雑談掲示板

みんなのお茶会! 二杯目【皆来てね。】 
日時: 2014/08/09 10:41
名前: 遥瓶
参照: http://www.kakiko.info/upload_bbs/data/img/1046.jpg

別でお願いしまーす。

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Re: みんなのお茶会! 二杯目【環奈復活したぜ!】  ( No.697 )
日時: 2014/02/13 21:08
名前: かんな (ID: j09A3CEE)

めもだから 気にしないでねぇ!!
―――――――――――
ランチタイム

栞奈と陽奈はふたりで食べに行った。

いつもは 仲良くしてくれるはずの女子たちが 全然近寄ってこない

「あ、ルリひとり?」
リクが声かけてきた

「・・う、うん」
事情を察しただろうか。

「リークー!」
「早く来いよ~」

「・・ごめん、ちょっと今は」
と踵を返して リクも行ってしまう。

ひとりで 食べるか。

今日はお弁当を持ってきているから それを開けてたべる。

(…おいし~ さしぶりにたべたなあ たまごやき)
美味しいものを食べれば 気分も嬉しくなる

「なに…」
遥華たちの取り巻きが パンを食べていたわたしの横にやってきた
その瞬時に まわりの目が 何事か とわたしを向き、いっせいに静かになった

「…あ 牛乳」
気付いた時には 遅かった。遥華の手が、取り巻きが持っていた牛乳瓶に届き…

「…!」
牛乳をぶっかけられた。

最後には瓶まで投げられる

「痛た…」
投げつけられた足が じんじんする。

「バーカ!」
一言言い残すと、クスクス耳打ちしながら、みんな去っていく。

回りで見ていた子も、気づかぬフリを装って またしゃべりだす。

だけど――…

「バカなのはお前らだろ」
リクが出てきた。
栞奈が 密かに好きな一人の男子。わたしの双子の兄

「リク…?」
牛乳を頭からぶっかけられた時のままの姿勢で その声の主をわたしは当てた

「何よ。違うクラスのくせに」
取り巻きが、遥華を押し止める リクの手を振り払う

「なんで わざわざ 今日のランチにも出ていない牛乳で 妹が濡れてんのかなって思っただけだけど。おまえらがやったんだろ?」
リクは、わたしがいじめられるかもって 心配してた。

だから ちゃんと わたしに目はつけてたけど。こんなの初めてだから。

「そ、そうだよ。」
後ろから 栞奈が声あげる

「かんな…?」

完全に わたしだけ孤立してた。

「なんで 牛乳ぶっかけるの。しかも、成績、遥華ちゃんより、ルリのが良いと思うよ。バカじゃないよ」
陽奈…そこは 真面目にコメントする場所じゃない…。でも わたしにはツッコミする元気と反発する勇気はなくて。

「瓶投げただろ。拾えよ。」
リクも引き止めるが

「…い、いいよ。もう…」
その声もかき消された

「うっさいわね!!黙ってればいいのよ。さもないと あんたもターゲットにするよ」

「ひ・・っ!」
栞奈が、突き飛ばされて 陽奈ごと怯えてしゃがみ込む。

「黙れ」
取り巻きが言い残すと、その場を去っていった。

「ごめん」
栞奈が言い残して わたしの横をするりと抜けた。


カラン…

瓶を拾い上げる。

「…2014 2/6 絶対これ 腐ってるよ……」
泣きたくないから上を向く。

どうすれば良いの。

これって…


いじめ…?


ピピッ ピピッ

ケータイが鳴る

メールだった。

件名 栞奈

本文 わたしの家 中学から近いから 昼休みの間に 陽奈と戻って、変えの制服とってきてあげる。
机の上 おいとくから、着替えて。事情は 後で話す

それだけしか 書いてなかった。

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