雑談掲示板
- カゲプロ好きな人集まれー!【雑談】
- 日時: 2016/07/21 16:26
- 名前: アマネ (ID: 4k1ieRYk)
二次創作小説提示板(紙ほか/コミック/ノベル等)でカゲプロ小説を書いているアマネです!
【雑談】するのにくわえてカゲプロのキャラを載せていこうと思うのでヨロシクお願いします!
*作者の小説*
『カゲプロ もう戻れない【カノ】』
〇手描きイラスト〇
『マリー Happybirthday』
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Re: カゲプロ好きな人集まれー!【雑談】 ( No.879 )- 日時: 2016/09/10 09:18
- 名前: アマネ (ID: UlF9dERM)
でも、それは確かに暖かくて。
「...行こっか」
ベンチから立ち上がりマフラーを取り後ろから姉ちゃんにかける。
「ちょっ、修哉「ありがとう、もういいよ」
もう、いいから。
途中で遮った事か、何か言いたいのか、姉ちゃんが不満そうな、そんな顔をした。
それは、いつも僕が皆にさせてしまう顔。
「ほら時間無くなっちゃうよ」
「ほ、ほんとだっ」
今日は、姉ちゃんと。
父さんと母さんの墓参りに行く。
キドとセトは用があるらしい。
用って何だ?と思ったけれど年齢も年齢なんだから用事も一つや二つあるかと思う事にした。
途中の花屋で立ち止まる。
「見て、お花綺麗だよ」
「ハハッ、見てるよ」
筒の中に入っている花を屈んで見ている姉ちゃんの後ろでふと昔の事を思い出した。
母の日に姉ちゃんとキドとセトと、僕の四人でカーネーションを買ったのを覚えてる。
キドは夢中で姉ちゃんと花を見ていた。
動物や花が好きなセトは、何か言いたくて堪らない様子で僕を見ていたのが、面白くて。
『これ、何て花?』
適当に目の前にあった花を指差すと、パッと目を輝かせて教えてくれた。
....懐かしいなぁ。
「そうだね」
驚いて横を見ると花束を片手に姉ちゃんが立っていた。
「お、お花買えた?」
「うん、お待たせ。行こっか」
声に出てたの、か。
先を歩く姉ちゃんの後ろをついて歩く。
真っ赤なマフラーが、歩く度にその背中で揺れる。
「修哉」
突然、前の背中が振り返る。
「え、何?」
「どうしてそんな後ろ歩くの?ほれほれ」
「ちょっ」
すると肩を掴まれて隣に引っ張られた。
「どうしたの?」
数歩歩いてから姉ちゃんが口を開いた。
「どうしたの、って?」
「元気無い」
ほら、そういうとこキドに似てる。
「そんなこと無い」
「あるよ」
ほら、こういうとこセトみたい。
「修哉?」
違う、似てるんじゃない。
何言ってるんだろう。
姉ちゃんは、居る。
ここに、いる。
姉ちゃんは、
「ぃるだろ....」
「?え、何て言った?」
胸の奥から何かが込み上げてくる。
指がピクッと波打つ。
とどかなかったじゃないか。
あの時、何も出来なかったくせに。
こんな事言う価値ない。
自分なんかに。
「別にいつもと同じだよ。キドみたいな事言わないでよ」
力を使う間も無く、ただ口角を上げる。
上げれているかは分からない。
でも、姉ちゃんが笑ってくれたから、きっと。
笑えたんだろう。
手紙,2 fin
(続)
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