雑談掲示板
- 【ご愛顧】幕引きはこの手で【ありがとうございました】
- 日時: 2014/03/28 13:10
- 名前: たろす@◆kAcZqygfUg
*阿呆空気読めw
*祝参照20000突破
これは、快挙だろー。
みんなありがとうねー
このスレに付けられているタグ
*「@さん仕事して」「安定の精神疾患者」「またあなたですか」「@を忘れないで」「そして参照数である」
*F5ぷしゅ
【表紙絵のキャララフ】
ものすげー久々にアナログで描いた。
下手すぎて全く笑えない、デジタルってすげー((
とりあえずあれかなー、全体の構図とあわせてみて、デジタルラフ出力したらもっかいアナログでトレスしようかなー。
ペン入れまでアナログでやろうかなー。
あーでもそしたらもうデジでやることなくなるか。
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Re: 要望につき@旧top画像を(実は零章2を← ( No.273 )
- 日時: 2012/05/05 13:58
- 名前: たろす@◆kAcZqygfUg
- 参照: 過ぎた日にもあったはずの時間。ありふれていく日々を抱いて眠る。夢ならどうか褪めないで。
実は前回のは零章1.>>269
今回は零章2.
タイトルは零章の終りにまでに決めたいと思います。
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病院の中は荒廃していた。
切れた蛍光灯、所々崩れた壁や天井、散乱したあらゆる物体。
まるでホラー映画のセットの中の様な荒れ果てた廊下ばかりが延々と続く。
勿論、病室も同じだ。
ただ事ではないと理性が察するのにかかった時間はほとんど皆無、彼は売店からサンダルと菓子、生温いがまだ賞味期限の切れてないスポーツ飲料を失敬して、再び歩みを進めた。
何かがおかしい。
理性と脳細胞が僅かだが、確実な警鐘を鳴らしてすぐに、彼は何がおかしいのか気付いた。
「誰も、いないのか?」
思わず口をつく言葉。
随分と喋っていなかったのか、掠れてぎこちない声ではあるが、その呟きは正しく真理だった。
荒れ果て、破壊され、所々焦げた様な跡があるのに、死体どころか血の一滴さえ見当たらない。
そこがまた恐ろしく、言いようのない不安を煽る。
それでも、彼はただ歩いた。
無残に破壊されたロビーを抜け、誰もいない受付にたどり着いても、彼の足は止まらなかった。
既に戸のなくなった自動ドアをくぐり抜けると、見知った通りに出た。
嗚呼、そうだ。
確か、学校に行く途中で事故って…。
意識の途切れる直前まで居た通り。
だが、そこは記憶にあるその通りとは随分と違った。
破壊されたオフィスビル、崩れ落ちた高速道、風に舞うゴミクズ。
チラシや衣類、ビニールが舞っているだけでなく、見渡せば生活雑貨や食器など、あらゆる物が散らかっている。
にもかかわらず、生き物の気配はない。
人間だけでなく、犬猫や虫さえいない。
死体さえもなく、あるのはただ荒涼とした無惨な風景と孤独感だけだ。
仕方なく、彼は歩いた。
目指すは自宅だ。
鍵も財布も携帯電話もないが、これではそのうちの幾つかがあったとしても無意味だろう。
幸いまだ日は高いので、夕暮れよりも前に家にはたどり着けそうだった。
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さてさて、この先、彼は誰かに出会えるのでしょうかね。
何が起きたのか、何が起きるのか。
どうなるんでしょうね。
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