雑談掲示板
- 【完結】〜V計画〜【夢をありがとう】
- 日時: 2019/03/25 17:31
- 名前: 名無しのアキラ◆gAG34vIFP2 (ID: PtJBEP/Y)
皆さま初めまして。今はこの名前で失礼いたします。
こちらは某スレ閉鎖につき、臨時で建てた避難所スレになります。
主に某合作の創作物の保管庫として使う予定ですが、私以外の関係者の方のリクエストや、全く関係のない新参の方からのご質問や問い合わせ等も受け付けておりますので、よろしくお願い申し上げます。
荒らしスレではございませんので、皆さまのご理解を頂ければなと思います。
※2019/03/24 完結しました。また同日を持ってこちらのスレは閉鎖となります。短い間でしたがお世話になりました。
〜書いてる小説リスト〜
●「合作!!三千世界のヴァルキュリア!!」(完結)(リク依頼板・複雑ファジー板)
~創作イラスト紹介~
●「オリキャラ“ヴァルキュリア部隊”設定画」(>>2)
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Re: 【暫定】某スレ避難所 ( No.4 )
- 日時: 2018/08/17 20:09
- 名前: 名無しのアキラ (ID: EX/CqF3I)
某合作の創作メモ、一応この合作は二章で終わらせる予定だったけど、もしかしたらここから「三章」に分けるかもしれないです。
若干話は飛んでますが、あらすじを説明しますと......ついにヴァルキュリアは人類と異界人の決死の反撃を前に敗北し、双方のリーダーが停戦協定を結ぶべく出会う場面なのですが......
果たして、この戦争の黒幕は本当にヴァルキュリアなのだろうか......?
某合作 最終章「偽りの夜明け」編、執筆開始です!
★
タイトル:偽りの夜明け
朝日が昇る。優しい光が廃墟と化した街を包み込み始める。こんな瓦礫の山と化した街でさえ、鳥のさえずりは聞こえてくるものなのか。
ーーけれども、そしてそんな穏やかな朝を引き裂くように響きわたるスカートアーマーのスラスター音で、ラヴォン達はその正体をすぐに察知した。
★
砕けた教会の外に横一列に並ぶ人影......白い装甲を身にまとった少女達、ヴァルキュリアだ。全員がほぼ無傷であったが、その内一機は装甲が大きく破損しており、左腕も三角筋と当て木で固定してる状態だった。
そいつら相対するようにラヴォン達は前に出る。その横には黒衣を纏い大鎌を背負う死神のような少年ヴェルゼと、人間達によって生み出された人造のヴァルキュリアの少女、ユキカゼ。そして火が灯ったカンテラを片手にぶら下げ、黒いローブに身を包んだホムンクルスの女性、フィア。
3人がヴァルキュリア達に対して身体を斜めに構えて臨戦態勢である中、フィアだけはきょとんとした表情で棒立ちのまま、向こう側に並ぶ見たことのない種族の少女達を眺めていた。
ヴァルキュリアは人類の天敵であるのだが、なぜか彼女達はラヴォンへ襲ってこない。その理由は、彼の後ろにいる少女、アイギスのせいだった。
この赤毛の少女アイギスもヴァルキュリアであり、しかもあっちの面子の仲間だ。けれども色々あってラヴォンへ協力し、今こうやって再び本来の仲間たちと再会することになったのである。
ラヴォンが数歩前に出てくる。
「大人しく来た事は褒めてやる。それで、なんだ?一応要件は聞いておくぞ」
「......フフッ、フフフフッ......余はこれまでに数多の協力者を葬ってきた......」
頭に天文時計が組み込まれた帽子を被る、小柄なヴァルキュリア、インデックスが静かに笑いながら呟く。
その様子にラヴォン達は眉をひそめる。
「ーー次は、貴公らの番になったのだ」
「ああ?馬鹿かお前ら!もうお前らに大した戦力が残ってないのは分かってるぞ!諦めろ、ヴァルキュリア!」
ラヴォンの飛ばした叱責を突きかえすかのように、インデックスは再び口を開こうとするが...
「ーーお言葉ですが、インデックス様。あの人間の言ってる事は事実です。要撃となる軽歩兵団や機甲師団、更に他のヴァルキュリア部隊が全滅した今、もはや我々だけでこの盤上を覆すのは困難かと......これは実質ーー」
そう言うのは、インデックスに次ぐ地位を持つヴァルキュリア「ソル」だった。束ねても太ももの辺りまで届く銀髪が特徴的な彼女は、このヴァルキュリア部隊の参謀役だ。
ソルの言葉に、インデックスの余裕の表上が一瞬崩れた。
「ーーで? だから何だね、ソル君? “ヴァルキュリアの敗北”と言いたいのかな?
正規戦を継続できないなら、ゲリラ戦に切り替えればいいだけだろう」
それでもインデックスは「まだイクリプスも、それに“私”が残ってるじゃないか」と、ソルの言葉を突き返す。しかしもはや彼女達に勝ち目がないのは、誰にでも目が見えていた。今のインデックスは意地とかそう言うレベルではなく、本当に頭が狂ってるのかと疑うぐらい、人間の殺戮へ執着していた。もはや戦争の勝ち負けなんかどうでもいい、とにかく目の前の人間を葬ることしか考えていないようだった。
総大将にあるまじき態度に、ソルや他のヴァルキュリアも動揺を隠せない...
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