雑談掲示板

フルーツタルトが食べたい。
日時: 2021/04/10 14:08
名前: 憑 (ID: uyDOsqyY)

Empty vessels make the most noise.
好きな言葉、と言うと性格悪いやつに思われそうなもんですが、中々切れ味が鋭い言葉って感じでとても好きです(?)

・返信は気まぐれに。大体返すと思うけど、あまりに前のレスだと返さないことの方が多い。
・上げ行為は好きじゃないのでこのスレでは控えてください。


前のスレのロックを解くのが面倒くさい&ちょうど良い機会だなーっと思ったので(前のやつかれこれ三〜四年使ってました、笑えるね)、新たに立てました。よろしくお願いします。

※設定保管庫みたいな場所にもなってます。
(昔の創作、現在の創作、キャラに関しては他人からリクエストを受けて作ったものも載せています)

也メモ>>5
設定メモ>>13
自己紹介>>46

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Re: フルーツタルトが食べたい。 ( No.16 )
日時: 2021/04/09 01:39
名前: 憑◆R1q13vozjY (ID: lr9f0LkI)

雨檻2

《 雨の隠処 》
こことは違うまた別の世界の町のこと。いわゆる異世界。
この名前はオカ研が勝手に名付けたものである。

ここの住民はみな、お面をつけているため顔が分からない。

また、常に雨がしとしとと降り続けている。故に遠くの景色が霧でぼやけてあまり見えないのも特徴の一つ。ただ、霧の向こう側にぼんやりとした赤い光だけが漂っているのが分かる程度。
雨のせいで少し肌寒く、見通しがあまり良くない。また、夜になるとどこからか鈴の音と歌が聞こえてくるのも特徴の一つ。歌の歌詞は人間には理解できないどこかの言語のようであるため、やや不気味である。

景観としてはいわゆる和と中華が合わさったような雰囲気。石畳の道や階段、木造の建物が多いが、建物に関しては赤い見た目をしたものも多々見受けられる。川も流れており、非常に自然豊かである。外灯は道沿いにランタンのような小さい光源が設置されている程度。また、坂道が多いため沢山階段が設置されている様子。
町外れに行けば行くほど視界は暗くなり、また雨も強まっていく。

住民は基本的に親切である。

この世界ができた経緯としては、人間に対して危険である、害を与えるものを隔離するためである。
(なので人間にとっては割と危険な場所であるし、間違ってここに来てしまった人間のために、仮面人にはお面がつけられている。お面はいわゆる人間にとってのお守りである。)


行き方は以下の通り。
・山の周辺にあるトンネルの中で行うこと。
・天気雨の日に行うこと。
上記二つを満たすとき、狐の窓を作り「けしやうのものか、ましやうのものか、正体をあらはせ」と三回唱える。
※複数人で行う場合には、円を作り、円の外側を向いて行うこと。決して狐の窓で他人を覗かないこと。

帰り方は以下の通り。
狐の窓を作り「けしやうのものか、ましやうのものか、正体をあらはせ」と三回唱える。
※複数人で行う場合には、円を作り、円の外側を向いて行うこと。決して狐の窓で他人を覗かないこと。

行きの際に間違ったことをしなければ、問題なく元の世界に帰ることができる。


《 仮面人 》
雨の隠処の住人のこと。お面をつけていることから、オカ研が勝手に名付けた。

人間のような見た目をしているがいわゆる人ならず者で、また人間に対して害をなすものが多い。
(酷く人間に執着していて誘拐しようとするとか、単純に人間を殺そうとするからとか、天災を引き起こすからとか、理由はなんでもいいです)。

しかし現状人間に対して親切であるのは、お面を付けているからである。
彼らの身につけるお面は、彼らの本性や素性を抑制したり、封印したりする役割を担う。
そのお面の特性から、お面を外せば人型ではない、とても人間とは思えない恐ろしい姿に変貌するものも中には居る。
お面は基本的には自分の力では外せないようになっているが、絶対に外れないわけでも壊れないわけでもないので、何かしらきっかけがあれば壊れたり外れたりする。

オカ研の手助けがあれば普通の世界へと行くことも出来るが、普通の世界へと行った時には「お面がひとりでにどこかへと行ってしまう」或いは「お面を付けてもすぐに外れてしまう」ようになるため、注意が必要である。しかし、雨の隠処へと戻った際にはお面は顔に張り付いた状態に戻っている。

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