雑談掲示板
- 【完結】〜V計画〜【夢をありがとう】
- 日時: 2019/03/25 17:31
- 名前: 名無しのアキラ◆gAG34vIFP2 (ID: PtJBEP/Y)
皆さま初めまして。今はこの名前で失礼いたします。
こちらは某スレ閉鎖につき、臨時で建てた避難所スレになります。
主に某合作の創作物の保管庫として使う予定ですが、私以外の関係者の方のリクエストや、全く関係のない新参の方からのご質問や問い合わせ等も受け付けておりますので、よろしくお願い申し上げます。
荒らしスレではございませんので、皆さまのご理解を頂ければなと思います。
※2019/03/24 完結しました。また同日を持ってこちらのスレは閉鎖となります。短い間でしたがお世話になりました。
〜書いてる小説リスト〜
●「合作!!三千世界のヴァルキュリア!!」(完結)(リク依頼板・複雑ファジー板)
~創作イラスト紹介~
●「オリキャラ“ヴァルキュリア部隊”設定画」(>>2)
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Re: 【暫定】~ヴァルキュリア開発計画~ ( No.9 )
- 日時: 2018/08/23 20:04
- 名前: 名無しのアキラ (ID: QLCxRyEs)
創作メモ
深夜2時。レジスタンスの拠点では、武器商人のミヤギが持ち込んだ「ユキカゼの遺体」について、夜にも関わらず凄まじい勢いで物議を醸していた。
背丈の小さい黒衣の少女、グラエキアは、その優雅な見た目と性格がぶっ飛ぶ程動揺し、思わずジェスチャーも混ぜながら声を荒げていた。
「そもそも!なんですのこれは!?石化してるじゃありませんの!」
グラエキアが指差す遺体は、正に石ころと化していた。これの元が、金属のフレームからなるケイ素生命体だとは想像し難い有様だ。
ユキカゼのようなヴァルキュリアは、死亡すると皮膚のテクスチャが次第に乖離して行き、人間の皮が剥がれ尽くすと、正に人型のフレームを持つロボットのような姿になるのだ。それがさらに周囲の地層と一体化し、化石になるには相当の長い年月が必要なはずだが......
「うーん、そうだよねー。どうやったらこうなるんだろ......けれども、作り物にも見えないしなぁ」
その隣、グラエキアの言葉に続けて独り言のように呟く魔法使いの少年、リクセス。彼も少し顔を近づけながら、変わり果てたユキカゼを見ていた。
そこへ、一階から複数の人間が階段を上がってくる足音が近づいてきた。3人程だろうか。しかもレジスタンスの子分達のどよめく声も混じって聞こえてくる。
「あっ、こら!」
「なんだ、あんた達は!」
そして会議室の入り口のレジスタンス達を押しのけて、3人の人影が立ち並んだ。
1人は茶色の高級そうなスーツ姿の紳士だ。身長は優に180センチはあるだろうか。スーツの上からでもはっきり分かる、筋骨隆々とした肉体の持ち主だ。けれどもその眼差しはとても優しく、
2人目は癖のある黒い髪をバンドで束ねた青年......いや少年だろうか、白を基調とした上着の両袖には、黒い螺旋模様が、まるで蛇のように巻きついている。黒いブーツとグローブも身につけており、肌の露出がほとんどない。そして首からは大きくひし形にカットされた青い宝石のネックレスをぶら下げており、まるで水の波紋のような光を放っていた。
そして最期の3人目は......白いビニールを頭から被った人間なのだろうか......しかし傘状に広がり、縁には波にような模様のあるそれは、でっかいクラゲにも見えなくもない。表面に浮かび上がった顔は非常に整っており、鼻も高い。しかし正直、この中で一番関わりたくないのはどいつだ?と尋ねたら、ぶっちぎりの人気を誇りそうでもある。
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