雑談掲示板

【ご愛顧】幕引きはこの手で【ありがとうございました】
日時: 2014/03/28 13:10
名前: たろす@◆kAcZqygfUg

*阿呆空気読めw

*祝参照20000突破
これは、快挙だろー。
みんなありがとうねー

このスレに付けられているタグ
*「@さん仕事して」「安定の精神疾患者」「またあなたですか」「@を忘れないで」「そして参照数である」


*F5ぷしゅ

【表紙絵のキャララフ】

ものすげー久々にアナログで描いた。
下手すぎて全く笑えない、デジタルってすげー((
とりあえずあれかなー、全体の構図とあわせてみて、デジタルラフ出力したらもっかいアナログでトレスしようかなー。
ペン入れまでアナログでやろうかなー。
あーでもそしたらもうデジでやることなくなるか。

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Re: @なんたら(返事がない、ただの草の様だ。 ( No.34 )
日時: 2012/02/19 08:39
名前: たろす@◆kAcZqygfUg
参照: 最強はアタシだよ! いえいえ、私でしょう?



どうも、好きな四字熟語を訊かれて「複雑骨折」と答えました。
たろちゃんことたろす@です。
熟語じゃないですね、わかってますとも。


さて、今日は何について書きたいかと言いますとね、
引き続きキャラクター考察について書きたいと思います。

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僕の思うキャラクターの在り方。

そもそも僕、思うんです。
自分でオリキャラ寄贈してから凄く思ったんです(柚子氏、申し訳ないです)。

そもそも小説のキャラクター(それは小説に限らず、ですが)と言うのは最初から全てわかっていたらダメなんじゃないかなって。

なんて言うんでしょうね。
その「キャラクター」の実像に迫る部分って、とても大切な部分だと思います。
秘密があって、読者の方々が考えて、それを読者の方は察するんだけど、

「実際どうなのかな?」

って言うのを楽しみに読んでいくんじゃないでしょうか?

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先日正体が明かされてしまったので僕のキャラをサンプルに上げてみましょうか。

我が「鎮魂歌」に登場する明らかなお助けキャラ「八城蓮」

まあ、彼の事は結構どうでも良いのですが、彼が一番極端なので。

冒頭から飄々(ひょうひょう)として掴み所がなく、
いざ出撃となっても何をしているのかよく意味が分からない。

数キロ先の目標を正確に捉え、攻撃したり、4発撃たれて相変わらず愛想笑いを浮かべたり。

など最初から謎多きキャラなのですが、恐らく上記のコレだけでも読者の方々は彼の正体を考え、気づく方はその正体に気付くことでしょう。
しかし、作中にその正体が出てくるまでその気付いた方も自分が正しいのかはわかりません。
僕の個人的な意見としては、キャラクターってそういう風に作るもんだと思っています。

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まあ、僕のキャラでは少々わかりにくいので何かいい題材を。
と思うのですがいかんせん漫画やアニメに疎いので良い例が出てきません。

そうですね、ではジャンプの人気漫画「NARUTO」から。

主人公の設定は王道ですが、いくつかの秘密が隠されていました。
一応ネタバレ(これから読む方もいると思うので)に注意して書きますが、
彼の設定は僕が今まで書いてきた事をほぼそのまま表していると言っても過言ではないと思います。

例えば名付け親のあの方との設定。
それは確かに表層的な設定ではあるのですが、その名付け親であるキャラクターとの繋がりが他の部分とも繋がってくる。
それが最後には「もう一度信じてみたい。」に通じる訳ですが、キャラクターの繋がりってそういうものだと思います。
そうあるべきだとね。

例えば両親の事。
彼の両親には当初から憶測が飛んだ様ですが、まあ読者は気付きますよね。
だって見た目が似てますからねw
とまあそれは良いとして、その設定も王道ではありますが、結局その設定が物語の軸と上手く噛み合っているなと。

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なんか流し読み程度なのでこんなもんしか書けないのですが、でもそういうことだと思います。


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小出しにしておいて結局明かされない。
と言うのも僕は結構好きなのですがね。

僕の敬愛する菊池氏の「吸血鬼ハンター」シリーズのDがまさにそれです。
作中でそれらしい事は毎回書かれます。
なので読者はみなさん気づいておられます。
しかも映画版の台詞はしっかり「you'er father」になっています。
(字幕ではしっかり隠してあるんですがね。)

それにしたって「キャラクター」に「秘密」を持たせておかなければなりません。
それはそのお話しを作る作家さんにしかできない事ですよね?
だから僕はキャラクター募集をしないし、あんまりそういう気にもならないのかもしれません。

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勿論、最初から思いっきり正体、と言うか本来あるべきではない形になってしまって、なおかつだからこそ面白い作風と言うのもあります。

「夏と花火と私の死体」で鮮烈なデビューを飾られたホラー界の若き鬼才「乙一」氏。

その「夏と花火と私の死体」は一人称で語られる物語なのですが、その視点となるべき「私」は冒頭で死んでしまいます。

それは本来「キャラクター」の持つ「秘密」であり、それが冒頭でいきなり明かされてしまうのですが(勿論誰が殺したのかも)、それでも氏の作品には読者を惹きつける魅力があります。

それは「私」を殺した「秘密」がばれてしまうかもしれない、と言う緊迫した空気からくるものなのかもしれませんが、兎に角その読者にばらしてしまった「秘密」を氏は作中の人々から隠す事で素晴らしい作品を生み出しました。

もっとも、「夏と花火と私の死体」に隠してある「秘密」はそれだけではない(上記の様にキャラクターの秘密がある)ので、やはりキャラクターに秘密を持たせると言うのは重要なことだと思います。

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さて、なんだか読書感想文みたいになってしまいましたが、お分かりいただけたでしょうか?

勿論僕のお話にもまだまだ沢山秘密が隠されていますw
どうぞ、みな様も沢山の秘密をキャラクターに持たせてあげてください。



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