雑談掲示板

怠惰
日時: 2022/08/02 07:04
名前: 長門◆YUKI.2FR4U (ID: 6P34WjxI)

前スレが消されたんだが

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Re: 怠惰 ( No.100 )
日時: 2022/09/26 16:24
名前: ぷれ (ID: on1eUUKc)

「うわ、雰囲気やべえw」
「Kさんあんま調子乗らないでくださいよ」
実はというと、僕はそれになりに霊感が強く、見えてしまったりしてしまうのだ。だから、調子に乗ったKを注意した。
早速八王子城跡に入ると、空気が重くなるのが分かった。それに寒気もセットだ。
しかし、Dと僕以外はテンションが上がり奥の方へ行ってしまった。
昼間はのどかな公園だが、夜間は完全に心霊スポットのそれだ。
「なあぷれ、ちょっとヤバくないか?」
流石にこればっかりはヤバいと思った。空気が、というか空間が歪んでる。
そして、ついには位牌のある場所まで来てしまった。
「こういうのは戦没者に対する敬意だろ」
Kはこういうところだけしっかりしているのだが、すでに夜間の心霊スポットに入るということだけで敬意もクソもあったものではないと思う。
「...よし、帰ろうぜ」
結局、何も起こらなかったためホテルまで帰ることにした。
が、そう易々と帰してはくれないみたいだ。
「D!?お前、起きろよ!!D」
何とDは車に乗った瞬間気絶してしまったのだ。
一同はパニックで、ただホテルまで車を走らせることに専念した。八王子城から逃げるように。

ホテルへ着いて、それぞれ部屋で寝ることにして、1日目は終わった。はずだった。
「(...金縛り?)」
まさか僕まで大変なことになるとは思わなかった。
だが、金縛りごときでは驚きもしなかった。
「...」
3分ほど経っても金縛りが解けずに不思議に思っていると、目の前に黒い人影が佇んでいた。
「(...?何か言ってる...?)」
ぶつぶつと何か言っているようだが、何も聞こえない。
だんだんと目が慣れて、その人影の正体が明らかとなる。
「(!?落武者!?)」
皆さんが想像している姿で間違いはない。落武者が居たのだ。しかし、焦点があっておらずおまけに肉の焼けるような臭いまで漂っていた。
すると、落武者の片方だけの腕が首へ伸びていく。抵抗の出来ない僕は、冷静さを失っていた。
そして、首は締まり呼吸が浅くなる。
「...カハッ!?」
意識を手放した。

後日談
そのホテルでの出来事は、僕とDだけが被害に遭った。それも同時刻、同一人物に。
念のため、お祓いに行った。僕とD以外は全員軽症だったらしいが、僕は左半身でDは上半身に取り憑かれていたらしい。
つまり、もう少し遅ければ死んでいたということだ。
それと、言い忘れていたがDは霊感がとても強く、普段から見える体質なんだそうだ。だから、見える僕とDに気付いてほしくて取り憑いたそうだ。
それに、お祓いも気休め程度なので実際に治ったかどうかは未だ不明である。

断片的な記憶だったので微妙ですが

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