緩和できるスバラシイ品物を手に入れたのだ。
あの不快な輩からの贈り物というのは少々気にさわるがな!」
バックの中からあるものを取り出した。それは神秘的な魔力をまとっていて
一目で神器か儀式用具だとわかるほどの圧倒的存在感。
魔王は事も無げにそれを取り出し魔女へ見せた。
「これだ、これを覗くと紫のオーラが滲み出て美しさを際立たせるのだ。
キサマも見るがいい、『真実の美しさ』を知る事ができるぞ」
その品物、名を『ラーの鏡』といい、映したものの『真実の姿』を見せる鏡である。
魔女はこの世の者とは思えぬ悲鳴をあげて飛び退く。
そこには過去が映っていた、かつて彼女が人であった頃の…………
ただ虚像の肌色は死人のそれで、力無く笑う。
見えたモノはあまりにも残酷で、彼女が攻撃と見なすには十分すぎるほどの光景だった。
有刺鉄線のような腕を振るい、鏡を叩き落とすと元の長椅子へ。
マオウには何が起こったのか解らない。だが、堪えきれぬ憤怒の言葉を発しながら頭を歪める姿と
飛ばされてきた4本脚を目にしては、交渉決裂と、迎え撃たなければ死ぬという現実を
否応なしに受け入れなければならなかった。
マオウは小さく呟いた。
「何故だ……何故『そんなこと』をする?」
砂煙をあげて、椅子はマオウに直撃したかに見えた。しかしここは薔薇園
土ならともかく砂が舞うだろうか? いや、舞わない。
煙の先では椅子が砂の怪物に持ち上げられていた。足元はドーム状になっており
そこにマオウはいた。今だ晴れぬ砂のせいで表情はうかがい知れないが
しかし足元に光る魔方陣は如実にその意思を伝えていた。
先程まで最大だった魔力は今3段階ほど縮んでいる。
それは既に隊列を組み終わっているということと同義。
両サイドからのショットタイプによる連係攻撃が既にセットされている。
が、魔女を火刑に処すには至らなかった。蝶に似た羽を生やし宙へ逃げたのだ。
「ッチ、スピードタイプとは…………厄介な!」
この時同時にマオウは思考していた。倒すにしろ止めるにしろ
マオウにとって戦術を組み立てるには3種のタイプ:パワー・スピード・ショット
を知らなければならない。
スピードタイプを倒すにはパワータイプ。けれどそれはこの場において
ある理由から、マオウに覚悟を要求するモノだった。
「ここでは薔薇がちってしまう、すな男も動かせん。どうする?」
マオウの頭は疑念でいっぱいではあったが冷えてもいた。人間においてもそうだが
『驚いた時は心拍数とは裏腹に考えが駆け巡り続ける』ということがままある。
ちょうど『背後に幽霊を見つけた人が騒がずに仲間の脚を進ませる』のに似ている。過去激昂して、バイオレット城のバイオレットティーの元になる紫の花を踏みつけてしまった事を思い出す。
流石のマオウでも同じ轍は踏まない。そして目の前の女性にも踏ませはしない。
直ぐ様ポイズンリザードとカエルを呼び出し後を追わせる花を避けるよう細心の注意を払いながら移動させる。
このマオウはまま詰め将棋に追い込み、最も被害の少ない場所に誘導。
瀕死にしてから説得を試みる腹積もり。
魔女の方も何もせず逃げていたわけではない。何故か働かない使い魔達に業を煮やし
既に触手の届く位置まで接近している!茨を伸ばし、隙間からマオウを引き釣りだそうと試み
見事成功した。鈍重な『すな男』はゆっくりと上を向くだけで何もしては来ない。
あとはハサミで切り刻むのみ、チェックメイトだッ!!
「待っていたぞ、ワタシを掴み上げるこの瞬間を。高さも十分だ、十分準備は出来ている」
守りに『すな男』を使った理由は大きく3つ。
①ショットで椅子を破壊するよりも確実に避けられるから。
②薔薇を避けて召喚できる可能性があった唯一のパワータイプだから。
そして③ハサミを通さず針金のみを通しリスクを最低限に近付くため。
全ては、手に握られた進むべき道を照らし出す希望を確実に当てる為に…………!
「喰らえ、キサマが見た目に反して燃え辛い体質だったとしても
『これ』ならばひとたまりもあるまい!」
投げつけられたそれは何とランタン!燃料は十分に溜められている。当たり割れたなら、その威力火炎瓶と同値!
とはいえ、ふところまでは魔王の蛮力をもってしてやっと届くかという程度の距離。
近付くにつれ動きは鈍くなり、魔女にとってはそう『ハエが止まっちまいそうなスローな動き』でしかない。
当然壊れない程度の力ではね除けられ、攻撃は失敗に終わったかに見えた。
しかし、布石は打たれている。攻撃を当てるには、ポイズンリザードが少し跳ねるだけで良かった。
『終わったはずの驚異が視界の端から襲ってくる』などということは、怒りで茹で上がった頭では計算できない。
《●△₩¢#%◆§☆※♯■◯ヱяァ !!》
ガラスの割れる音と共に、頭から燃え上がる。火を消そうと空中へ飛び上がり
周囲を見る暇無くがむしゃらに動く魔女に、分散した2ヶ所から魔法弾を当てることは容易い。
爆発による噴煙が宙に立ち込める中、交渉のため、解放されたマオウはある場所へ移動していた。
魔女が最初にいた場所、最も美しく咲く薔薇のある場所へ…………
「聞け!薔薇魔王よ!しゆうは決した!怒りを抑え、今いちど協議の場を設けようではないか!
はなしを聞け、理性があるのなら!」
…………何分ともコンマ何秒ともつかない曖昧な時間が流れている。
これまでの攻勢より、むしろこちらの方が辛い。薔薇の中への移動は理性を試すため
気付いてくれれば止めを刺さずにすむ。
しかしながら、現実は時に非情である。煙の中から狂ったようにハサミを打ち鳴らし躍り出た姿は
なんとも饒舌。なんとも破滅的。
魔女が目前まで迫り、薔薇の1つが散るのを看取った時───────覚悟は決まった。
「…………さらば、 さらば友よ。 すまない 」
地鳴りと共に、上空に無数の蝶が舞っていった。
Shine on You Crazy Diamond ( No.26 )
- 日時: 2013/06/20 07:37
- 名前: 棒人間orze◆BoVaEdQZq.
- 参照: http://www38.atwiki.jp/tpbattleroyale/pages/2.html
大通りの中心で、マオウは涙している。いきなりの攻撃の時からか、彼女を殺めた時からか
いつから流しているかは本人すら自覚がない。ほこりを払い涙をハンカチで拭って
形見であろう目の前に現れた黒い宝石を手に取る。
「あるいは、と、思わなかったわけではない。だがつらいな…………」
マオウとて途中から薄々感じてはいた。
『ほとんど知性を持たない魔物なのではないか』ということは…………
マオウには召喚に応じる多くの魔物達がいる。力を貸してくれる四天王がいる。
美しい友情を感じたクラウスとサイゾウ。
それに自分にいつも着いて来てくれる恋人のミレニアがいる。
けれど、美しさについて互いに語り合える友は居なかった。
それも恐らく、推測ではあるが人間から魔王となった、それも同じ召喚魔法を使う
仲間に出会う事は二度とないかもしれない。
「惜しい者を亡くした。もしワタシの言葉がより美しければ怒りを沈めることができたかもしれん
ミレニアよ相手の心をひらくというのは、なかなかに難しいものだな
それにしても、解せん、何故こうなってしまったのだ?」
鏡を見たとたん凶暴化した理由はなんなのだろう?
もう一度落ちていた『鏡』を見たところで、マオウには理解できない。
他にも腑に落ちない部分はある。この宝石に巻かれている黒い鉄帯は
どこかで見たことがある。首輪に似ているが、だとしたら主催者から配られたこれに
どうしてあの結界の中で見た『ゲルドルード』の文字が刻まれているのか?
名簿を調べると、どうやらあの魔女の名前らしいが…………それならば
殺せたのだから不死ではないはずの者の首輪が何故これについている?
大地の力が集まっている気配がしたのに何故タリアンは居なかったのか?
疑問は尽きないが、あてがあるとしたら1つある。
「マホウ・ショウジョ。人名なのか職業名なのかは不明だが、ふむ、調べてみるか」
魔女『ゲルドルード』によると、マホウショウジョというのはここに来る直前に
彼女の美しい庭園を荒らしに来た不届きな輩らしい。
一旦はボロボロにされた庭がここに来てからはキレイになっていてホッとしたとも話していた。
「話の通じる美しい者だとよいがな。いや、あんなにも美しい花園をぶち壊しにするのだから
心の方は期待しないでおこう」
宝石をふところに納め、自分のバックを拾った時、ある物に気が付いたが一瞥して背を向けた。
「これはここに置いていくとするか。ワタシには、これを使う資格はない」
あの魔女のものと思われるデイバックをその場に置き、魔王は去っていく。
背中は孤独を感じさせるものがあった。
【ゲルトルート@魔法少女まどか☆マギカ:死亡確認】
【スラム街3-B/1日目/深夜】
【マオウ@勇者30】
[状態]:腰回りに傷(小)、最大魔力レベル5
[装備]:無し
[道具]:ランダム支給品(0~2)、基本支給品一式(ランタン無し)
首輪付きグリーフシード(ゲルトルート)@魔法少女まどか☆マギカ
ラーの鏡@ドラゴンクエストⅦ、刀の在りかを書いた紙(不明・不明、不明)
[思考・状況]基本行動方針:美を求めてさ迷う
1:ミレニアの安否を確かめる。
2:マホウショウジョについて調べる。
3:美しくないものは問答無用で叩き潰す。
※3-Bにゲルトルートのデイバックが放置されています。
Re: 【殺合中リレー】TPバトルロワイアル予備スレ【お気軽雑談】 ( No.27 )
- 日時: 2013/06/18 20:50
- 名前: 棒人間orze◆BoVaEdQZq.
- 参照: http://www38.atwiki.jp/tpbattleroyale/pages/2.html
以上、投下終了ですよ
何だかわからないがモヤモヤする……なんだろう?
【殺合中リレー】TPバトルロワイアル予備スレ【お気軽雑談】 ( No.28 )
- 日時: 2013/06/18 21:11
- 名前: 棒人間orze◆BoVaEdQZq.
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel7/index.cgi?mode=view&no=24921
まぁ大体おおよそこんな感じで
熱血にするもよし、鬱にするもよし。
首輪やら主催者やらについて考察したり、バトッたり、裏切ったり
書く人によって毛色を変えたりしながらどこに転がるのか最後までわからない
書き手も読み手も楽しめる企画
って感じでうちは進行していくよ~ん
Re: 【殺合中リレー】TPバトルロワイアル予備スレ【お気軽雑談】 ( No.29 )
- 日時: 2013/06/19 21:52
- 名前: N・N
投下乙です。
マオウさませっかくお話できる相手が出来たのに残念でしたね。魔女だけども
今のところマーダーとも対主催とも言い難いですが、はてさてどう転ぶか
うーん…
こちらに書き込みした時から考えていたのですが、もしかしたら近いうちに予約するかもしれません。
しかしあくまで「かも」なので、「予約が来たらラッキー」程度に思っていてください。
改めて、投下乙です!
Re: 【殺合中リレー】TPバトルロワイアル予備スレ【お気軽雑談】 ( No.30 )
- 日時: 2013/06/20 08:15
- 名前: 棒人間orze◆BoVaEdQZq.
- 参照: http://www38.atwiki.jp/tpbattleroyale/pages/2.html
わりと空気読まない熱血漢な所あるし、どちらにせよ1揉めありそうな気がするw
しかし関係ないけどマオウってディスガイアにいそうなキャラだよね
前回と今回でロワ始めの「コメントが来ればラッキー」状態に
慣れが出てきているオイラには死角はなかったwww
割れても被害は出ない程度に夢膨らませておきますよ!
Re: 【殺合中リレー】TPバトルロワイアル予備スレ【お気軽雑談】 ( No.31 )
- 日時: 2013/06/22 08:16
- 名前: 棒人間orze◆BoVaEdQZq.
- 参照: http://www38.atwiki.jp/tpbattleroyale/pages/1.html?pc_mode=1
正直決まった当初は英字表記タイトルに馴染み無くて
「誰テメェ!?」ってなったけど
BRAVBRUE(ブレイブルー)はわりと何でもござれで助かってる感がある
Re: 【ゲーム漫画好き出てこやー!】TPBR予備スレ【お気軽雑談】 ( No.32 )
- 日時: 2013/06/25 20:47
- 名前: N・N◆dUfI7FkQfs
近いうちとか言いつつもう一週間経ってますね、申し訳ない…
というわけで、はい。
ラグナ=ザ=ブラッドエッジ@BLAZBLUE
天樹院フレデリカ@PSYЯEN(天樹院枠)
予約します
ご期待に応えられるか分かりませんが頑張ります!
あと本スレにも予約の書き込みした方が良いですかね?
Re: 【ゲーム漫画好き出てこやー!】TPBR予備スレ【お気軽雑談】 ( No.33 )
- 日時: 2013/06/26 17:16
- 名前: 棒人間orze◆BoVaEdQZq.
- 参照: http://www38.atwiki.jp/tpbattleroyale/pages/1.html?pc_mode=1
うおお!予約来てらっさる!無理しすぎないくらいに頑張ってください!!
本スレにも予約しておいてもらえるとスレがトップへソートされますので
していただければ助かります!
ところで1つ質問なんですがカキコでここを知りました?それともパロロワ事典から?
本スレの質問の答えはもう決まっているんですけどね。
出す前に聞いておきたい。
Re: 【ゲーム漫画好き出てこやー!】TPBR予備スレ【お気軽雑談】 ( No.34 )
- 日時: 2013/06/26 20:51
- 名前: N・N◆dUfI7FkQfs
本スレにも予約の書き込みをしてきました。
このパロロワを知ったのはパロロワ事典からです。
他のパロロワにはあまり見られないイベント性のルールが組み込まれてて、面白そうだなと思ったのが切っ掛けでした。
あとお頼みしたいことがあるのですが、もし予約分が投下できましたら、 PSYЯENの天樹院フレデリカのキャラクター解説の作成をお願いできますか?
自分ではうまくまとめられる自信がないので…
TPBR予備スレ【お気軽雑談】 ( No.35 )
- 日時: 2013/06/30 11:22
- 名前: 棒人間orze◆BoVaEdQZq.
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel7/index.cgi?mode=view&no=24921
ようしありゃりゃしたっ!
うん、やっぱりね。仕方ないが、やっぱり撤退するしかなさそうだね。
OKOK!PSYЯENはスレ立て後全巻揃えたしロリでも女王でも問題なくこっちでまとめられるぜ!
紅蓮の反逆者たち ( No.37 )
- 日時: 2013/07/03 01:19
- 名前: N・N◆dUfI7FkQfs
うーん、ちょっと話の展開に不安があるので、仮投下という形でこちらに投下させて頂きます。
ラグナ=ザ=ブラッドエッジ@BLAZBLUE
天樹院フレデリカ@PSYЯEN
投下します。
Re: 【ゲーム漫画好き出てこやー!】TPBR予備スレ【お気軽雑談】 ( No.38 )
- 日時: 2013/07/03 01:23
- 名前: N・N◆dUfI7FkQfs
地図上で言うところの4-Bの位置に当たる場所、そこには「グレートベイの神殿」と呼ばれるダンジョンが配置されている。その神殿の内部はまるで水没した民家のように大量の水で溢れかえっており、またその水を利用した数多くのカラクリが神殿へと足を踏み入れようとする者を待ち構えている。
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴーーーーーー
神殿に入って最初の一室に、重く耳に響く音が反響していた。
その音の発生源ーーー天井近くに設置されている水車のような形をしたその巨大な装置は、ここグレートベイの神殿においても重要な役割を果たしている装置である。
水車型の装置はその巨体ぶりにもかかわらず、ゆっくりと、しかしその存在を誇示するかのように、辺りにビリビリと衝撃を伝えながら回転をしていた。
しかしこの装置、なにもそれ単体で動いているわけではない。
その装置の下方に注目すると、装置の両脇に備え付けるかのように人間一人が余裕で入れそうな巨大な壺のような形をした別の装置が二つ鎮座している。そしてその内の片方からは上方向に勢いよく水が噴射されており、野太い水柱となっていた。
その噴射先にあるのは先程の水車型の装置である。そう、この装置は噴射されている水柱の勢いを利用し、その力を一身に受けることでその巨体を動かしていたのである。
この奇妙に噛み合ったからくりは、神殿内の様々な仕掛けの心臓部であり、多くの侵入者…もとい冒険者の行く手を阻み苦しめたことに大いに貢献しているのであった。
同じ空間内に存在し、上下に動き稼働している二つのリフトもその内の一つなのだが……まあその数々の仕掛けを一つ一つ紹介していると今回のお話が始まらないので、ここでの描写はカットさせていただくこととしよう。
そして、その水車型の装置に程近い高台、隣接する部屋に行くための通路がある足場からそれを睨み付けている侵入者、ではなく。冒険者、でもなくーーーー自称・「一国の主」を名乗る男が主催を勤めている「殺し合い」に理不尽にも参加させられている一人の少女がいた。
「どうなってんのよ、全く」
誰に言う訳でもなく、少女がポツリと呟いた。
袖口が分離され肩を露出している全体的に黒っぽいフード付きのジャケットにミニスカート、二つに結わえられ体の前へと流された長い金髪を持つその少女の名は「天樹院フレデリカ」という。
(ファニー・バル…ヴァニ…とにかくなんとかいう男、あの男は一体何者?一度にあれだけの大人数を一ヶ所に集め、そしてまた一瞬にして別の場所に飛ばすなんて並大抵のサイキッカーじゃ出来っこない…まさかW.I.S.E(ワイズ)の一員?それにこの「殺し合い」…)
フレデリカは先程の光景ーーーこの場に飛ばされる前へと記憶を遡った。
見知らぬ場所、ひしめき合う数えきれないほどの人々、「殺し合い」をしろと宣言した謎の男、鮮血を撒き散らした二人の男女ーーーーー
「………ッ!」
思い出すだけでも戦慄し、吐き気を催す光景であった。
が、フレデリカは拳を握りしめ、震え出しそうな体を、込み上げてくる熱いものを堪えた。
次いで溢れ出てきた感情は、怒り。
「…ふざけんじゃ、ないわよ」
沸々と、マグマのようなその感情を煮えたぎらせる。
元来、フレデリカという少女は正義感溢れる、力弱き者の味方ーーーーなどという性格ではない。言ってしまえば高飛車お嬢様気質で、他人に対して高圧的な態度をとってしまう素直になれないタイプであった。
しかしここに連行される前は、W.I.S.Eという世界を滅びへと導いた悪の組織相手に、辛くも生き残った人々を守りながら戦い抜いてきたのだ。
そんな彼女が自身の目の前で、人の命を弄ぶような行為を目撃すればーーーー怒りに震えるのも、理解しがたいことではないだろう
「ファニーだかバニーだか知らないけど…今に見てなさい」
そして、炎の悪魔を従える少女は決意する。
「あんたのその腐れた脳ミソ…この天樹院フレデリカ様の炎で焼き付くしてあげるわ…!」
彼女は、この狂いきったゲームの反逆者となった。
●●●●●
紅蓮の反逆者たち ( No.39 )
- 日時: 2013/07/03 01:25
- 名前: N・N◆dUfI7FkQfs
ーーーーーこの殺し合いについて、フレデリカはこう考察する
『ファニーなんとかはW.I.S.Eの一員もしくは関係者で、このいかれたゲームは世界各地で生き残った人々を集め殺し合わせる悪趣味な余興』
もちろん情報が少なすぎるため確信があるわけではないし、疑問点も数多くある。
主催者はあの男一人なのか?それとも裏にまだ何者かいるのか?不死身の化物・ゾンビ・吸血鬼、そして赤い水とは一体?どうやってあれだけの人数を連れてこられたのか?殺し合いに他の目的はあるのか?
「あーんもう!考えたってらちが明かないわ!何でこんなときにあいつら居ないのよ!…て、そうだ」
自身と同じ「天樹院」の名を持つ仲間を思い浮かべながら、ふと足元に視線を送る。
そこにあったのはデイバック、殺し合いを円滑に進めるため、ファニー・ヴァレンタインが参加者全員に配った「贈り物」である。
「こんなものアタシにはいらないし使いたくもないけど…あの男が言うには参加者の名簿とか地図とか…まあ色々あるみたいだし、貰えるものは貰っとこうかしら」
マリーがいるなら心配だしね。と言いながら、屈んでデイバックのチャックをジジジ…と開ける。
中を覗くと、鈍く光る…いや、光を反射している「何か」がまず目に入った。
「?…何かしら」
一先ず「それ」を取り出してみる。
「それ」は円柱状の形をしていた。片手で持てるほどの大きさで、ひんやり冷たく、動かせばたぷんと中に水か何かが入っていることが伺える音がする。
全体が黒く、上下の縁が銀色に鈍く反射し、小さく「アルコール度○○%」と表記されている「それ」はーーーー
「…缶、ビール…?」
…で、あった。
この殺伐とした状況においてあまりに不釣り合いなそのアイテムはフレデリカの「ランダム支給品」。しかもその中でも所謂「ハズレ支給品」に該当されるものである。
フレデリカにとっては旧世界の遺物であるそれの予想外の登場に拍子抜けすると同時に、ワナワナとその身を震わせる。
「…こんなもんでどうせぇっちゅうねんブォケエェェーーーーー!」
思わず怒った時の癖である関西弁を叫びながら、缶ビールを思いっきり投げ捨てた。
ガン!と向かい側の壁にぶつかった後、重力に逆らうことなく放物線を描きながら落ちていき、ポチャンと水の中へ一瞬沈んで、一呼吸おいた後に浮上し再びその姿を表した。
殺気を纏わんばかりの勢いでフレデリカはそれを睨み付ける。
「仮にも殺し合いしろゆーてんのに缶ビールってどうゆうこっちゃねんこのアホが!」
溜まりに溜まった怒りを吐き出すかのように叫ぶ。半ば八つ当たりに近かったが、この際どうでもいいとフレデリカは思う。
「あーもう馬鹿馬鹿しい!…他のやつもこんなのばっかじゃないでしょうね。」
言いながら、再びデイバックへと視線を戻す。
「…はー、もういいわ。とにかく名簿だけでも見ときましょ」
大きく息を吐き、怒りを程々に沈めた後、気を取り直してデイバックの中身の確認作業を再開する。
いや、しようとした
しかし
シャーーーー
「!?」
何か軽いものが滑るような音が聞こえた。それまで神殿内で聞いたことのないもので、フレデリカは反射的に音がした方へと顔を向ける。
それはちょうどフレデリカが缶ビールを投げ捨てた方向、向かい側の壁の下方から発生したものだった。
そこには足場があり、本来ならば外からの来訪者を招き入れるための奇妙な模様が描かれた青白い扉が目に入るだけのはずだった。
しかし今はその扉は開かれており、外からオレンジ色の光とーーーー一人の「来訪者」を招き入れていた。
見下ろすような形でフレデリカは神殿に侵入してきた「来訪者」を見つめる。
まず目に入ったのはツンツンした真っ白な頭髪、次いで目が覚めるほど鮮やかな色をした赤いコートに、ゆったりとした袴を思わせるようなデザインのズボン。その下に隠れているであろうガッチリとした体格と高い身長からその人物が男であることは一目瞭然である。男は目だけで素早く周囲を見渡しーーーーそして、高台の足場にいるフレデリカに気付いた。
(しまった!)
男の存在を認めた後、フレデリカは身を隠そうと後退りしたが時既に遅し、男と目があってしまった。
混じり合う視線、緊張に張りつめた空気、先に破ったのは男の方だった。
「…誰だ、お前」
男の低く重い声が、フレデリカの耳に届いた。
●●●●●
紅蓮の反逆者たち ( No.40 )
- 日時: 2013/07/03 01:26
- 名前: N・N◆dUfI7FkQfs
時はほんの少しだけ遡る。
場所グレートベイの神殿の外、炎の灯った松明に囲まれた段差に、その男はどっかりと腰を下ろしていた。
「…どうなってんだよ、全く」
誰に言う訳でもなく、男はポツリと呟いた。
彼の名は「ラグナ=ザ=ブラッドエッジ」、世界虚空情報統制SS級反逆者にして史上最高額の賞金首、通称「死神」と呼ばれている男である。(ただし本人はあまり気にしていないが)
彼はこの殺し合いが始まりこの場に飛ばされた後、突然のことに頭が追い付いていないながらも、一先ず支給品が入っているデイバックの中身をあらかた確認した。
そして現在彼の手の中には、この殺し合いの参加者が明記されている「参加者名簿」が広げられている。
(この状況…あのファニー・バラ…バン…なんつったか、とにかくあのくるくる頭のおっさんは「図書館」のお偉いさんで、この殺し合いは適当な犯罪者やら何やらを集めた趣味の悪い余興か何か思ってたが…どうやらそうじゃねぇみてぇだな)
そう思い、松明の明かりに照らされている名簿に視線を落とす。
彼がそんな確信にも似た考えを持ったのには、そこに記されている参加者が関係していた。
険しい目付きで、見知ったその名を目でなぞる。
レイチェル=アルカード
ハクメン
世界を傍観する吸血鬼の魔女と、古の大戦を終結へと導いた英雄
「ウサギやお面野郎が図書館なんぞに簡単に捕まるとは思えねぇ…まともに戦って勝てる奴等じゃねぇしな」
タオカカ
ひょんなことから知り合った、カカ族の少女
「こいつに関してはどう考えても人選おかしいだろ…それに、図書館と協力関係にある咎追いをわざわざこんなことに巻き込むことになんの意味がある?」
そして、最後の二人ーーーーラグナにとって最も因縁深く、断っても断ち切れない関係にある人物たち。
ν-No.13-
ハザマ、もといユウキ=テルミ
世界を憎み、ラグナと「一つ」になり世界を破壊することを目的とする少女
そして、ラグナの「右腕」と家族を奪った、総ての悪の元凶にして原点の男
「…………」
前者には形容しがたい胸にわだかまるような感情を、後者には怒りなどという言葉では足りないくらいのドス黒い殺意を覚える。
「…νはよく分からねぇが、テルミは図書館側の奴だ、それこそ巻き込む意味がない。むしろマイナスしかないはずだ。」
何がどうなってやがる…と白髪を揺らしながら頭を掻く。名簿に己の実の弟である「ジン」と、奇怪な出会い方をした妹そっくりの少女、「ノエル=ヴァーミリオン」等の名が無かったことには(いろんな意味で)安堵したが、状況が悪い方向にあることには変わりがない。
ふと、ラグナはあることを考える。
「…レイチェル、いんのか?」
と、ラグナはなにもない空間に呼び掛けた。いつもならば皮肉の一つや二つ投げ掛けながら空間転移をしてくる魔女は、今回に限って姿を現す気配はない。
「やっぱそんな簡単にはいかねぇか…」
もし現れたのならば少しでも情報を収集するために色々と、それこそνやテルミのこと、この殺し合いのこと、ファニーとかいう男のことについて聞こうとしたのだが、どうやら無駄骨になってしまったのようだ。
なにか原因があるのか…ただ単に姿を現さないだけなのか、それとも転移自体が「出来ない」のか
前者ともかく、もし後者ならばーーーー
「…あのおっさんは何者なんだ?レイチェル程の魔法使いの転移を妨害出来るほどの魔法使いなのか?こんな殺し合いをさせて一体なんの目的があるっつうんだ?そもそも一度にあんだけの人数の人間を集めるなんざ術式でも出来ることじゃねぇ…やっぱ魔法、か?」
それにーーーーと、ラグナは自らの首元に手をやる。
そこには黒く冷たい、無機質な首輪が嵌められている。
「不死身の化物だろうが吸血鬼だろうがゾンビだろうが殺せる、だと?」
比喩などでなければ、吸血鬼はまず間違いなくレイチェルのことを指している。その事をあの男が知っているのも不可解だが、他の二つ…不死身の化物とゾンビに関しては心当たりはなかった。
そもそもあの会場で起こった現象にも疑問がある。頭を撃たれたのにも関わらず死ななかった女。それは「赤い水」と呼ばれるものの作用らしいのだが、そんなものは聞いたことがない。
他にも色々と疑問に思うこともあるのだが…推測しようにも圧倒的に情報が足りない。
(あのおっさんが何者なのか考えんのは保留だな…こっちはこんなくだんねぇことで足止めくってる場合じゃねぇってのに、面倒くせぇ、今すぐにでもあのおっさんぶっ飛ばしてやりてぇ…!)
苛々とした感情を少しでも発散するためにファニーなんとかの顔面に右ストレートを喰らわす自分の姿を想像したものの、その事を今すぐにできないという事実が逆に腹が立つ。
「くそっ、うだうだしててもしゃーねーな…」
そう言い切ると、ラグナは前方を見据える。
視線の先には、石造りの壁にドーム状に囲われたこの場で唯一外が見れる出入り口らしき巨大な穴のような空間、そして外へと延びている幅の広い石造りの橋があった。
その橋がどこへ続いてるのかを伺おうとしても、ドーム状の壁より外は深夜ということもありある一定の距離以上は夜の闇に覆い隠されていてそれを知ることは出来なかった。
そこから視線を外し、今度は背後へと顔を向ける。
そこには奇妙な模様が描かれた青白い扉があった。扉があるということはそこから先に何らかの空間が存在しているという証明に他ならない。
いや、扉だけではない、隠しようもないこもった重苦しい音と、壁を通じて身体に伝わってくる小さくはない震動が扉の向こう側から響いてくる。
「取りあえず、何をするにしても動かなくっちゃいけねぇが…どうする?」
先の見えない橋の先か、石造りの未知なる領域か。
この異常事態を把握するためにも動かなくてはならない。しかし、ラグナは進むべき道を決めかねていた。
と、その時ーーーーー
「ーーーーーー!!」
ガン!
「!?」
扉の向こう側から叫び声、直後に何かがぶつかる音が聞こえてきた。一拍おいた後に、もう一度叫び声がラグナの耳に届く。
(まさか、この中にとっくに誰かいたのか?)
一気に身体に緊張が走った。
道を選びかねていた矢先に、内部に何者かの存在を知ることが出来たのは良かったがーーーー同時に、今のが罠の可能性も考える。
そう、それはつまり、この殺し合いに乗った者の仕業かもしれないと言うことだ。
(わざと音を出して外にいるかもしれない奴を誘い込んで入ってきたところをズドン…てこともあり得る、いや、もしかしたらもう俺の気配を察知している可能性もあるな…)
考えながら扉の先へと意識を集中させる。が、特に何かが起こる気配はない。
(…考えててもしゃーねーな、もし話が通じんなら情報交換、通じねぇなら無視、襲いかかってくるなら…)
チラリと、開けっぱなしになっているデイバックの中にある「それ」を見る。
そこにはラグナがデイバックを確認した際に発見した支給品の一つである「鉈」があった。大振りで先端に鉤状の突起があり、それでいて柄が短く扱おうと思えば女子供でも扱えそうな代物だ。
今まで扱っていた愛用の大剣は没収されていたが、デイバックの中にこれが入っていたときは少しだけ有り難かった。
(「武器」はある…油断はするつもりはねぇが、もし「その気」があるなら…容赦なくぶった切る。)
……勘違いされてもらっては困るが、別にラグナはこの殺し合いに乗るつもりはない。
確かに彼は自身の目的上、人を殺したことはある。それも両手では数えきれないほどの人数をだ。
しかし無力な人間を好き好んで殺したことはないし、そもそも人殺しに対して満足感だとか優越感だとか、そんなものを感じたことはない。…「ある時」を除いて、ではあるが。
だが、ラグナにはどうしても成し遂げたい目的があり、そのためならば殺人を犯せる覚悟があると、それだけの話なのだ。
ふーっと一度だけ大きく息を吐き、気持ちを落ち着かせる。
「ぐずぐずしてても意味ねぇ…行くか」
デイバックを拾い、鉈をいつでも中から取り出せるようにして、扉の前へと歩を進める。
シャ、と自動で開いたそれに怖じ気づくことなく、その先へと足を踏み入れた。
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紅蓮の反逆者たち ( No.41 )
- 日時: 2013/07/03 01:28
- 名前: N・N◆dUfI7FkQfs
「…誰だ、お前」
お互いに睨みつけながら、ラグナは少女ーーーーフレデリカに問いかける。
自身が下になる形での対峙は正直ラグナにとっては不利な状況だった。
(まずいな…こっちは鉈一本で近づかねぇと何かあったときに反撃出来ねぇ、「ソウルイーター」での攻撃も距離がありすぎる。投げようにも外れればそれで終わりだしそもそもこの距離じゃ届くかどうかもわかんねぇ、最悪武器をとられちまう…)
とはいえ、とはいえである。
(あの女…姿を隠してなかったってことは少なくともさっきの声と音は奇襲のためのものじゃなかったってことか。しかも俺と目があった時の挙動、結構動揺してたな。俺の気配を察知してたって訳でもなさそうだ。つまり声も音も特に意味はなかったか…だが、それでも逃げ出さないってことは、それなりに肝は据わってるのか?あるいは単なる馬鹿か。少なくとも今はどうこうするつもりはないってことか?)
ラグナが思考しているその一方で、フレデリカもこの状況にどう対処するべきか考えていた。
(あいつ、まさかさっきの音を聞いて中に入ってきたの?ということは、初めからすぐそこにいたってわけ?うかつだったわ…この状況で感情任せになるんじゃなかった…。でも襲いかかってこないってことは、攻撃出来るほどの武器や能力を持ってないか、戦う意思はないってことかしら。どっちにしろここにいる限りはそんな簡単に何かを仕掛けられることはないはず…いいえ、仕掛けられてもアタシの炎で反撃すればいいだけのことだわ。)
混乱しながらもなんとか冷静に思考する。
見下げる少女と見上げる男、状況的にはフレデリカが有利で、先手を打ったのはラグナの方だ。
一瞬の沈黙、意を決して今度はフレデリカがそれを破る。
「あんたこそ」
誰、と言いながら足を一歩進めた。それ自体は男の姿をよく確認するために、先程後退りした分の距離を詰めるための無意識な行動だったのだがーーーーそれが不味かった。
ずるっ
「え?…わっ」
…冒頭で解説したように、ここグレートベイの神殿は水で溢れかえっており、それに加えからくりの影響もあってかそこら中がジメジメと湿っている。
当然、フレデリカの立っている足場も濡れているわけでーーーーラグナに気をとられて足元への注意を疎かにしていた彼女は、うっかり足を滑らせてしまった。
斜め前のめりに倒れこみ、とっさにどうにかしようにもフレデリカが一歩踏み出した所は30㎝程度のスペースもないほどの足場の縁ギリギリだったこともあり、手をつこうにもそんな場所はない。
体の重心がぶれ、足場の外側へとはみ出す。こうなってしまえば彼女の運命は決まりきったも同然だった。
「きゃあああああああああああああ!!!」
フレデリカは、重力に逆らうことなく頭からまっ逆さまに転落した。
ドボン!とダイブする形で水の中へ身を沈めた。幸いにも何の障害物もなかったお陰で身体を傷つけることはなかったが、そんなことに気付ける程の余裕はない。
「っぷは!!」
直ぐさま腕や足をばたつかせ水面に顔を出すが、それを許さぬかのようにフレデリカの顔に水が覆い被さってくる。
とっさに人体の感覚機能を高めるPSI「ライズ」を発動させようとするが…。
(!!足が…!)
無理に手足を動かしたせいで右足をつり、痛みが駆け抜ける。
PSIは脳の秘められた力を引き出し行使する能力である。そのため発動にはかなりの集中力が必要で、制御するにはそれなりの修行を積まなければならない。
しかし、見知らぬ男との対峙、高い場所からの落下、溺れて足をつったというこの状況がフレデリカの集中力を削いでしまっていた。
…いや、実のところ、彼女は予想以上に精神を消耗していた。原因は言わずもがなファニー・ヴァレンタインの所業である。あの光景はフレデリカの心に傷をつけ、無意識のうちに自身を責めてしまっていた。…死に逝く二人を守れなかった、と。
しかしそれに気付かず、フレデリカはもがき続ける。混乱する頭と機能しない足、能力を行使できないこの状態ではその行動は無意味になるというのに。
(ホントに…何やってんのよ、アタシ!)
殺し合いの反逆者になると決意しておきながら、不注意で足を滑らせた挙げ句溺れるという間抜けな失態に、自分自身に腹が立つ。
(どうしよう、どうしよう…!マリー!)
心の中で、小さい頃から一緒だった友達の名を叫ぶ。しかしどんなに叫ぼうとも、優しく芯の強いその友達が今すぐに自分を助けられるような場所に居ないことは何となく分かっていた。
泣きたくなる衝動に駆られ、何も考えられなくなろうとしたその時ーーーー自身の身体が、何か強い力で引っ張られるのを感じた。
もしかしてライズが発動したの?と一瞬思ったが、しかし引っ張っているその力は自分の意思とは関係なく動いている。
しばらくそれに身を任せていると、力の方向が変わり、水中にあった自分の身体が重くなるのを感じた。気付いた時には何処かの足場に身体が引っ張りあげられていた。
「げほっごほ!」
うつ伏せに倒れこみ、飲み込んでしまった水を吐き出し咳き込む音が二人分その場に発生する。そう、二人分
「…っ何やってんだこの馬鹿が!」
男の低い怒鳴り声が、フレデリカの頭上に降ってきた。
紅蓮の反逆者たち ( No.42 )
- 日時: 2013/07/03 01:30
- 名前: N・N◆dUfI7FkQfs
「っうっさい!耳元で叫ぶな!」
男の声に負けじと怒鳴り返す。それが精一杯で、言い切ると再び咳き込んだ。
「うう…けほっ」
「おいおい…仮にもてめぇを助けた恩人に対してそれはねぇんじゃねえの?」
言い返そうと口を開こうにも、息が整っていない状態ではそれもままならない。代わりに両手をついて上体を起こし、男の声がする方へと顔を上げる。
フレデリカから程近い所にあったその顔は眉間にしわが寄っており、険しい表情をしている。足場から落ちる前は距離があったため気付かなかったが、その瞳は左目が緑で右目が赤という非対称…所謂オッドアイとなっていた。
全身がずぶ濡れになったことにより、ツンツンとしていた白髪は力を失ったかのようにへたりこんでいる。
ふとフレデリカは違和感を覚える。男は上下に黒い服を纏っているのみであり、先程の鮮烈な赤はそこにはなかった。
さっきまで男が立っていたであろう場所を探すと、そこにはフレデリカに支給されたものと同じデイバックと、それに被せるように赤いコートが掛けられていた。
「…あんた、アタシを助けたの?」
ようやく口が利けるようになってきた頃に、フレデリカは男に問いかける。
「…まあな、お前みたいなガキ放っておくのも後味わりぃし、とりあえずーーーーぐほぁ!?」
「誰がガキよ誰が!」
言い切る前に、フレデリカは男の腹部にグーのパンチを繰り出す。
「ぐは…!てめぇ、何しやがる…!」
「ふん!あのくらいあんたの助けなしでも何とかなったわよ」
「いや、どう見ても必死だったじゃねぇか、お前」
「うっさいわねぇ……ねぇ、あんた名前は?」
「はっ?」
突然の話題の変化に若干戸惑ったのか、一瞬男の眉間のしわがほどける。
「だから、名前は何て言うのって訊いたの、さっさと答えなさいよ」
「……ラグナだ」
言い返すのも面倒になったのか、男ーーーーラグナは素直に答えた。
「ラグナぁ?何か女みたいな名前ね」
「ほっとけ」
「…まあいいわ。ラグナ、助けてくれたことには感謝してあげる。…ありがと」
照れ臭く、少しそっぽを向きながら感謝の言葉を述べる。間が空いて、ラグナからの反応がいまいちないことに疑問を持ち再び顔を向ける。
「…って、なんでそんな間抜け面してんのよ」
「いや、お前みたいなタイプから素直にお礼を言われるなんて思ってもみなくてよ…」
「失礼ね。アタシだって謝るときは謝るし、感謝するときは感謝するわよ」
そうフレデリカが反論した後、お互いに黙りこむ。
なまじお嬢様タイプ(というか女王様タイプ?)の知り合いがいる分、てっきり同じ分類の性格だと思い込んでいたラグナにとって、今のフレデリカの言葉を飲み込むのに少し時間がかかった。
別にラグナは根っからの善意で助けたわけではない、彼女が危険人物だったなら見捨てていたし、救出が困難な状況だったのであれば見放していた。今回はそのどちらでもなさそうだったから助けたまでだと、本人はそう考えている。なので素直な感謝に対して若干の後ろめたさがあった。
そんなラグナの心境を知ってか知らずかしかしその一方で、フレデリカは何となくラグナの不器用な優しさを察していた。
ラグナの立っていた足場からの自身が溺れていた地点との距離、それに水中にいた時間を考えると、ラグナはフレデリカが溺れているのを確認して直ぐに泳ぐのに邪魔なデイバックやコートを投げ捨てて助けに入ったのだろう。なんだかんだ言いつつも良い奴なのかもしれない。先程のお礼はまだ完全に信用したわけではないが、今回の事に免じて少しくらいなら気を許しても良いという意味も込めてのものだ。
それにまあ口には出さず妙にお茶を濁すような言い方が何とも自分と似て…
(…いやいやいや似てないから、絶対似てないから!)
と、誰も聞いていないのに心の中で全否定する。
心なしか、二人の間に気まずい空気が流れる。先にそれを破ったのはフレデリカの方だった。
「くしゅん!」
何ともまあ可愛らしいくしゃみがラグナの鼓膜を揺らした。うー、といううめき声とともにフレデリカは身体を震わす。
運良く傷を負うことは無かったとはいえ、お互いに全身ずぶ濡れなのだ。身体は既に冷えきっている。
「あー…まあこんなとこでぼーっとしてんのもなんだ。とりあえず服乾かせるとこ探そうぜ。」
「んー…ってあんた、まさか変な妄想してんじゃないでしょうね?」
「はあ?何の話だよ」
「…………」
まだぎこちないながらも、二人の間を漂う空気は、最初の一幕よりかは穏やかとなっていた。
「真紅の死神」ラグナ=ザ=ブラッドエッジ
「紅蓮の女王」天樹院フレデリカ
異なる「紅」の二つ名を持つ二人がこれよりどのような運命を辿るのか
それはまだ、誰にも解らない
【B-4 グレートベイの神殿/1日目/深夜】
【ラグナ=ザ=ブラッドエッジ@BLAZBLUE】
[状態]:体力疲労(小)、全身ずぶ濡れ
[装備]:竜宮レナの鉈@ひぐらしの鳴く頃に、蒼の魔導書@BLAZBLUE
[道具]:基本支給品一式
[思考・状況]基本行動方針:殺し合いには基本乗らないが襲ってくる奴には容赦しない
1:取りあえず落ち着いてからこいつ(フレデリカ)と情報交換するか…
2:情報が欲しい、そのために(あまり気は乗らないが)レイチェルを探す。
3:νやお面野郎(ハクメン)とは会いたくない、ユウキ=テルミは見つけ次第殺す、タオカカは…まあいいか
※ラグナのランダム支給品は「竜宮レナの鉈」のみでした。
※ファニー・ヴァレンタインを「魔法使い」かもしれないと推測していますが、確信はありません。
※フレデリカの名前をまだ聞いていません。
※「蒼の魔導書」はラグナの右腕に擬態しているので常に装備状態です。
※参戦時期は少なくともコンティニュアムシフトのラストでタオカカと旅立つ前です。
【天樹院フレデリカ@PSYЯEN】
[状態]:体力疲労(小)、精神疲労(小)、全身ずぶ濡れ、右足がつっている
[装備]:
[道具]:基本支給品一式、不明支給品(0~2)
[思考・状況]基本行動方針:殺し合いの破壊、主催者をぶっとばす
1:なにやってんのよ、アタシ…
2:支給品の確認、名簿を見て天樹院や他の連中がいるかどうかを確かめたい(マリーがいるなら優先的に探す)
3:…まあ落ち着いたらラグナと情報交換しようかしら
※名簿をまだ見ていません。
※ファニー・ヴァレンタインを「W.I.S.Eの一人、もしくは関係者」だろうと推測しています。
※現在は落ち着いていますが、今の精神状態でPSIが正常に使えるかどうかは不明です。
※参戦時期は少なくとも未来世界でアゲハ達と会った後です。
【備考】
※グレートベイの神殿には橋がかかっていますが、どこに通じているかは不明です。
※神殿内に雑魚モンスターはいないようです。(ボスモンスターは不明)
紅蓮の反逆者たち ( No.43 )
- 日時: 2013/07/03 01:32
- 名前: N・N◆dUfI7FkQfs
投下終了です。
誤字脱字、矛盾等指摘ありましたらよろしくお願いします。
完全に余談ですが、最後の二つ名の下り、「真紅の死神」とはBLAZBLUE内での呼び名ではなく、ラグナが「ロードオブヴァーミリオン」というゲームにゲスト出演したときの異名だったりします。
Re: 【ゲーム漫画好き出てこやー!】TPBR予備スレ【お気軽雑談】 ( No.44 )
- 日時: 2013/07/03 01:38
- 名前: N・N◆dUfI7FkQfs
すみません、一ページ目のタイトルをミスってしまいました…
支給品情報です。
【竜宮レナの鉈@ひぐらしの鳴く頃に】
ラグナ=ザ=ブラッドエッジに支給。
最早解説する必要もないご存知竜宮レナ愛用の鉈、切れ味は申し分ない
【缶ビール@ジョジョの奇妙な冒険】
天樹院フレデリカに支給
第3部「スターダストクルセイダース」にて主人公・空条承太郎が拘置所内で飲んでいた缶ビール、底に穴は空いていない
当たり前だが、未成年の飲酒は法律で禁止されているので良い子も悪い子も真似しないように
フレデリカにぶん投げられ、現在はグレートベイの神殿内の水面を漂っているが、中身は漏れていないようだ
Re: 【ゲーム漫画好き出てこやー!】TPBR予備スレ【お気軽雑談】 ( No.45 )
- 日時: 2013/07/03 21:23
- 名前: 棒人間orze◆BoVaEdQZq.
- 参照: http://www38.atwiki.jp/tpbattleroyale/pages/1.html?pc_mode=1
大体やりたい事は理解したw
見返してみるとフレデリカの戦闘シーンって基本精神的に優位に立ってる時か
怒りのある場面でしか十分に戦えてないんですねぇ……
ラグナはああ見えて熟練のテロリストって事も割りと忘れかけてましたわ
意外な側面が覗けて面白いッス!
厳しく見ても同じ文末を繰り返す事と『…』の単体使用がほんのり若干気になる位のもので
特に問題は無いと思いますよ~
Re: 【ゲーム漫画好き出てこやー!】TPBR予備スレ【お気軽雑談】 ( No.46 )
- 日時: 2013/07/04 00:56
- 名前: N・N◆dUfI7FkQfs
評価ありがとうございます。
個人的に気になるのがフレデリカについてで、PSYЯENのコミッコスを買ったのがつい最近と言うこともあってフレデリカの性格が掴めきれてないかな?とちょっと不安なんですよね。お礼を言う所のシーンとか
あと今回の話の中での彼女が間抜け過ぎるかなーと
ラグナに関しましてはBLAZBLUE本編中では明確に描写がないものの、あれだけの組織相手に一人も殺さず解決、何てことは無いと思い今回のような形になりました。でもやっぱりなんだかんだ言いつつも優しい所は優しいんですよね。
話の筋は極力変えずに細かい箇所を修正後、本スレに本投下いたします。
Re: 【ゲーム漫画好き出てこやー!】TPBR予備スレ【お気軽雑談】 ( No.47 )
- 日時: 2013/07/04 10:01
- 名前: 棒人間orze◆BoVaEdQZq.
- 参照: http://www38.atwiki.jp/tpbattleroyale/pages/1.html?pc_mode=1
そう言われると、確かに抉れた地表が空へ舞うような大災害で人死には馴れてるはずなのに
2人程度では戦慄しないかな。
後々人間をすぐ目の前で炭化させるけど
「アンタが……人の顔なんてしてなかったら…………言葉なんて喋らなかったら
こんな嫌な気持ちにはならなかったのにね」
ってセリフと共に憂鬱そうな表情になるだけだしね。
代案としては禁人種生成過程を想起しておぞましさを感じたとか?
もしくは怒りの面を強調するなんかかな?
他のセリフに関しては特に問題はないです。
落ちた事については、個人的には違和感0。
PSYを使おうとする位はあるかもしれないけど
『パイロクイーン』をそれほど精密に動作させられるとは思えない。
起動にも格闘ゲームでは時間かかりすぎな程度にラグを割くんじゃないの?
と考えていますので。
なんだかんだ先生に関しては参戦時期によっては化け物かどうかはともかく
不死なら知ってるかもしれない。
オイラは逆にBRAVBRUE家庭版はあるけど未プレイだから
詳しくは知らないけど、ライフリンク的な意味で。
1人も殺してなくて死神呼ばわりされてたら逆に…………ねぇ?
切れたナイフ的な()感がねぇ?
Re: 【ゲーム漫画好き出てこやー!】TPBR予備スレ【お気軽雑談】 ( No.48 )
- 日時: 2013/07/04 09:41
- 名前: 棒人間orze◆BoVaEdQZq.
- 参照: http://www38.atwiki.jp/tpbattleroyale/pages/1.html?pc_mode=1
状態表に刀の在りかを書いた紙(不明・不明、不明)
が入っていないですが、これに関してはこちらのミスですね。
『時の滞在者』内にてデイバックへの追加混入の記述が抜けておりました。
申し訳ない。
不明部分に関しては同SSにて追記致しましたので、お手数ですがそちらで確認をよろしくお願いします。
Re: 【ゲーム漫画好き出てこやー!】TPBR予備スレ【お気軽雑談】 ( No.50 )
- 日時: 2013/07/04 12:27
- 名前: 棒人間orze◆BoVaEdQZq.
- 参照: http://www38.atwiki.jp/tpbattleroyale/pages/1.html?pc_mode=1
追記
精神面の矛盾よりも能力面の矛盾で引っ掛かるかもしれない。
フレデリカ(大人)はある程度自由に動かせる炎の鞭を出せるのと
広間の水程度なら落ちるまでに蒸発させられる可能性もある
前者は動揺した状態で焼き切らずに金網が掴めるのか、またサラマンドラ無しで出せるのか疑問
後者前述の理由で出す前に着水してると思うから問題なし
ただ、あるのに出さないのは若干不自然かも?
Re: 【ゲーム漫画好き出てこやー!】TPBR予備スレ【お気軽雑談】 ( No.51 )
- 日時: 2013/07/04 13:34
- 名前: N・N◆dUfI7FkQfs
ご指摘ありがとうございます。
ぐおお…!やはりまだまだ未熟ですね。
刀の在りかの紙はてっきり紙そのものがランダム配布だと勘違いしていました。
そちらも本投下時に修正いたします。
少し時間がかかるかもしれませんが、なるべく早くに本投下出来るよう頑張ります。
Re: 【ゲーム漫画好き出てこやー!】TPBR予備スレ【お気軽雑談】 ( No.52 )
- 日時: 2013/07/08 09:21
- 名前: 棒人間orze◆BoVaEdQZq.
- 参照: http://www38.atwiki.jp/tpbattleroyale/pages/1.html?pc_mode=1
まだ途中だけど参考程度にドゾー
名前:天樹院フレデリカ
出典:『PSYЯEN』
年齢/性別:19歳/女性
外見:碧眼で長い金髪は首辺りで結んでいる。
詰め物のされた大きな猫耳フード(中はチャイニーズレッドの布地仕様)
肩口から尻尾に見立てた2本の帯を垂れ下がらせた袖無し黒ジャケットを
羽織っている。腕には黒にオレンジの縁取りが付いたアームカバー着用。
前面ファスナー部持ち手には天樹院家の象徴『○天』のレリーフがある。
下はオレンジミニスカートに黒ニーソックス、黒ブーツ。
性格:『根』での生活が彼女を変えたのか、子供時代と比較するとマリーを積極的に庇うようになり
より他人との関わりに関心を示すようになっている。
足癖が悪くなりよく蹴り、よく組む。胸を気にしていて1度でも指摘するとアウト。
冷静に闘志を燃やす方法も覚えたか?
能力:パイロ・クイーン
いわゆる『パイロキネシス』で火の玉を操り、炎の渦を放射できる。
子供の頃ですら屋敷を半壊させ林を木炭に変えたり出来た。
ただ、PSY波動が無尽蔵に満ちた未来世界ではわざわざ威力を制限する
必要はないため基本的に使わない
P・Q『サラマンドラ』
フレデリカの本領。巨大な人形の炎を纏い攻撃する。
足の短い、首筋が見えないほど太った様相で腕はでかい。
ダメージフィードバック、明確なヴィジョンがあるという
[[PSYというよりはスタンドに近い能力>>ジョジョの奇妙な冒険]]。
さらに言うと
『炎の形状を鞭などに変え自在に操る』
『燃やしたいもの以外に熱さを感じさせない事が可能』
等第三部登場の『マジシャンズ・レッド』に近いが以下の点で異なる。
・体格、威力、攻撃範囲共に、少なく見積もっても5倍は高い。MAP兵器。
・多少の意志も持ち合わせているため操縦し続ける必要はない。
・小回りが効かず、精密動作性はそれほどない。例えば自在に出す事は出来ても
1度燃え移った炎を自在に消す事は出来ない。
・フレデリカの炎と同化しているため一般人にも見える。
・生命探知機にはならない。
口調:一人称「アタシ」「フレデリカ様」二人称「アンタ」「お前ら」三人称「」感情が高ぶると関西弁を使う。
台詞:「アタシは紅蓮の女王フレデリカ。その脳細胞に確と焼き付けなさい」
「な~~~に暗い顔してんのよ」
「私達があの転生の日に味わったツラさに比べたらあんたの悲しみなんて
ミジンコよミジンコ!!希望があるならもっと明るい顔しなさいよ!分かった!?」
「バカね……!!ガタガタ震えてんじゃない……!ビビリの癖に闘おうなんてして…………!」
「クックック、おるわおるわウジャウジャと……!!飛んで火にいる
カスの虫とはこのこっちゃ!!お前ら全員燃やし尽くしたるわ!!」
「フン、んじゃまたね」
交友:
補足:
[[キャラ解説]]
Re: 【ゲーム漫画好き出てこやー!】TPBR予備スレ【お気軽雑談】 ( No.53 )
- 日時: 2013/07/06 18:59
- 名前: N・N◆dUfI7FkQfs
先程本スレに投下いたしました。
仮投下からお手数おかけしました。色々と本当にありがとうございます!
主な変更点は本スレに記述しましたのでそちらをどうぞ
また指摘がありましたらよろしくお願いします。
Re: 【ゲーム漫画好き出てこやー!】TPBR予備スレ【お気軽雑談】 ( No.54 )
- 日時: 2013/07/17 10:58
- 名前: 棒人間orze◆BoVaEdQZq.
- 参照: http://www55.atwiki.jp/tproyale/pages/1.html?pc_mode=1
ドラクエⅦって3DSになってから結構変更あったみたいね
買ってみるのもいいかもしれない。
Ⅵからの仲間モンスターシステムに途方もない魅力を感じるw
Re: 【ゲーム漫画好き出てこやー!】TPBR予備スレ【お気軽雑談】 ( No.55 )
- 日時: 2013/07/17 10:59
- 名前: 棒人間orze◆BoVaEdQZq.
- 参照: http://www55.atwiki.jp/tproyale/pages/1.html?pc_mode=1
なんてこった…………やる気が起きねぇ
この期に及んで五月病とか止めてよね
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