雑談掲示板
- 【完結】〜V計画〜【夢をありがとう】
- 日時: 2019/03/25 17:31
- 名前: 名無しのアキラ◆gAG34vIFP2 (ID: PtJBEP/Y)
皆さま初めまして。今はこの名前で失礼いたします。
こちらは某スレ閉鎖につき、臨時で建てた避難所スレになります。
主に某合作の創作物の保管庫として使う予定ですが、私以外の関係者の方のリクエストや、全く関係のない新参の方からのご質問や問い合わせ等も受け付けておりますので、よろしくお願い申し上げます。
荒らしスレではございませんので、皆さまのご理解を頂ければなと思います。
※2019/03/24 完結しました。また同日を持ってこちらのスレは閉鎖となります。短い間でしたがお世話になりました。
〜書いてる小説リスト〜
●「合作!!三千世界のヴァルキュリア!!」(完結)(リク依頼板・複雑ファジー板)
~創作イラスト紹介~
●「オリキャラ“ヴァルキュリア部隊”設定画」(>>2)
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Re: 【暫定】~ヴァルキュリア開発計画~ ( No.28 )
- 日時: 2018/09/13 16:50
- 名前: 名無しのアキラ (ID: fsS3tgeM)
創作メモ
個人的には藍蓮さんのデスタムーアの強キャラ感&居てくれる安心感ぱないですww
アミラ達が階段を降りていくと、レジスタンスの拠点の正面入り口には既に人だかりができていた。そして医療キットを持ってきた隊員の姿が彼らの前を通ったことにより、負傷者の存在に気づく。現リーダーであるアミラの登場に道を開けた隊員達の向こうには、ボロボロになった3人の異界人がいた。優に2メートルを超える大男を、2人の少年と少女が肩を貸して支えていた。
金髪を後ろで束ねた大男はコックコート姿だが、上半身の布は弾け飛んでおり、その岩山のような肉体が露わになっていた。そして残ったコートの部分も煤と彼の血で赤黒く染まっている。
インバネスコート姿の金髪の少年も、衣類はボロボロ。そして全身の深い傷からは血が滴り落ちていた。白い忍者装束の少女も同じだ。その傷も、まるで獣に襲われて出来たような物ばかりだった。
そして、その姿を見たスターが形相を変えて飛び出していった。
「カイザー君!ヨハネス君、それに美琴ちゃんまで......これは一体なにが......」
「はぁ......はぁ......くっそ、“あの女”......バケモノか......」
カイザーの巨体を支えきれなくなり、前に倒れそうになった2人を、エリアスとリクセスが支える。
そしてインバネスコートの少年、ヨハネスの口から、事の真相が語られた。
★
コックコートの大男、カイザーは意識が朦朧になりながらも、受け答えはなんとか出来る状態だった。しかし3人の中では一番重症だった為、直ぐに地下の集中治療室へ送られる。
ヨハネスと美琴も裂傷や骨折の数々があったものの、拠点の入り口で応急処置を施すと、見る見るうちに傷口の出血が止まり、傷にも薄い膜が出来始めていた。人間離れした回復力だ。
そしてヨハネスがスターへ戦局を伝えると、彼の表情から余裕の笑みが消え去った。
「スター流が......全滅? 何かの間違いじゃないのかね?」
表情に曇りが拭えないスター。
「はい......“ヴァルキュリア・イクリプス”によって、スター流は全滅。
更に......イクリプスは“ヴァルキュリア・ファランクス”と“ヴァルキュリア・フェイルノート”も撃破。現在は旧市街に向け、周辺の異界人を撃破しながら侵攻中です......」
それは衝撃的な事実だったのだが、ヨハネスの後の方の言葉に、その場にいた全員に大きな疑問が生まれる。
『は?』
その疑問にいち早く食いついたのは、黒いドレスの少女、グラエキアと、緑衣の魔法使いリクセスだった。
「ファランクス......わたくしがこの世界に来て、初めて出会ったヴァルキュリアですわ。こまい“はぐれファランクス”を大量に押し付けて、散々わたくしとエリアスに喧嘩を売ってきた方です。でも撃破って......どういう、まさか“同士討ち”をしたって事?」
「僕もフェイルノートは見た事あるな、物凄い威力の光弾を放つヴァルキュリアだよね。
それで......そのイクリプスって奴はスター流だけじゃなく、自分の味方も全滅させたのかい?」
「うん......理由は不明だけど、でも何か相当おかしくなってる様子だった。
そして何より......“わけがわからないぐらい強かった”。僕や美琴さんだけじゃない、カイザー隊長や他の異界人も、ヴァルキュリアも......全員倒してしまった......化け物だよ、“アレ”は」
ヨハネスはコートで身を包みながら呟いた。
“イクリプスの暴走”......予期せぬ最悪の事態を前に、作戦会議室の面子は言葉を失う。しかし1人だけ、ポーカーフェイスを貫いている少年が口を開いた。
『“くだらん”、なにが化け物だ。お前たち、ちょっとビビりすぎだ。もっと事は明快だろーー』
黒衣の異界人の少年、「デスタムーア」の放った言葉に、作戦会議室中の視線が集まった。
『“イクリプスを倒せば”【終わり】じゃないか』
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