雑談掲示板

瑠璃色の小鳥
日時: 2019/09/05 10:54
名前: 雪姫 (ID: OPCpm8c2)

*雪姫=姫凛さん。ふわ~と帰還。めろんぱん食べたい。

 初めましての方はお初にお目にかかります。

 お久しぶりの方は本当にお久しゅうございますね。

2011年くらいにカキコデビューしてからはや八年と数か月。月日が流れるのは早いものですね。
突然の失踪→過去ログに落ちる恐怖から謎の復帰を繰り返す常習犯、また帰ってきてしてしてしまいました。

生存報告をしたり、活動報告をしたり、複雑・ファジー板で書いている《Secret Garden ~小さなの箱庭~》の設定資料をカキカキしたり、めろんぱん食べたり、自由にのびのび~とやってる住人のお部屋。

*なんのお構いも出来ませんがよければ少しばかりお喋りでもしませんか(。´・ω・)?

自己紹介でも2019ver《>>151
(2017ver《>>41》)
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*設定資料置き場

≪ Secret Garden(シークレットガーデン)シリーズ≫複ファ板

〆箱庭-あらすじ>>43/>>48
〆神喰い-あらすじ>>46

□世界と神々 >>50/>>137

a 守護竜>>

b 聖なる樹>>

c 各地にある町/村/施設/遺跡>>137

d 天神と五鬼神>>

e 八百万の神々>>50

f 観測者/物語を記録する者>>

□職業>>
a ファンタジーにありがちな職業一覧>>120

b 断罪者

□召喚・契約関連

a 魔物/モンスター>>136

□心関連>>133

□魔法>>75-76

□魔法呪文詠唱紹介 >>77

□種族 >>
(没案>>82-86

a 救世主(メシア) >>

b 闇精霊族(ダークエルフ)>>

c 人族(ヒュムノス)>>
派生→魔女/魔法使い

d 魔族(カイラクゾク)>>
旧:壊楽族(カイラクゾク)

e 竜族(ドラゴンネレイド)>>

f 人兎(リリアン)>>

*神喰いからの新種族 >>

g 獣人(ビースト)>>

h 妖精族(フェアリー)>>
派生→森妖精(エルフ)
   大妖精(ハイエルフ)
   半妖精(ハーフエルフ)  

i 人魚(マーメイド)>>
派生→水精霊(セイレーン)

j 雪男(イエティ)>>
派生→雪女(スノウ)

k 始祖吸血鬼(トゥルーヴァンパイア)>>
派生→吸血鬼ヴァンパイア

m 使い魔(ケットシー)>>

o 鳥乙女(ハービー)>>

p 蛇人(ラミア)>>

□国家・都市>>88-89 >>100

a 山の国&魔法都市「エトワイル」>>88

b 海の国&大都市「ゼルウィンズ」>>89

c 和の国&紅葉都市「リベルディ」>>100

d 仮面の国&城塞都市「シルディア」>>

e 北の国&幻想都市「ルーンベール」>>

d 南の国&常夏島「クリオネット」>>

f 妖精の国「フォンティーヌ」>>

g 人魚の国「ムウレア」>>

h 空中浮揚都市「フローティア」>>

i 楽園都市「アトランティス」>>

■トータル30分くらいあれば分かる~箱庭~>>49/>>51>>68>>111/(>>53-54>>58>>62>>74>>110)]

●椿の牢獄紹介 >>52
●美しき雌豚と呼ばれた少女とおくびょう兎と呼ばれた少年紹介 >>78
●殺戮人形と呼ばれた少女の物語/感情のない少女の物語紹介 >>148

≪復讐ノ時歌―revenge―≫
[復讐ノ時歌あらすじ>>47]

≪その他≫
◇ナニイロセカイ>>
◇そうだ、つまらない話をしてあげよう>>149
◆今後使うネタ倉庫>>92

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* 遊びに来てくださった大切なるお客様方
∮ダモクレイトス様
∮四季様
∮ヘキサ様
∮俄モチ1089CP様
∮xdddddd様
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トプ画は「青い鳥」のモデル(かもしれない)ムジルリツグミ先輩です。我が家で飼ってるセキセイインコも最初はこんな色だったのに、気づけば黄色い鳥さんになってたよ……チミの名は?

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Re: [雑談でも」自称ゲーマーさんの創作部屋 ( No.54 )
日時: 2017/10/13 12:33
名前: 雪姫 ◆dh1wcSF7ak (ID: .ZqLq.qQ)

シークレットガーデン「箱庭」


第八章 からくり遺跡

[知恵の試練]


仲間達と相談しルシアが選んだのは知恵の試練。謎の声は五つある祠堂の中で一番左にある祠堂へ行くように勧めた。緑色の風になびく木の葉が描かれた扉は誰も手をかけていないのに自動的に開きルシア達をその中へと招き入れる。「――あてしょんぷりーず♪ ヨウコソ知恵の試練へ~~~きゃはは♪」中へ入ったルシア達を出迎えたのは幼い子供、幼女を思わせる無邪気な声だった。真っ直ぐ奥へと延びる通路、壁には子供の落書きだと思われる絵が壁一面に描かれていた。声は言う。「アタシが出すモンダイを全部コタエテねっきゃっはは♪」全て正解することに重点をおくのではなく、全て答える事を重要点にしていることが気はなるがここは声のいう通り、従うことにした。

最後の問題はリティへの質問攻め。過去の記憶を持たない彼女への質問は忘れてしまった過去の事について。リティは答えられないでいる。答えられなければ手に持ったリボルバーに弾薬が装填そうちゃくされる。弾数は全部で六発分。もうすでに五発分セットされてしまっているこの状況でやってきてしまった最後の質問。

「あなたの手によって――殺された。あなたにはもう愛するは家族はいない」

[嘘]

そんなの嘘に決まってる。さっき見えたモノがなんだったのかは分からない。
 本当の家族とか記憶を失っている私に分かるわけない。
 でも一つだけ確かなことがある。分かることがあるわ。
 リオン。そしてリア。この二人は私の大切な友人であると同時に幼い頃からずっと一緒に育ってきた大事な家族も同然の存在。
 彼らが居る限り、私は一人じゃない。家族は――いる! 六分の一の確率に賭けることにするわっ!

その質問の答えは嘘であると思ったリティは引き金に指をかけゆっくりと "それ"を引いた。――パァァァァァンッ!!! 祠堂内に響き渡る一発の銃声と「リティィィィィィィィィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ!!!!」祠堂内に響き渡る愛する者を失ったリアの嘆きの叫び声。スローモーションのようにゆっくり倒れ行くリティを受け止めたリアは大粒の涙を流し彼女を蘇生させようと頑張った――どうんなに回復魔法をかけてもなにをしてももう無駄な事――即死だったから。

[本当]

リティはゆっくりとリボルバーを持っていた腕を下へおろした。諦めたのだ。考えることを。生きることを。死を選んだリティをリアが優しく後ろから抱きしめ耳元で囁くように「もうわかっているんだろ?」その言葉を聞くとまるで欠けたパズルのピースがカチリッとはまるかのように、心にぽっかりと空いた穴が埋まった。

  あぁそうか――そうだよね。私達ずっと一緒に居たものね。
  リオンとリアと私の三人。年齢もバラバラで性格もバラバラで顔を合わせればいっつも喧嘩になっちゃう。そんな私達だったのに何故かいつも息ピッタリで一緒に行動していたわよね。話すことは喧嘩ばかりだったけど。
  楽しかった…。すっごく。嫌な事全部忘れられる暮らしにずっこく楽しかった。楽しいからこそこの時間が終わるのが怖かった。
  大きくなるにつれて少しずつ思い出されていく記憶。亡くしたはずの恐怖。封印したはずの忌まわしい過去。
   それを大好きな人たちに知られるのがすごく怖かった。だから私は逃げたの。リリアン達の隠れ里へ。あそこならもう怖い思いをしなくていいから、みんな同類だから。
  でも、もうそれもお終いね。前を向いて歩き始めなければいけない時が来たんだね。
  ありがとう――リア。
リティはもう一度、リボルバーの銃口を頭に当て瞼閉じた。




これはある女性の物語。

彼女の愛する家族はもうこの世界の何処にも存在しない。そして血で汚れてしまった彼女の手はもう綺麗にはならない。

幼い頃、父親と自分と妹を捨てて家を出て行った母親。

幼い頃、突然現れた人攫いの屈強の男達。幼子にはどうする事も出来ず攫われてしまった。

幼い頃、自分を攫って行った犯人のボスはまさかの母親だった。マフィアのボスと再婚し地に落ちた母。

幼い頃、再開した母親は別人になっていた。護るため。自分の身を護り此処から逃げる為

幼い頃、初めて握ったナイフで料理をしました。肉料理です。

幼い頃、お肉は何度も刺すことで柔らかくなると誰かから聞いた事がありました。

幼い頃、初めてやった料理は失敗してしまいました。出来たのは肉塊。お肉の塊でした。

幼い頃、雪白の騎士だったリオンの父親に拾われました。

―そして今日まで至るそうです。オワリ。















知恵の試練-終

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