雑談掲示板

【ご愛顧】幕引きはこの手で【ありがとうございました】
日時: 2014/03/28 13:10
名前: たろす@◆kAcZqygfUg

*阿呆空気読めw

*祝参照20000突破
これは、快挙だろー。
みんなありがとうねー

このスレに付けられているタグ
*「@さん仕事して」「安定の精神疾患者」「またあなたですか」「@を忘れないで」「そして参照数である」


*F5ぷしゅ

【表紙絵のキャララフ】

ものすげー久々にアナログで描いた。
下手すぎて全く笑えない、デジタルってすげー((
とりあえずあれかなー、全体の構図とあわせてみて、デジタルラフ出力したらもっかいアナログでトレスしようかなー。
ペン入れまでアナログでやろうかなー。
あーでもそしたらもうデジでやることなくなるか。

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Re: 構想的な板(日記とか書いてみる ( No.17 )
日時: 2012/02/15 04:04
名前: たろす@◆kAcZqygfUg
参照: 夜食にサラダ食ったら眠気が飛んだw


えー、本当は「>>3
にて上げた「」と「」の間の描写。
とか書きたかったのですが、今なんとなく書きたい事が浮かんだので先にそれを。

僕は結構風景描写にはこだわりを持っています。
それは一人称視点でも三人称視点でもお話しの世界そのものを作っている部分だと思います。

つまりお話しの世界観をどれだけ精緻に作っても風景描写がお粗末ではちょっと。
な訳です。

ちょっと良い例題が思いつかないのですがね。


部屋。
白い部屋にしましょうか。

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僕は白い部屋に居る。

別にこれだけでもいいと思います。
ただ、もし僕がこの文章を読んだとしてもそこからわかるのは部屋が白くて、
この「僕」がその部屋に居る事だけです。

ではどうしろと言うのかと言うとですね。

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僕は白い部屋に居る。
元が何に使われる部屋だったのかはわからないが、明らかに意図的に塗り替えられ、何か特別な目的の為にあつらえられた部屋だと言う事が一目でわかる。
特に何が調度されている訳でもない。
今腰かけている椅子意外には机も、時計も、窓さえ存在しない部屋だ。


随分長くなりますが、そこが非常に居心地の悪い部屋だと言う事が分かるでしょう。
恐らく病的に白く塗りたてられた部屋、蛍光灯の「ブーン」と言う音さえ聞こえてきそうな。

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僕は白い部屋に居る。
白い部屋、とは言っても病院の様な、それこそ病的に掃除され、執拗に磨き上げられた白ではない。
どことなく年季の入った、だからと言って汚れている訳でもくすんでいる訳でもない、クリーム色の壁紙。
アイヴォリーカラ―と言うような人工的な色ではなくて、そこで流れた時間や生活が感じられるような優しい色。


こちらは色についてしか書きませんでしたが、同じ白い部屋でもどんな白なのかで大きく印象が変わる事が伝わると思います。

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上は重たい作風に、下はコメディ・ライトの方なんかで使えるんじゃないかな。
とか思いますが、白い部屋もその部屋をどういう風に見せたいかで書き口が変わりますよね。

もしも上の「白い部屋」の様に例題を上げて頂ければ何か書いてみますよ。
そういう依頼もどうぞ。
僕のやる気と時間があればどんどん応えて行きたいです。



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さて、本題の会話の間の心理描写。
会話ばかりが続くとなんだか薄っぺらいお話しになる気がしますよね。
少なくとも僕はそう思います。

「ねえ!」
「なに?」

ではねえ、となに?しかわかりません。
この間に何か言葉を入れてあげる事で、読み応えがぐっと増すんじゃないかな。
とか思っています。
なので僕のお話しには「」の次に「」が来る事はほとんどありません。

上の例は極端ですが、でもそういうことです。

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じゃあどうするか。

「ねえ!」
彼の元気な声に僕は少し嫌な顔をする。
「なに?」
その幾分気のこもらない声に今度は彼が嫌な顔をする。

こういうことですね。

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「ねえ!」
彼女の突っかかるような声が聞こえて、僕の意識はそちらへ向いた。
「なに?」
何でもない風を装っては見るが、いかんせん表情が引きつる。

とかですかね。

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勿論個々の作品によって会話の前後にある程度雰囲気をつかめるくだりがあるはずなので、実際にお話しを書く時にこう明確な違いは出ないと思いますが、
もしも自分の作品の読み応えがいまいちだと思った時は会話の間に何か挟んでみるのはどうでしょうか?

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では最後にたろす@風に

「ねえ!」
どこか棘のある声で声をかけられ、僕の意識は無理やりそちらへ向かされた。
それをどれだけ僕が嫌がるかなんて事は彼女には関係ない。
彼女はそういう人間だ。
「なに?」
明らかに不機嫌な声で返しても彼女には響かない。
なぜなら、彼女はそういう人間だからだ。

こんな感じですかね。

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ふー、これぐらい書けば少しは誰かの役に立つでしょうか?
まあ、個人的には結構頑張ったつもりなのですが、ご意見、ご感想あればどうぞ。
何度か書きましたが批判は真摯に受け止めたいと存じております。
ただ「死ね」とかは言われてもすぐには無理なのでもう50年ぐらい待ってください。

なにか
「こういうのはどうすればいいと思う?」
とかあればお気軽にどうぞ。

僕の作風で良ければお応えいたします。


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2/15 3:35
philmontのthe differenceを聴きながらw

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