雑談掲示板
- 【ご愛顧】幕引きはこの手で【ありがとうございました】
- 日時: 2014/03/28 13:10
- 名前: たろす@◆kAcZqygfUg
*阿呆空気読めw
*祝参照20000突破
これは、快挙だろー。
みんなありがとうねー
このスレに付けられているタグ
*「@さん仕事して」「安定の精神疾患者」「またあなたですか」「@を忘れないで」「そして参照数である」
*F5ぷしゅ
【表紙絵のキャララフ】
ものすげー久々にアナログで描いた。
下手すぎて全く笑えない、デジタルってすげー((
とりあえずあれかなー、全体の構図とあわせてみて、デジタルラフ出力したらもっかいアナログでトレスしようかなー。
ペン入れまでアナログでやろうかなー。
あーでもそしたらもうデジでやることなくなるか。
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Re: たろす@の物書き講座(ほとんど独り言だけどなw ( No.90 )
- 日時: 2012/02/28 03:09
- 名前: たろす@◆kAcZqygfUg
- 参照: 朝焼けの町に射す光に、小さな祈りを添えて。
どうも、愛では煙草は止められないんです。
たろ兄ことたろす@です。
いやー、あのCMは凄まじいw
痛烈すぎて耳の痛いたろす@です。
高校生の頃、やめろと言われた覚えがあります。
当時お付き合いさせて頂いていた方は煙草が嫌いな方でしたが、止められなかったなあ・・・;
いや、でも決して愛が足りないんじゃない。
お医者さんと止めなきゃいけないんだよ←
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そんな訳(?)で、本日はたろす@の人生論、と言いますか。
ちょっとした昔話をショートストーリにまとめてみたいと思います。
ま、サンプルテキスト的なねw
なので今回は柔らかい言葉、と言いますか。
誰しもが読みやすい文章で書き綴りたいと思いますよ。
うん、別にサンプルテキストって訳でもないのですがね、まあネタ取りぐらいには使えるんじゃないかな?
であであ、少しばかりお付き合いください。
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どことなく不衛生な空気の漂う部屋で、僕は手短に着替えを終わらせた。
不衛生な空気は僕のせいかもしれない。
30人近い人間が使う部屋なのに、そこで煙草を吸う人間は4人しかいない。
その4人の中でも一番のヘビースモーカーが僕だ。
アレがいつの出来事で、どんな日だったか、と言うのは正直、言うほどの事でもないと思う。
それは僕が17歳の時の話で、早朝からバイトに行って、昼過ぎに就業を終えた時の話だ。
「あー、今月も金ねえよ。」
気のこもらない声に、僕は視線だけを向ける。
「じゃあもっと働けばいいじゃん。」
僕の冷めきった返事に、彼は「馬鹿言うな」とでも言いたげな視線を当てる。
その彼、と言うのがまた困った男で、当時すでに30歳を過ぎていたのにどことなく浪人を繰り返す大学生の様な印象の男だ。
伸びきったボサボサの黒髪、擦り切れてボロボロのサンダル、財布と称している100円ショップで売っているプラスチックのカードケース。
兎に角、胡散臭い男だ。
「だってアンタ、本業はプログラマーでしょ?一仕事すればバイトなんてしなくてもいいんじゃない?」
普段なら適当に聞き流すような話だが、なぜかその日に限って僕は聞いてしまった。
そう、その男の本業はフリーのプログラマーだ。
実際に僕がバイトしていた店の出勤表などを簡単に作って、店に行かなくても次の週のシフト表が確認できるようにしていた。
つまり、実力は本物なのだ。
「自営業で成り立たないからバイトしてる、って言ってもさ。毎日節約してて、まだ金がないって言うほど困るもんなの?」
僕は続けて問いかける。
彼はと言えば店のパソコンを勝手に使って何やらやっている。
彼は「1日700円で生活する!」をモットーにしているので、新しい節約術でも調べているのかもしれない。
ふと、彼が笑った。
力ない笑いではあったが、どことなく満足そうな笑みにも見える。
「お前は若いからわかんないかも知れないけどな、人間はなんで努力するんだと思う?」
彼の静かな問いかけが、僕の心に突き刺さった。
自分はなぜこんなに必死になって努力をしているのか。
学校もそうだ、独り暮らしもそうだ、そのための資金を稼ぐのもそうだ。
僕は返答に詰まった。
それが分かればきっと僕は努力をしていないだろう。
だが、彼は言うのだ。
「人間、楽する為に努力するんじゃないか?だから俺は節約するの、働きたくないから。」
自嘲気味に言いながら、彼はまた店のパソコンの画面に視線を戻した。
言ってる事は決して褒められた事ではないが、僕は確かに思った。
「嗚呼、人間は楽をするために努力をするのか。」
働きたくないから節約するのも、それは確かに理想の為の努力なのかもしれない。
資金力がないから必然的に節約をしている、と言うのとはまた違う。
例えそうであって、彼の言う「努力をする理由」がただの建前だったとしても、彼の言葉は確かに世の中の心理と言うか、宇宙の摂理を僕に説いた。
「なるほどね、だから節約生活を楽しめる訳か。」
僕は彼の試行錯誤する喜び、の様な物を前々から感じていた。
その理由が、その日なんとなくわかった。
僕は煙草に火を付け、暫く彼を見つめる。
やる気がなくて、遅刻の常習犯、胡散臭くて、どこか頼りない彼ではあるが、
そんな彼の言葉は、その後の僕の人生を大きく変えたと思う。
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