雑談掲示板
- 【完結】〜V計画〜【夢をありがとう】
- 日時: 2019/03/25 17:31
- 名前: 名無しのアキラ◆gAG34vIFP2 (ID: PtJBEP/Y)
皆さま初めまして。今はこの名前で失礼いたします。
こちらは某スレ閉鎖につき、臨時で建てた避難所スレになります。
主に某合作の創作物の保管庫として使う予定ですが、私以外の関係者の方のリクエストや、全く関係のない新参の方からのご質問や問い合わせ等も受け付けておりますので、よろしくお願い申し上げます。
荒らしスレではございませんので、皆さまのご理解を頂ければなと思います。
※2019/03/24 完結しました。また同日を持ってこちらのスレは閉鎖となります。短い間でしたがお世話になりました。
〜書いてる小説リスト〜
●「合作!!三千世界のヴァルキュリア!!」(完結)(リク依頼板・複雑ファジー板)
~創作イラスト紹介~
●「オリキャラ“ヴァルキュリア部隊”設定画」(>>2)
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Re: 【暫定】〜ヴァルキュリア開発計画〜 ( No.90 )
- 日時: 2019/01/28 22:48
- 名前: 名無しのアキラ (ID: xTPTfHQo)
夜空を滑空し、上空のフレスヴェルグへ迫る嘉元とフェイルノートの前に、無数の自律兵器が進路を妨害して来る。三角や丸といったパネル状の自律兵器が集団で襲いかかってくると、その空間にはまるで動く幾何学模様が浮かび上がるようでとても不気味かつ怖い。
2人は一緒に同じボード状の飛行ユニットの上に乗っていた。背丈の小さい嘉元はボードの先端に、そしてフェイルノートはボードの中心でうまくバランスをとりながら操縦をしている。
「来るよ!」
嘉元が両手のレーザーブレードを展開する。
「オッケー! じゃあ僕もババーンと“必殺技”を使っちゃうっすよ!」
そしてフェイルノートは両手を合わせて何やら不思議な言葉の詠唱を挟む。
『さあ出番っすよ! 召喚!“ドラグーン・シリウス”!」
刹那、フェイルノートの後ろから多数の光が彗星の如く降り注ぎ、目前の自律兵器達のカーテンへ複数の風穴を開けて蹴散らした。
嘉元は思わず振り向くと、フェイルノートの後方に、空間の歪みの中から光と共に巨大なロボットが現れた。白を基調とした装甲、そしてまるで何かの紋章をそのままロボットにしたように象徴的なシルエット。白地に青とピンクのライン模様が描かれ、その龍人のような頭部の先端には星型のパーツが付いている。
ロボットは嘉元とフェイルノートと並行して飛びながら、両腕部に組み込まれたエネルギー兵器を発射しまくって、援護するように周りの自律兵器を蹴散らしていく。
「これは......へえー、あんた達もやるようになったじゃないさ」
最初は驚いていた嘉元だが、すぐにこのロボットがフェイルノートによって召喚したものなのだと理解すると、すぐに正面に向き直り、近づいて来る自律兵器をその両手でぶった斬った。
「へへっ、それほどでもー」
フェイルノートはウィンクして舌を出しながら返すと、彼女も両手をピストルの形にして構えると、その先端からレーザーを照射して敵を撃ち落とし始める。光をまとったフェイルノートの両手は、腕部と一体型のエネルギー兵器でもあるのだ。
嘉元とフェイルノートによる華麗なコンビネーションによる迎撃と波乗り技術、そして召喚したロボット「ドラグーン・シリウス」の連携により、ついに自律兵器のカーテンを超え、今まで辿り着けなかったフレスヴェルグを目前へ捉えた。
嘉元とフレスヴェルグの目が合う。
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