雑談掲示板
- 【呟き&雑談】冬ごもり、しちゃうよね
- 日時: 2020/12/08 18:47
- 名前: 雪林檎◆iPZ3/IklKM (ID: r6TIGWu2)
前スレタイトル
・淡雪の中の林檎
*ご挨拶
段々と寒さが強くなってきていますが、やっぱり皆、布団やこたつでぬくぬくしてしまいますよね。
これからクリスマスに正月と楽しいイベントがたくさんなので寒さも乗り切らなければと思っています。
正月太りと言われないよう、何とか頑張りたい……!( 一一)
とまあ、前置きと私の宣言は置いておいて。
コメディ・ライトの方で様々な小説を執筆していましたがちょっと周りを見てみようかと手を休めております。
現在はオリジナルなりきり、雑談等を気まぐれに行き来しています。
呟き等が多くなると思いますが気にせず私に興味があったら話しかけに来てください。
むしろウェルカムです!!
*来てくれた御方達
むうちゃん
リンちゃん
*目次
>>12メモ小説『香り』
>>20自己紹介
>>21最近思ったこと、世界について
>>22歴代小説
>>24猫が尊い、動物好きなんです
>>26創作メモ
>>30-32夜行奇譚伝説 小話
*スレ情報
2020.5.18 開設
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Re: 真っ赤な林檎は雪の下で春を結い、呟く【雑談とか】 ( No.12 )
- 日時: 2020/09/14 16:39
- 名前: 雪林檎◆iPZ3/IklKM (ID: f7rG5uQo)
メモ『 香り 』
少し背の高い、君は甘い柑橘系の匂いがする。
汗が伝った色気漂う首元に薄い唇、とても胸を締め付けられるの……。
「待った?」
君に誘われて、ずっと、待ってる私は何だか、蜜蜂のようだ。
君は高嶺の花で私はただの寄り付く虫。
この格差が________辛い。
「……」
けど、君はどんな子に言い寄られたって私を選んでくれる。
こんな、お邪魔虫の私を。
物好きな奴、そう彼は噂されているのを知っているだろうか。
知らなくて私を選んでくれるのか。
「あ、のさ……何で、私の隣に居てくれるの……?」
この言葉を伝えたら幸せな夢が醒めてしまいそうで言えなかった。
けど。
彼が噂をされるなら話は変わってくる。
彼を好きな子として傷付いて欲しくない。
理由がなかったら離れてもらえばいいんだ。
__________たとえ、私が苦しくなっても。
「……お前は?俺の隣に居ようとして毎日、校門で待っててくれるの?」
そう質問に質問で返されてしまう。
気まずくなり視線を横へと泳がす。何て言えばいいんだろう。
“君の事が好きだから”?
フラれたらどうしよう。
変なところで乙女心が不安を叫ぶ。
……煩い。
言えない。だから、目をギュッと瞑った。
嗚呼、私は意気地なしだ。
彼の為にって離れようとしたのに。
止めようと思ったのに。
「俺がお前の隣に居るのは_______好きだからだよ」
「ぇ?」
ごぉっと送迎バスが走り去る音がした。
バスに手を掛けたのに、私は何故か彼の目の前に立ってる。
引き戻された?
甘い、柑橘系の香水が鼻孔をくすぐる。
少し背の高い、貴方に恋した私は……まるで蜜蜂。
離れられない、離れたくない。
不安と心配、恋慕を叫ぶ乙女心が叫ぶ。
まだ、熱い青い夏の事。
「……、……好きだよ」
私の通り過ぎたはずの春は、突然にしてやってきた。
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