雑談掲示板
- 【完結】〜V計画〜【夢をありがとう】
- 日時: 2019/03/25 17:31
- 名前: 名無しのアキラ◆gAG34vIFP2 (ID: PtJBEP/Y)
皆さま初めまして。今はこの名前で失礼いたします。
こちらは某スレ閉鎖につき、臨時で建てた避難所スレになります。
主に某合作の創作物の保管庫として使う予定ですが、私以外の関係者の方のリクエストや、全く関係のない新参の方からのご質問や問い合わせ等も受け付けておりますので、よろしくお願い申し上げます。
荒らしスレではございませんので、皆さまのご理解を頂ければなと思います。
※2019/03/24 完結しました。また同日を持ってこちらのスレは閉鎖となります。短い間でしたがお世話になりました。
〜書いてる小説リスト〜
●「合作!!三千世界のヴァルキュリア!!」(完結)(リク依頼板・複雑ファジー板)
~創作イラスト紹介~
●「オリキャラ“ヴァルキュリア部隊”設定画」(>>2)
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Re: 【暫定】〜ヴァルキュリア開発計画〜 ( No.66 )
- 日時: 2018/12/30 19:23
- 名前: 名無しのアキラ (ID: H8t.4cI6)
火の灯ったカンテラの暖かい明かりを囲うように見つめる面子。フィアはまだ気を失ったままだが、顔色は元に戻り、静かに寝息を立てていた。もう大丈夫そうである。
そこへ建物の屋根を伝って来るものが1人、そして空からボードに乗って滑空して来る者が1人いた。
2人はほぼ同時に、カンテラの明かりに照らされたヴァルキュリアの少女、ソルの手前に着地すると、綺麗に敬礼してみせた。
「久しぶりやな」
「ちーっす!戻ってまいりました!」
「ファランクス! フェーたん!」
ソルは2人、ファランクスとフェイルノートの姿を見ると、返しの敬礼も忘れて駆け寄って来た。そのソルの後を追い、同じくヴァルキュリア少女、アイギスもその輪に加わって、互いの無事を喜び合っていた。
そんな様子を一歩引いた所から見つめる、もう一体ヴァルキュリアが居た。蒼いマントのヴァルキュリアの女性、イクリプスである。
このメンバーは別名“最初の5人”と呼ばれる異名を持ち、ある勢力からは悪魔として、そしてまたある勢力からは英雄として恐れられ、また崇められて来た。
その様子を見ていたリクセスが、静かに立ち上がる。そして首から下げた金の知恵の輪を手にし、詠唱するーー
『天空の翼(ヘヴンズ・ウィング)!』
ソルたちの中心で何かが弾け、彼女達の身体を包み込んだ。急な魔法に思わず身構えるソル、しかしその身体に変化を感じた。
とても身軽なのだ。身体が素早く、またとても軽い。
ポカーンとしているヴァキュリア達に、リクセスはーー
「さただでさえ、すばしっこい君たちだ。この魔法の効果を受ければ、世界の果てまで飛んでいけるだろうさーー
ーーさあ!行ってくれ、“ヴァルキュリア”達よ!皆んなを助けてやってくれ!」
リクセスは両腕を広げてさらに「天空の翼(ヘヴンズ・ウィング)」の詠唱をソル達に重ねがけした。
ソルは身体の内に、漲る熱風のようなものを感じた。
「ーーわかりました」
そう言い残すと、ソルは消え、それに続いて他のヴァルキュリア達も消えるように駆け去っていった。
ソル達が居なくなった後、前線の方を残されたリクセスとミヤギは見つめていた。
「ーー彼女達なら、もしかしたら、やってくれるかもしれませんね」
「いや、必ずやってくれるさ、だってーー」
ミヤギの問いに、リクセスが答える。
『その為の“ヴァルキュリア”さ!』
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