雑談掲示板

美味しい水そうめん
日時: 2022/02/22 01:01
名前: ヨモツカミ (ID: CwCIVkM2)

人間どもめ。

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Re: 徒然なる世も掴み ( No.14 )
日時: 2017/09/29 01:51
名前: 流沢藍蓮◆50xkBNHT6. (ID: QzEOC/N2)

 >>12

*読書トークしましょうか(笑)

 ちなみに「ブレイブ・ストーリー」は最初に出版されたのだと、分厚い奴の上下巻セットです。
 流石に持っていませんけれどね……。文庫本で上中下そろえました、5年前に。
 ICO読みました。あの独特の世界観が好きです。
 キ・キーマですかぁ。あの明るくて強い感じ、私も好きです。ですが、下巻を読めばあなたはミツルがもっと好きになるかもです。私が初めて本を呼んで泣いたのも、その下巻ですしね。下巻やばいです、色々と!

 あと、「悲観」の門じゃなくて「悲嘆」の門です。
 こっちの紹介はヨモツカミさんが「英雄の書」を読み終わったらあらすじ伝えます。なにぶん最近手に入れた本なもので、「英雄の書」ほどの回数読み返していません。なのであらすじ説明はもっと時間ある時に。すぐに書けない……。
 

*英雄の書

 主人公、森崎友理子(もりさきゆりこ)はごく当たり前の小学五年生。彼女は当たり前の毎日を送っていた。
 しかし。
 その日彼女が知らされたのは、彼女の兄の大樹(ひろき)が同級生殺傷事件を起こしたということ。その家族として友理子の家は日や警察の人がやってきて、友理子の生活は壊される。
 混乱と悲しみ。兄の部屋に逃げだした彼女は、そこで喋る赤い本に出会った。
 赤い本は言う。
「ヒロキは『英雄』にとりつかれ、あんな愚行を犯した」と。
 赤い本の導きにより、友理子は兄を救うために一人、旅立つ。

 ――『無名の地』、あらゆる物語が生まれ、そして消えていく『物語の原点』へ。

 「ブレイブ・ストーリー」と対をなす、陰の宮部ファンタジー。

  ◆

 じゃあ、カキコで最近紹介しまくっている(記憶にある限りこれで5回目)、とてもマイナーな作家さんの超大作、あらすじ書きますかぁ!
 乾石智子(いぬいしともこ)という名前の作家さんです。マイナーですが、この人は私が一番好きな作家さんなのです! 私は彼女の本は全巻持っています! (それでも十冊程度ですが)
 何作も書いている方ですが、代表作と呼べる作品の紹介でも。

  ◆

*夜の写本師

 右手に月石、左手に黒曜石、口の中に真珠。

 三つの品を持って生まれてきたカリュドウは、実は数千年もの時をかけてある魔道師に殺されてきた、三人の女たちの生まれ変わりだった。
 その魔道師アンジストは、彼の育ての親を殺し、幼馴染の少女を殺した。
 しかしアンジストに魔法は効かぬ。彼を倒すには魔法以外の力が必要だった。

 復讐に燃え、内に闇を抱いたカリュドウはやがて知る。
 「魔法ならざる魔法」を操る、『夜の写本師』の存在を――!
 『夜の写本師』になることを決意したカリュドウは少しずつ、アンジストの地位や側近を崩していく。やがて来たる決戦の日。
 始まった、数千年の時をかけた復讐劇は。一体どこに帰結するのか――。

 「これを読まずして日本のファンタジーは語れない!」と書評家に言わしめ、かの翻訳家である金原瑞人からも高評価を得た作家の、鮮烈なデビュー作。
 人の抱く内なる闇とは。様々なことを考えさせられるファンタジー。

 新人だからと侮ることなかれ。
 かの言葉の魔術師の、緻密にして華麗なる妙技を見よ。

  ◆

 ……気取ったことを書きましたが、「夜の写本師」は本当に素晴らしいです!
 内容が大人向けで、難しい漢字や難解な言葉ばかり散りばめられているので読むのには時間がかかりますが。
 個人的には「ブレイブ・ストーリー」よりも好きですし、「英雄の書」よりもお勧めしたい作品です♪

 本の話になるとついつい熱くなって、気が付いたらもう1時半(゜o゜)
 ……まあ、時間あったら読んでみてくださいな。
 ただし「夜の写本師」は相当マイナーな作品なので、あまり見つからないかもです。

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