雑談掲示板

俺のオリキャラまた小説設定を書きなぐる所。♯誰か来て
日時: 2022/02/26 19:24
名前: シャード・ナイト☪︎*。꙳◆GHap51.yps (ID: m1adnv.g)

 スレタイで全部言った。
 立ち寄り、レス自由。
 荒らしは自粛要請。
 大体腐なため閲覧注意。

 私がひたすら呟いて(叫んで)いく場所です。
 一緒に叫んでくれる方、お付き合いしていただける方は来ておくれ。

連レスもどる



Re: 俺のオリキャラまた小説設定を書きなぐる所。♯誰か来て ( No.72 )
日時: 2022/03/29 11:56
名前: シャード・ナイト☪︎*。꙳◆GHap51.yps (ID: wPOraZZM)

 敦美さんの敦お迎え探偵社凸話。

敦side

「今日の朝ごはんも美味しかったよ~」
「其れは良かった」

 鏡花ちゃんと話乍ら出社する。
 探偵社の建物につき、階段を上がると、探偵社の戸を開け、中に入る、綺麗な女の人の姿。
 少しだけ僕に似ているなと咄嗟に思ったのは、おこがましいが、合ってはいたらしい。

「失礼する。此処は探偵社で間違いはないだろうか?」
「……うん、そうだけれど」

 乱歩さんの声が聞こえ、僕らはこっそり外から見る。

「中島敦は働いているか?」
「働いていますが、敦に何か用事ですか?」
「もう直ぐ出社してくるしね~」

 太宰さんと国木田さんがそう答える。

「え、僕?」
「敦、何をしたの?」
「何もしてないよ……!」

 そうコソコソと会話していると、女の人は少し間を開けて、口を開けた。

「我が名は中島敦美。我が妹、中島敦を迎えに来た」

 ……?
 …………???

 え、僕のお姉さん? え、僕女だったっけ?(混乱)

「あ、あの……中島敦は僕ですが……」

 そう声をかけると女の人が振り返り、僕を見てぱちぱちと瞬きをする。

「……男子(おのこ)?」
「ひゃいっ」
「………………」

 暫くの沈黙に、探偵社に気まずい雰囲気が流れる。
 扶けを求めて鏡花ちゃんをチラ、と見るが、鏡花ちゃんも不思議そうにこてんと首を傾げる。

「……済まない。両親が女物を着せていたものだから、てっきり女子(おなご)かと」
「は、はぁ……」
「然し今お前が出社したのはタイミングが善い。敦を連れ帰りたいが、宜しいか?」
「「「「宜しく無い宜しく無い」」」」

 探偵社に居る数人と僕から女の人が突っ込みを受け、きょとんとした表情を浮かべた。


太宰side

「成程ねぇ……」

 ご丁寧に敦君と敦美さんのことを細かく記載された書類を渡され、一通り目を通す。
 敦君が見たがっていたが、敦美さんが見せようとしないし、そうでなくとも見せない方が善いだろう。
 なんせ、異能の暴走とは云え、敦君の両親と兄を殺してしまっている訳だし……。

「敦を育てられる環境が整った。さぁ、孤児院へ迎えに行こうと意気揚々としていた所、其れを読んだ」

 そう云って差し出されたのは、組合戦が書かれた新聞。コーヒーの様な染みが有るが、まぁ、仕方あるまい。
 孤児院で生活していると思っていた弟が、異能力者として報道されればね。

「……待たせて済まない。敦」
「い、いえ、その……未だ実感がわかなくて……其れに、僕は辞める訳には……」
「…………分かった」
「え?」

 そう呟いて敦美さんは手にしていたコーヒーを机に置き、ソファから立ち上がると、カツカツと小気味いい靴音を立て、広い床に出る。此方を振り返り、膝をつき、そして―――頭を下げた。

「えっ!?」
「私も、此処で働かせてほしい」

 吃驚して目を見開いていると、敦美さんは顔を上げる。

「雑用でも何でもしよう。元より此の心算だった。……敦が望むなら、何でもする心算だった」
「あ、ちょ!」
「ま、先ず立ってください!」

 敦くんと国木田くんが焦った様子でそう云う。

「……迷惑なのは分かっている。だが、何年も働き漸く手に入れた敦との時間を手放したくない」
「……社長に相談するので、少しm」
「社長は承諾すると思うよ」

 私の言葉を遮り、乱歩さんがそう云った。

「最も、承諾しなくても敦が此処で働き続ける限りは頼み込み続けるだろうけどね」
「……」

 如何やら図星だったらしい敦美さんの様子に苦笑を浮かべる。

「ま、乱歩さんの考えに間違いは無いので、社長が戻ってくるまで少し待ってくださいな」
「……承知した」

連レスもどる



スレッドをトップへ上げる
題名 *必須


名前 *必須

※名前の後に「#半角英数字」でトリップが付けられます(なりすまし防止用)

パスワード *必須
(記事編集時に使用)

本文 *必須


名前とパスワードを記憶する
※記憶したものと異なるPCを使用した際には、名前とパスワードは呼び出しされません。