雑談掲示板

ぷよぷよ好きな方来て下さい!【普通の雑談もOK!】
日時: 2015/02/16 23:26
名前: 神奈 (ID: PIinBVGM)

 主に、ぷよぷよについて語るスレです!

 勿論、普通の雑談もOK!

 ※スレ主である私は現在受験がある為、殆ど来ておりません。また、他リアルでも忙しいため返信がかなり遅れる可能性がありますがご了承ください。

 †注意†
・荒らし、中傷コメントはやめてね。
・ぷよぷよについて少し知っている方でも、興味がある方でもOK!!
・魔導物語も大丈夫です!(私はあまり知りませんが…)
・ぷよテトもOKです! そしてぷよクエも!(私はしていませんが…)
・大好きな人もOKです!!
・後は…カキコのルールを守ってください。


 ↑以上の注意をきちんと守って下さい。
 お願いしますm(__)m

 【自己紹介カード(コピー用)】
名前/読み
性別(書かなくてもOK)
推しキャラ(又は使いやすいキャラでもOK)


 【スレ主の自己紹介】
名前/読み 神奈/かんな
性別 女
推しキャラ ラフィーナ、アルル、ルルー、アミティ、シグ、あやクル、黒シグ、りんご、まぐろ、シェゾ、フェーリ、赤アミ、白フェ、クルークetc…

 
 因みに、タメ、呼び捨てOKです☆


 †お客様†
・ラリティさん
・紅月さん
・こくあさん
・我那覇さん
・Oktaviaさん
・ユリカさん
・サニ。さん
・華火さん
・渚キボウさん



 ~短編集~
紅月さんの短編
【クルークの将来】 >>16-17
【時空の旅人と真実の鏡】 >>23 >>29-30
【ヘンタイ魔導師と不思議な魔法薬】 >>39-40 >>44 >>48
【つばきと試練の物語(シリーズ)】 >>51-53 >>70-71

連レスもどる



Re: ぷよぷよ!!好きな方来て下さい!【短編やってます】 ( No.44 )
日時: 2014/01/11 07:26
名前: 紅月 (ID: 3rnZXPIE)

【ヘンタイ魔導師と不思議な魔法薬】(3)
「アルルッ!!」
「うわっ、シェゾ!?」
あの後俺は、ラフィーナとか言う巻き毛の少女の言うとおり、町でアルルを見つけた。今日こそコイツの魔力を奪ってやろう。
「お前のチカラ…今日こそ俺によこせッ!!」
「ちょっと待ったッ!!」
アルルの肩を掴んだ俺を止めたのは、銀色の長い髪にエメラルドグリーンの目をした少女、シエラが立っていた。シエラは俺を睨みつけている。
「シェゾ、君はアルルに近づいたらダメだ。私が渡した薬を飲んじゃったんだろう?今の君は、我を忘れて自分の欲望に支配されている。君がアルルに近づいたら、君は間違いなくチカラを奪う前に殺してしまうだろう」
「ふん、知ったことか。お前ごときの弱い魔導師が邪魔をするな」
俺が欲望に支配されている?コイツは何を言ってるんだ。
俺がチカラを奪う前に、殺すわけがないだろう。コイツのチカラを奪いさえすれば、俺はぷよ地獄の王に近づけるのだ。
「やれやれ、口で言っても聞かないか…。仕方ないなぁ…」
シエラは呆れた顔をして、体の前に手をかざした。すると一瞬まばゆい光が走ったかと思うと、手に杖を握っていた。
「お前、俺と闘(や)り合う気か?バカなことを」
「いつもは威力が強いから使いたくないんだよね…。ま、しょうがないか」
「いいぞ、無限の闇に葬ってくれる!」
「闇の王よ…、汝のチカラ…我が月光の杖へ与えたまえ…!!」
シエラは杖を掲げて、呪文を唱え始めた。すると、シエラの周りに黒い色をしているオーラが集まり、杖にチえにいれさえカラを与えている。俺にはそれが、サタンのオッサンの使う闇のチカラと同じものだと、すぐに分かった。
やはり、闇の王はあの迷惑なオッサンで、俺ではないのか…。だが、コイツのチカラも手に入れれば、アイツを倒すことも可能なのだ!
「ほう…、いいじゃないか。お前のチカラも貰うとするか…!」
「そうはいかないかも。だって私…」
そう言って杖を上へ投げると、やがて空が暗くなり、シエラは飛び上がった。
先程まで手にしていた杖は、大きな漆黒の鎌へと姿を変えていた。
「君とは違う、闇の貴公子の一族だもの」
シエラの瞳はエメラルドグリーンとは違う、鮮血の如き赤に変わっていた。
それは、サタンと同じ色だった。
俺は悟った。コイツには勝てない。コイツはサタンと同じぐらい強大な魔力を持っている。人から奪った闇のチカラは通用しない…!
「ブラックアーチッ!!」
やがて鎌は大きく弧を描き、俺は意識を失った。

連レスもどる