リクエスト依頼・相談掲示板
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- 夏の終わりの感想屋【閉店】
- 日時: 2019/09/13 14:03
- 名前: 桐霧舞 ◆.a2nfBdRuY (ID: eW1jwX0m)
※募集はもう締め切りました。
初めまして、感想屋さんです。
今年の夏ももう終わりそうですね。
私も残り僅かの夏季休暇に焦っております。ああ嫌だ。
もうあと十日もすれば八月も終わってしまいますが、最後に少しだけ小説の感想屋さんでもしようかなと思います。
①このサイト内で
②コメディライト、ダークファンタジー、複雑ファジーのいずれかの板に投稿されており
③ある程度ストーリーが進んでいる作品(私が最低限15分以上は読まなくてはならない程度の長さ)を
④(時間の関係もあり)先着3名で
お受けいたします。
私が述べるのはあくまで感想であり、批評でも講評でもありません。
私の趣味嗜好がかなり反映されます。
文章表現についても、別に重箱の隅をつつくようなことはしませんが、あまりに描写が少ない時は「もう少し丁寧に書いて欲しかったです」など忌憚のない意見を言いかねません。
AmazonやApple Storeのレビューみたいなものですね。
消費者として感じたことをそのまま率直に作者に伝えるような。
とはいえ基本的に文章表現なんて私自身覚束ないので甘々採点です。基本的にストーリーの感想やキャラの感想しか書きません。
何か色々予防線張っておりますが、基本的に折角読ませていただいた作品です。褒めます。(基本的には)
カキコって他のサイトみたいに感想書くためのページも無いですし、書き込まれないですし「たまには肯定的な感想が欲しいよー」って方、試しに一度いかがでしょうか。
ただし、以下の注意書きだけはきちんと読んでくださいね。
___________
・もう一度言います、『基本的に』褒めます。
・嘘はつきません。私が「あ〜、ここ!ここいいですね!」と言っている時は本音で褒めてます。無理に褒めていません。喜んでくれると嬉しいです。
・否定的な感想ばかり飛び出す可能性は0じゃないです。私も人間なので多少は顔色を窺うべく、言う必要の無いマイナスな感想を全て伝えるようなことはせず一部は黙るようにいたしますが、それでもぽろぽろ批判がこぼれるようならそれは『星1をつけたレビュワー』のようなものです。トップセールスのアプリゲームにもそんなレビューはつきます。あまり引きずらないでください。
・感想が驚くほど短い時があります。北島康介とは真逆の意味で何も言えねえと私が痛感している時です。諦めて下さい。
・最後に。九月上旬には終わらせたいので三名までとしていますがそれに加えて募集は8月22日の23時59分までとします。という訳で締め切っています。私も私生活がありますので。悪しからず。
・この注意書きを読んだ上で、どういった感想が飛び出してきても構わないという方は、下記エントリーシートの三番目の項目にて「もちろん」とお答えください。そうでない方は大して長くも無いこの注意書きさえ読んでくれなかったものとして依頼を無条件でお断りいたします。
___________
以上です。
投稿板を限定しているため、小説はタイトルだけ知らせて頂ければ自分で探します。URLをわざわざコピペしてくれなくて大丈夫です。
三項目だけですが以下のエントリーシートをご記入ください。
【小説のタイトル】
【小説投稿中のハンドルネーム】
【線に挟まれた注意書きを読みましたか?】
Page:1 2
- Re: 夏の終わりの感想屋 ( No.4 )
- 日時: 2019/08/21 00:07
- 名前: 桐霧舞 ◆.a2nfBdRuY (ID: hgzyUMgo)
>>2 夏の名残りのばら様
貴重なご意見ありがとうございます。
申し訳ありません、お名前が長いので以下の文章ではあなた様と呼ばせていただきます。
とりあえず早急に否定させていただく必要があるご意見がありますのでそちらの方から。
別に感想をお受けしている三掲示板以外を軽視しているつもりはございません。
率直に、今の二次創作板の原作について、私の知らないものが多すぎます。
これは知っているからいい、これは知らないからできません、と切るにしてもクロスオーバー作品が現れるとさらに扱いに困ります。
ですので、どのみち不公平が生じるなら二次創作は板全体を受け付けないことにした次第です。
また別館や大人小説カキコについてですが、そちらの小説の感想をこちらの全年齢の方に書くというのもどうかと思われました。
特にあなた様のホームである官能作品ですと「このシーンの行為がよかったですね」などと詳細に伝える訳にいきません。
向こうにも雑談掲示板などがありますよね。
こちらとそちらで別れているという事から、こちらは全年齢を対象とするような作品の感想を書くしかないと私は考えています。
なぜなら官能小説で力を入れる場面というのは、こちらでは表記すべきでないと考えられるシーンだからです。
必然的に感想を書くとしたらそういった場面になります。
ですので、私のキャパシティにおさまり、この板で感想が成り立つような作品を掲示している板で、依頼承諾が不可になるようなトラブルが少ないと考えられる板を三つ選んだつもりです。
期間につきましては、私が秋以降は来年の夏くらいまでは素直に忙しく、自分の創作物も書きたいけれども書けるのか分からない状態なので、予め設定させていただきました。
募集だけする人が多いことは同意です。ですので一応上限を設けて、私が感想を記す目安の期日も添えたつもりでした。
そして最後に。
こちらの感想の主旨を否定される旨が書かれているセンテンスがございますが、これは申し訳ありませんが価値観の違いでしかないと、意見を聞きはしますが方針変更はできません。
このリクエスト、依頼掲示板での活動は当然金銭も何も関与しません。つまり自己満足の活動の世界です。
私にできる行いで他の方の力になれるとしたらこれだと思った方法で、他の作者様を補助することができたらなと思い、スレッドを建てました。
私の自己満足の中に需要を見いだした方へのみ門扉を開いています。
親記事にも書きましたが、ここに書くのは批評でも講評でもない感想です。
それも、作者へ肯定的な意見を主に抽出する。
成長には批判が必要ですが、執筆を続けるためには継続のモチベーションが必要だと私は考えます。そのために必要なことは、作品を認められることではないかと思いました。
ズバズバと欠点を挙げていくことは悪ではないと思います、私のように飴を多く与えるのも善では無いかと思われます。
そもそも私も誉めるだけとは書いておりません。何せ注意書には、いざ否定的な意見が多くなった時の保険が並んでいます。
ですが基本的には、いいと思ったところを伝えていきたいのです。
そのため、貴方のような方にはおそらく需要のない行いなのでしょう。
申し訳ございませんが、他の方を頼った方がよろしいかと思われます。
お力になれず申し訳ございません。
私の方も大概長文になってしまいました。
申し訳ございません。
おそらくお気を悪くなされることでしょうし、意見はこのまま平行線となることでしょう。
お互いのためにも、意見交換はここで打ち切りたいと思います。
それでは、またの機会がありましたら。
>>3 ヨミ様
ヨモツカミ様が正しいのでしょうか。
一先ずはヨミ様と呼ばせていただきますね。
ご依頼承諾致しました、書ききる目安は日曜日までとお考えください。
真正面からの批判は私には荷が重いので、こういった書かれ方ですが、私ならこのようにすると思われます、であったり、このような書き方はいかがでしょうか、といった風に思い付きだけ述べさせていただきますね。
- Re: 夏の終わりの感想屋 ( No.5 )
- 日時: 2019/08/21 21:04
- 名前: ピノ (ID: gDKdLmL6)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel6/index.cgi?mode=view&no=19957
【小説のタイトル】幻想叙事詩レーヴファンタジア
【小説投稿中のハンドルネーム】ピノ
【線に挟まれた注意書きを読みましたか?】もちろん読みました!
お初にお目にかかります、ピノと申します。いろんな方のご意見を聞きたいと思い、ご感想をお願いしたい次第です。結構進んでいるので長いでしょうが、どうぞよろしくお願いいたします。
思ったことがあれば遠慮なく言っていただければ、今後の改善や、私事とはなりますが、ゲームの方のシナリオ作りにも参考にしていきたいと考えております。
URLから直接飛べますので、どうぞよろしくお願いいたします。
- Re: 夏の終わりの感想屋 ( No.6 )
- 日時: 2019/08/22 13:43
- 名前: 桐霧舞 ◆.a2nfBdRuY (ID: eW1jwX0m)
>>5 ピノ様
ご依頼ありがとうございます。
一応順番通りに進めますので、お時間もらいますがよろしくお願い致します。
- Re: 夏の終わりの感想屋 ( No.7 )
- 日時: 2019/08/26 14:40
- 名前: 桐霧舞 ◆.a2nfBdRuY (ID: eW1jwX0m)
お待たせしましたヨミ様。
ヨミ様の作品を拝読させていただいた感想を書かせて頂きます。
あくまで感想、拙い意見であることは予めことわっていたのですが、もう一度、何卒ご了承お願いします。
どのような作品なのか先に触れさせていただくと、一人の少女を中心とした群像劇のようなものでしょうか。
決して視点人物にならない、謎めいた美少女である唐洲さんを見る総勢四人の少年少女が彼女と向き合おうとするお話と言いますか。
同じ人間を見ていると言うのに、その見え方が人によって異なる、とだけ言うといくらでもある話なのですが、その違いというのが明確過ぎて、各登場人物たちの個性がそれぞれ出ていたように思えました。
例えば初めの二人だったら、(燕さんの場合、どちらかと言えば、程度に見えましたが)好意的な感情を向けているにも関わらず、ずっと傍で寄り添っているか、はたまた腫物のように遠くから眺めているのかが違っているように思えました。
燕さんにとっては変わり者の美人、木村さんにとってはまるで女神のように見えているからかもしれません。
後者二人、男子組に関しましては明確に悪意や敵意を持っています。
ですが、自分の側を強者として、狩りの対象としているねじの外れた篝少年と、常識的な考えを持ち、そのせいで自分が弱者であり木村さん同様に彼女のことを神様のように考えている朝少年では性格からして対極にあるように思いました。
読者視点ですとやっぱり、篝くんの残虐性には少し眉を顰めてしまうのですが、それ以上に直後に持ってこられた、本当は普通の人間なのに勇気(と一人だけの仲間)をもって立ち向かおうとする朝少年の決意のようなものがより綺麗に見えました。
と、全体的に感じたのはこの辺りにして、もう少し細かく感想を書いていきたいと思います。
①羽ばたき方の参考書
裏を返すと失礼に聞こえるかもしれませんがこのサブタイトルがとても好きです。
おそらくは燕という名前なので鳥らしく表現されたことなんだと思います。
鳥ならば羽ばたき方など知っていて、あるいは勝手に覚えて当然と思われがちで、その知っていて当然の常識に適応できずに苦悩するのが、その後の話で詳細に書かれていて、参考書を欲しているのは燕さんなのだろうなと、読み返し思いました。
たとえ話でいきなりおかしの話題を持ってくるあたり、おそらく変人の部類に入りそうなのですが、燕さんが視点をしている時はコミカルに話が進むため、強い違和感は感じられませんでした。
心の中の声はいつでも砕けたもので、先輩との別れ話も全体的に明るく、呆気なく通り抜けていきました。
ただ、たとえ話に関しましては後に違和感を感じてしまうのですが、それについては該当シーンにしましょう。
全体的に、燕さんの性格のせいか文章の雰囲気が他とは一層違うように思えて、四人の群像劇はそれぞれがそれぞれ、ジャンルが散っているのを彼女が際立たせていたように思えます。
彼女の物語がお気楽であるとか、そういったことは決してないのですが、他の人間と比べると彼女だけがシリアスの種類が違うように思えました。
②わーるどいずゆう
今度は二人目の女生徒、木村さんの物語です。漢字ですと物々しいですが、可愛らしい響きの名前をしてらっしゃいますね。
こちらの彼女は四人の中で最も好意的に、中心人物である唐洲さんを捉えています。しかし、それが行き過ぎていて半ば妄信じみているところもありますね。
ただの友達が大好きな女の子、ではなく彼女の異常なまでの執着は既に燕さんの章からして顔に出ていました。
二人の世界を脅かす人間は、どういった形であろうとも許さないという意思を感じます。
可愛い女の子二人が街中で仲良くしているだけ、なのにも関わらず急にスイッチが切り替わるように木村さんが変貌するところに不意打ちで緊張しました。
まだたとえ話に過ぎない段階だと言うのに、間髪入れずに「消す」だなんて言葉が飛び出してくる辺りに、執着と拘泥のようなものが見えます。
最後に標的を見つけてそのまま勢いで飛び出していってしまったのですが、その後どうなるのでしょうか。
まだ木村さんのその後の話は投稿されていないため、彼女、及び追われたであろうパーカーの男の行く末が気になります。
③正義の赤い色
不登校の少年、篝くんの物語です。
私、こういう動物を傷つけるタイプの人間はあまり仲良くなれそうにないなと思いましたがそれはそれ、創作内の出来事なのでいったんは目を瞑りましょう。
ダークヒーローどころか今のところこの少年はヒールと呼んで差し支えない状態ですね。罪の無い犬猫や先輩を、血見たさに掻っ捌き、殺し、殴打するシリアルキラーの部類。
ただしそれ以上に友人の異常性が、篝くんですら軽蔑気味なあたりから伺えます。自分では手を汚さず、そういうスプラッタな画像を求めようとする辺りが。
読み進めていくとその親友が意外な人物であったと知りますが、それと同時に鳥肌が立つような思いでした。
どうしてその立場で、そんなに唐洲さんのことを知っているのかなど、そういったことを考えると友人が他の誰と比べても一番おぞましいのではないかと思うような。
それとここのお話では直前のお話を鵜呑みにしていると矛盾するようなところがあるんですよね。
一から四話は全て同じ日付の話でした。篝少年はこの日初めて唐洲さんの様子を窺ったはずなのに、カフェで彼女は最近よく見るとコメント。
では、彼女が最近よく見ていたというのは果たして誰のことなのか……と、木村さんと鉢合わせるのはおそらく彼になることでしょうが、この二人が出会うとどうなるのだろうかと。
木村さんと篝くんに関しては邂逅が近そうで、そして敵対は避けられない存在です。
唐洲さんで嗜虐心を満たしたい篝と、唐洲さんを害する者に容赦のない木村。
そういった対面でどのように二人が化学反応を起こすのかというのはとても気になる展開でした。
その後の朝くん視点や図書室での勉強会で、この二人のことを全く匂わせていないため、余計に追って行った木村さんと追われた人間が気になります。
ただ、正直なところ彼のシーンでトッポの話を持ってくるのは違和感が強かったです。
正直なところ何度も使いまわすとしても、登場人物を超えて使うと言うよりは、燕さん視点での書き口の特徴として使った方がいいように思えるんですよね。
それまでに感じていた篝少年の印象とそぐわず、ここでは悪い方でのギャップ、つまりは違和感が目立ちました。
恐怖を覚えるようなポイントがあると言っても、木村さん篝くん朝くんの物語ではその種類や度合いが違います。
最も遠いところに居るのは朝くんで、彼は恐怖を感じる側の立場。おぞましいと感じるのは彼のイメージの中に住む唐洲さんです。そしてこれは、非現実的な、ファンタジーに似た怪談の怖さです。
残る二人は同じように見えて、思考回路が暴走している(己の行いを悪だと断じ切れていない、したいことはストーカーの排除という真っ当な方法なのに、手ずから消すと言う手段を取っている)木村さんと、行動そのものが猟奇的ながらも、それは社会的に問題があると自覚している篝くん。どちらかというと、やっていることは残虐ですが、だからこそ一般的な考えについては篝くんの方が理解が深いように思えます。
そんな中で急に燕さんのところでコミカルなテイストで出てきた話を持ち出されても齟齬が大きいと言いますか、温度差が激しいように思えました。
全体通して、「何でこのようにしたのか」と思ったのは自分の中ではそのぐらいでした。
④僕の日常はここに
日常を守るために、しかし対照的に非日常的な事象について二人が検証し、立ち向かおうとするのが本章でした。
全員の中で唐洲さんのことを最も化け物じみたものだと扱っており、だからこそ他者と違い、一人でなく二人で対抗しています。
入りに関しましては、燕さんとの会話を反省しているシーンになっていますね。後々出てくる葛城先生など、要所要所学校関係者やかつての輝かしい成績などに触れられていて、木村、篝同様に朝、燕はある程度接点を持ちながら話が進んでいくのだろうかと、今後の関係性にも興味をそそられました。
そして物語は本題へと入ります。朝少年の見た夢について。
夢で見た廃墟の描写が、臨場感を持って生々しく伝わってきました。
ただ先ほどと同じように、目とムスカの下りは温度差がありました。ただ、元々燕さんとしょうもないやりとりがなされていたこと、彼自身はジョークを交えることにイメージを侵害されることが無い分それほど強くはありませんでしたが。
ですが応答でボケのようなものを挟みすぎると、折角のシリアスな場面が駄目な壊れ方をするような気がするんですよね。
唐洲さんが羊みたいで面白いと言っているのは別に何とも思いませんが、怯えた人間の返事として朝くんの返答はちょっと……。
唐洲さんの羊みたいという無邪気な形容に対して、状況にそぐわないような気がして余計に気味悪く感じてもいいような気がしました。
とは言っても夢の中の話だから、と思うかもしれませんが、リアリティを持って現実と混同しかねないような出来事だったと本人が言っているため、もう少し現実味のある反応というか、怖がっている人間に相応しい反応の方がよかったように思います。
とりあえず直後で落ち着きを取り戻すにしても、あまりに場の雰囲気にそぐわないような気がしてならなかったのです。
別に面白可笑しなリアクションを入れるなという訳ではありません。
その次のレスでの黄泉さんとのコメディのようなやり取りに関しましては上手な引き戻し方だなと思いました。
黄泉さん視点だと当然、荒唐無稽な夢のお話を必要以上に怖がっているだけとも捉えられることでしょうし、茶化した会話にしてしまうことで、日常的な場面に戻ってきたというような安堵感も出てきます。
怯えの無い、元気な様子の朝くんの反応もあって、回想は終わり、今、現実に戻ってきたというのがありありと分かりました。
そしてその後の黄泉さんの頼もしいことたるや。
お互いが、数少ない心を開ける人間(特に黄泉視点の朝)であり、形はどうあれ深く気を許している信頼関係のようなものが窺えます。
他の人が問題児であったり、人間関係がうまく行っていなかったりとしている中、物語の中では誰とも軋轢の無いこの二人の物語は清涼剤のようなもので、一番応援したくなる二人でした。
その後につきましてはほぼほぼ感想は羽ばたき方の参考書のあたりで書いたこととあまり変わりませんね。
撃ったシュートがコートの枠に当たっていますが、当たるとしたらゴールリングかボードのいずれかだと思うので直した方がよいかと思われます。
今回読ませていただいた、「まあ座れ話はそれからだ」についてですが、個性豊かな各主人公たちそれぞれの行く末の気になる、ジャンルが不明瞭と言いますか混在している作品で、飽きることなく読み進められました。
あまり文章について深くコメントできるたちではないのですが、その場のシーンに応じた表現、たとえばシリアスな場面ですと丁寧に、明るい場面ではテンポよくくだけた口調で進められていて、書き分け上手だなと感じました。
燕さんの過去についても、まず初めに問題のシーンで関心を惹きこんだところで、より過去の、一から回想を始めて該当シーンに行きつき、もう一度気持ち悪いと言わせたところについては、何と言われるか分かった上で燕さんの恋心が次第に大きくなっていく作りになっていて、非常に上手いと思わされました。
否定的なことを書かれても構わないと書かれていらしたので、この先も書かせて頂きます。
だからこそ、時折入る、おそらくはアイスブレイクのつもりのボケた発現が悪目立ちしているように思えました。
気にしない人は気にしないでしょう。
しかし、普通に読み進めていると「何でここでわざわざ?」と思う人間はいます。私でした。
思いついたから捻じ込んだと思えなくもないです。
一度読んでいる時のテンポを崩されてしまうと、今後読み進める際に、シリアスな場面がいつ壊れるんだろうかと少し冷めながら読んでしまいそうになります。
どういった作品を目指すのかは作者次第ですので私には分かりませんが、その場面場面を読んでいる間の心証をぶれさせないのも、大事なことなのではないか、という提案を最後に今回の感想を締めさせていただきます。
作品のご紹介ありがとうございました。それでは長くなってしまいましたが、ここらで終わらせて頂きます。
- Re: 夏の終わりの感想屋【ヨミさんの依頼完了しました】 ( No.8 )
- 日時: 2019/09/02 16:58
- 名前: 桐霧舞 ◆.a2nfBdRuY (ID: eW1jwX0m)
ピノ様へ。
近況報告を致しますと、一昨日昨日で読み終えましたので親記事にも書いた通り九月の上旬には感想を書き終え、投稿できると思われます。
特にご返事は必要ありませんが、放置している訳ではないとだけ知っていただけると幸いです。
- Re: 夏の終わりの感想屋【ヨミさんの依頼完了しました】 ( No.9 )
- 日時: 2019/09/08 17:55
- 名前: ヨミ (ID: w9Ti0hrm)
感想ありがとうございます。返信遅くなってしまい、申し訳ないです。
そうですね、燕なので彼女の話では鳥を意識したタイトルをつけております。あと、参考書とか模範解答とか、勉強に関係する単語を入れてます。
燕は変人ですね(笑)普通がわからない。だからコミュニケーションが苦手で、ちるてぃあにはそれを見抜かれていたり。
燕というか、よもあさがいるとき、コミカルに進むように意識してます。
燕の視点は「恋愛」というテーマで進んでいくので、他の視点に比べてシリアスは少なめです。
ちるてぃあの視点は世津那に対する「敬拝」というテーマです。だから、彼女の行動は少し異常でも、彼女にとってはそうするのが当たり前、みたいな。
「消す」発言の場面は気に入ってるので、そう言っていただけて嬉しいです!
私も動物大好きなので、カガリみたいなやつは無いなーと思います(笑)
軽くネタバレな気もしますが、カガリの視点のテーマは「共犯」なので、異常な親友と異常なカガリで仲良く罪に手を染めていく話になります。
世津那の「よく見る」発言に関しては、世津那は夢の中での出会い、もしくはそれよりも前の動物を殺すことが日課になり始めたカガリのことをずっと見ていた、ということになるんですが、それを悟らせる文を書けてないので、ちょっと書きたしが必要そうですね。
トッポは、作中にちょいちょい出てくる癒やし(?)みたいなものにしたかったんですよね。このあとよもあさもトッポの話をします。多分ちるてぃあだけトッポ出さないかも。だから、違和感と思われるのは意外だったので、ちょっと、トッポの出演に関しては考え直してみようかと思います。
よもあさはシリアスブレイカーてして活躍させたかったんですよね。
絶対にシリアス展開に持っていこうとする世津那VS絶対にシリアスを崩すよもあさという構図のつもりで書いてました。
でも、そういう意図が伝わってないなら私の力不足なので、もうちょっと改善できないか考えてみます。
四方田&黄泉コンビ応援したいと言っていただけて嬉しいです。私も一番頑張って欲しい二人だと思います。
あ、コートは全体か。ありがとうございます、私が言いたかったのはゴールリングですね。バスケほとんどやったことないのがバレましたね(汗)
そうなんですよ、ジャンルを聞かせたときなんと答えていいかわからなくて困ってますが、書いていて楽しいのでいいかなって感じです。しいて言えば群像劇とかなんですかね。
飽きずに読んでいただけてよかったです。
的確なアドバイスありがとうございました。
「私はこうしたい!」みたいなのが強いので、そこと折り合いをつけながら直していきたいと思います!
- Re: 夏の終わりの感想屋【ヨミさんの依頼完了しました】 ( No.10 )
- 日時: 2019/09/12 13:03
- 名前: 桐霧舞 ◆.a2nfBdRuY (ID: eW1jwX0m)
それでは今回はピノさんの作品への感想を書かせて頂きます。
病欠者がバイト先に出てしまい、その影響で急なシフト変更があり少々予定より遅れました。
申し訳ございません。
異界と現実をいったりきたりするファンタジーで、確かにネット小説というよりもゲームのシナリオでよく見られるようなストーリーに思えました。
代表的な作品で例を挙げるとするならペルソナでしょうか。異世界で力に目覚め、仲間となり、現実で交遊を持ち、作戦会議を立てながら自分の正義のために異世界の化け物を討伐するような。
異世界で不意に、あるいは前々から予想していた人物と鉢合わせ、共闘、戦闘後に打ち解けて仲間になると言うのもRPGの定番のような展開でした。
最初は、異世界のことを何も知らない主人公と自分達読者が同じような立場なので、彼に教えると言う形で設定や世界観を紹介してもらえました。
どう足掻いても現代ファンタジーのような作品だと、どこかに設定解説としか思えない、話の動かない退屈なシーンが出てくると思うのですが、せめて違和感なくそれを説明できるような『主人公が無知である』というのは様々な作品で見られる中でも自然で、良い前提条件だと思います。
現実世界の場面からたまたま異世界の事件に巻き込まれる。確かに人によってはありきたりと映るかもしれませんが、私としては王道であると思えます。王道の作品って先が読めても読めなくてもわくわくできるので、自分としてはそういった展開は大好物です。
変に奇をてらっていない分安心感と言いますか安定感があるんですよね。
確かに描写、特に戦闘シーンは小説スレッドの親記事で書かれている通り、粗削りなところがありますが、そもそも小説というものが戦闘シーンを書くのに向いていない媒体です。
そもそもネットで人気のWeb小説であってもきちんとアクションできている人も少ないですし、単純に動作を見せる媒体として漫画やアニメに軍配が上がります。
戦闘シーンは、言ってしまえばストーリー自体が動く場面ではないので、あくまで自己満足の世界ですしそれ程焦らなくてもよいように思います。
それではまず序章について簡単に。
非現実へ引き込まれ、主人公および作者をこの作品の世界観に強制的に触れさせます。
覚醒、能力の発現、異形の登場、それを討つ仲間に救われる。
ありがちですが王道の展開で、シンプルで分かりやすいです。
ただ、強いて言うならば少し情報過多なところがあります。
No.8のレスが該当しますね。
地の文で一息にまとめてしまっているので、物語ではなく設定集を読まされている気持ちになります。
そんな説明ばっかりくどくどと書く訳にもいかないし、早いところ進めたいというのも分かりますが、遠藤さんと新名くんが会話する形式でゆっくり進めてもいいのではないかと感じました。
そもそも幻想世界というのは→異世界であり、ナイトメアにより人間は入り込んでしまう。
ナイトメアとは→昨日見た化け物のことだ→詩織や先輩方が倒していたあれかと、ビジュアルを思い出しながら納得。
普通の人間はそのままナイトメアに危害を加えられてしまう(帰れないなど)→それが神隠しの原因なのかと、噂にこの辺りで納得。
ならナイトメアへの対処法は→新名くんがコスプレのようだと表現した格好の説明へ。
そんな風に、未知への理解についても、主人公と読者とで足並みを揃えるような形で書くと分かりやすくなるかと思います。
長くなるし、早いところ異世界で戦わせたいというのも分かりますが、登場人物の印象を強くするのも読んでもらうためには大切なファクターだと思います。
会話というのは嫌でもキャラの個性が出ると思いますし、会話そのもので飽きさせないようにしながら、一人一人の性格などを見せられると、一石二鳥になるのではないかと思います。
キャラクター紹介の項目を作るのは勿論ありだとは思います。
ですが私としては、その項目が無くとも、本編を読んだだけできちんとその人となりをある程度イメージできるような本編にすることが肝要だと考えています。
キャラクターが多いことに関してはまた言及しますが、紹介欄がどんどん膨らんできていて、序章に出てくるはずの遠藤さんたちが後回しにされていて余計に探しにくいです。
登場の時系列順に並べ替えた方が新規の読者に分かりやすいのではないかと思いました。
そして初任務ですね。
第一章ではすぐさま幻想世界に潜ることとなります。
よく言えば息つく間もない展開で、失礼な言い方をするなら慌てすぎです。
仲間候補、ではなく仲間候補の親友が囚われて、彼女を助ける最中で共闘して打ち解けるというのはいい展開ですし、遠藤さんたち先輩方との過去の確執のようなものがあった上での共闘は胸が熱くなるとは思います。
ですが(かつて私がプレイしたゲームを持ち出すのは不躾かもしれませんが)ペルソナ5などでは、すぐに異世界に飛び込むのではなく、現実世界での物語の積み重ねがあった上で潜ります。
ですので、新名くんが入部してすぐ、ではなくて先に時恵と出会い、心霊研究部と仲の悪い様子を描いたりしてもよいのではないかと思いました。
ナイトメアの反応がある→だがまだ行方不明の話は聞いていない。
そんな最中で時恵と度々予算のことなどで口論になり、通りすがった梓とも接点を持つ。
梓と時恵が仲の良いところもそこで見せておけば、梓の失踪に合わせて時恵が取り乱し、焦って自ら幻想世界に飛び込もうとするのも先に分かると思います。
見知った誰かが居なくなった、という確定した情報があれば心霊研究部が急いで幻想世界に向かう理由にもなるでしょうし。
その時に「誰かが自分たちよりも先に侵入した痕跡がある」と書けば、具体的にそのシーンを書かずとも、時恵なのではないかと読者も薄々察せられますしね。
現代ファンタジーというのは日常と非日常それぞれのパートを書くのが醍醐味の一つだと思っています。
東京ザナドゥというゲームなどでもそうですね。現実では現実の、異世界では異世界の困難があって、どちらも乗り越えねばならないというところに面白さが詰まっているものだと思います。
ちょっと予防線を張らせていただくとダメ出しをしている訳ではないんですよ。
あくまで見せ場と、最終的な情勢や理由付けなどは面白い小説になるようなものになっていると思うんです。
ただ、過程があまりにも飛ばされ過ぎで、作者の脳内でのみ構築されている過去の出来事や人物相関図を把握していない私の立場ですと、100あるストーリーの良さの40程度しか伝わってこないように思えるんです。
ですので、話や見せ場で心を揺さぶるための厚みを持たせるために、細部やそこに至るまでの過程を描いた方がよりよい作品になるような気がしました。
それと、ストーリーの過程が短いというのは、明確に『登場人物が多い』事実と真っ向から反発します。
第一章では基本的に新名くんしか活躍していないんですよね。新人の彼は強大な敵の相手をしたり時恵を助けるため単独で駆け付けているのに、他のベテラン勢は雑魚狩りに専念、と。全員、戦い方が「新人のはずの新名をサポートしているだけ」なんですよ。
それに時恵さんの尽力で梓を助けられた方がおそらく盛り上がりますし、窮地らしい窮地に陥らずにただ強い敵を足止めした隙に一刀両断でぶった切るだけ、というのも淡白です。
ゲームのシナリオとして、と言うのでしたら特に時恵先輩の強みで攻略できるようなギミックをボスに仕込むと丁度いいように思えます。
各キャラクターが自分にできることで、その場その場を斬り抜けるような場面があると、集団行動に意味が出てきます。
魅力的な人物が多数いますので、会話にしか出てこないというのは正直勿体ないように思えます。
単純に読者として、もっと彼ら彼女らの活躍を見たいと思った次第です。
すみません、熱くなりました。
私も戦闘シーンというものに昔手を出したのですが、散々な酷評を喰らって、その後見返すために色々論理立ててバトルシーンを書くようにしたので、その理屈を少し述べているだけです。
先ほども言った通り自己満足の世界です。
でも、ただ主人公にだけ大きい役目を持たせるのでなくて、全員が生き生きと動いて欲しいと思っただけです。
次に第二章です。
一章だとあまり逼迫したところが無いように思っていたのですが、終盤、新名が触手に掴まれて共倒れになりそうなところで、何とか助けようと幼馴染の詩織が手を伸ばしたシーンなど「そうそう!こういうシーンがあって、最終的に大団円があるのが王道ですよね」と一人で楽しんでいました。
市嶋先輩も作戦を立ててくれていますし、先ほど言った、一人一人の活躍が大きい方が良いと言うのはこの辺りをより深めていくとよいのではないかと思いました。
ですが厳しいことを言うともう少し描写で不味いと思わせる何かが欲しいと思いました。
切り落としたゾンビドラゴンの一部が瞬時に蒸発したり、迫る熱気のせいで生じた汗がすぐに気化したり。
共倒れで落下すると間違いなく死だ、と思わせるような要素と、詩織の中に生まれるであろう大切な人間を失いかねない絶望感を、より丁寧に書くと小説である強みが生きてくると思います。
ですがやはり新規の子達の印象が薄くなりがちです。初めて出てくるときにできるだけ強く印象に残しておいた方がいいのかなと思えなくもないです。
ですが、冒頭で出てきた遠藤さんの従弟の少年は不穏さを醸し出していて、今後不安な展開を作ってくれるのではないかとわくわくしました。
(またかと思われるかもしれませんが)P5の明智のような感じです。
第三章ですが、細かいところに一つ失礼します。
才色兼備と使われていますが、これは主に女性に向けて使う言葉です。
この玲司というのは男子なので秀外恵中などの方がよいのではないかと思います。
何やら玲司会長は含みのある発言を繰り返しており、それと同時に主人公に不吉な出来事が近づいているような気配もあります。
主人公にはそれが何か伝えられるも、こちらに伝えられない、それが何なのかともどかしくなりますが、続きが気になるよう仕向けられてます。
強者故の自信と存在感もあり、何かしらの秘密にも触れている。
こういうミステリアスで核心に迫るような人物はとても魅力的に写りますよね、実力も伴っており、私好みの新規参入者でした。
正直なところ、玲司のように存在感が強い人物を書くことができているのに、影の薄い人物が数多くいることが目立ちます。
翔太、風奏、陽介、雪乃あたりがそうです。
無理に扱いきれない程人物を増やすよりも、初めての頃は自分が動かしやすい、是が非でも動かしやすい人物に絞った方がいいかと思われます。
逆に市嶋先輩、遠藤さん、今回の玲司さん、主人公と幼馴染、時恵さんあたりは逆にある程度どういった人となりかは理解できています。
おそらく書こうと思えばピノさんは書けると思いますので、急ぎ過ぎず腰を据えて話を勧めようとする意識一つで劇的に変わるのではないかと私は思いました。
これ以上書くとまとめている際に文字数制限超えそうなので、もしこれ以降の章の分も聞いておきたい場合、返信でお伝えください。
ある程度お時間は貰いますが一応追加で更新された分も読みはしましたので、それ程かからないとは思います。
元々ゲーム、特にRPGが好きな人間ですので、情景を想像しながら楽しんで読むことができました。
ひねたところが無く、正義感に満ちた仲間が一人、また一人と増えていく様子は王道のファンタジーらしくてあまりこのサイトでお目にかかれないのですが、とても良かったです。
話の順に感想を書いていたため、初めは厳しいことを言いがちでしたが、話が進むにつれて段々慣れていらっしゃったのか、引き込まれる様な、面白いと感じるエッセンスが詰まった展開に変化しているように思いました。
ですがやはり、見返してみると序盤が走り気味なのが浮き彫りになっているように思えます。
それとやはり、異世界へ入る描写がある分、その場の情景をより想起しやすいようもう少し地の文に力を入れてもいいのではないかなと思います。
現実に存在しないものを読者の頭の中に作ろうとするには、やはり書き手側の尽力が必要ですので、ファンタジーを書き続けるのならご一考ください。
ストーリーは、今どき珍しい、いい意味で真っすぐな物語だと思います。
敵がいるから倒す、主人公が活躍する、迷い込んだ誰かをナイトメアから救い出す。
絶望的な局面でも、助けられる可能性があるなら試そうとする、四章などがその部類ですね。(感想では書ききれませんでしたが)
何も諦めないということを選択する、熱血系の少年向け作品の主人公のような、諦めの悪さといいますか泥臭さも、私という人間の趣味に刺さるものがありました。
シナリオ、要するにあらすじ自体は面白いと感じました。
ですので今作品を通じて、話の動かし方や登場人物への扱いなど、色々と練習していってほしいと感じました。
……いや、私自身はそれができている訳では無いのですが。
あくまで紙の本は人並には(と言っても多いわけではありませんが)読んできましたので、そちらから分析して比べて見ると、という話です。
思ったよりもアドバイス的なものが欲しい方が多いのかと思いましたので、読んで感じたことはなるべく書きました。
ですが私の声を取り入れるも自由、気にしないも自由だと思っています。
あくまで私がその作品の筆を執るとしたらそのように進めるだろう、という前提で書いているだけです。
私ただの学生であり、プロでも編集でもございません。
趣味で楽しく創作に取り組んでいるんでしたら自分が満足して書くのが一番ではないかと信じております。
充分楽しんで書いてくださっている作者様なのだろうなというのは投稿の頻度からも分かりますし、「ここが面白かったです」と伝えたところを喜んでもらえたらなと思います。
もし続きの感想も欲しければ一言お声掛けください、よろしくお願いいたします。
- Re: 夏の終わりの感想屋【ピノさんの依頼完了しました】 ( No.11 )
- 日時: 2019/09/12 15:48
- 名前: 桐霧舞 ◆.a2nfBdRuY (ID: eW1jwX0m)
ヨミ様
ご返信ありがとうございます。
私が述べていたのは否定的な批評でも「こうすべきだ」という指示でもなく、私自身がただ違和感を感じただけですので、あまり他人の意見に流されすぎなくていいのかなとは思います。
トッポを緩衝役にする、というのを決めていらっしゃるならそれに努めて構わないとは思います。もし私が書くとしたら、その人物や、その視点の物語に即したそれぞれの緩衝材を用意しそうだと思っただけです。
ジャンルの言いきりにくい群像劇にする、のであれば共通点は唐洲さんに絞り、それぞれの主人公のための何かを用意した方が、その色がよりそれぞれ際立ちそうだな、と。
朝くんを徹底的なシリアスブレイカーにする、というのは把握できていなくて申し訳ございません。
彼にとっての日常は、楽しく黄泉さんたちと笑い合えるような日々で、それを守るために唐洲さんの試練にあのような形でも歯向かっていると思うと応援したくなりますね。
でも、急にあのように振る舞うよりも、怯えを感じながらも立ち向かう意志を固めて、「君には屈しない」との旨を告げた後に……とすると彼が緊迫した空気を壊す行動の意図がより強く鮮明になるかもしれないとも思います。
私が述べた言葉はあくまで読者である私の主観です。
作品の方針を決めるのは作者様だと思っていますし、読者一人一人受けとり方は違います。
私が「うーん、ここは……」と言ったとしても直す必要なんてありませんし、そこまで気に留める必要もございません。ヨミ様がのびのび書くのが最善であると考えています。
ですのでどちらかと言うと「ここが好きでした」といった言葉の方を主に覚えて下さると私としても幸いです。
今後とも、執筆活動を楽しんで下さいますよう応援しております。
- Re: 夏の終わりの感想屋【ピノさんの依頼完了しました】 ( No.12 )
- 日時: 2019/09/12 20:38
- 名前: ピノ (ID: gDKdLmL6)
桐霧舞様>
ありがとうございます、聞きたいことが聞けて大変納得と感動を覚えました!
確かにペルソナのようなモノを描けたらなと思ってたんですが、描写不足でなかなか伝わらなかったところもありました。
(これでも少なくとも制作中のゲームに比べればかなりシナリオも深く描写したつもりでいました)
キャラの描写も確かに所謂わき役となる翔太、風奏、陽介辺りはほとんど描けてないかもです。
しかし、雪乃はちょっとこの後のシナリオ展開のせいで、あえて描写を避けていました。
が、ちょっと影を感じる描写を付け加えてもいいかもしれませんね。気づかされました。
風奏は(今後の展開まで寝かせてるので)ともかく、翔太は主人公の補佐(主人公を支えるポジション)、陽介は性格的にあまり表に出ないので、その辺をどうしようか悩んだ結果がアレですね…
キャラ紹介などは自分のメモ用だったんで、「おそらく誰も見ない」前提で書いてました。(仕事の休憩時間に外出先でも見れるようにという感じで)
色々考えを改めるいいきっかけになりそうです、感想を読み進めるごとに「あー」とか「だよなー」とか声を出しながら頷いてました。テーマである「少年漫画みたいなヒーローモノ」を見抜いていただけたり、なんか目からうろこなアドバイスが多くてすごくうれしかったです!
今後、ちょっとずつ修正していきたいと思います。
ありがとうございました! そしてお目汚し、失礼いたしました!
- Re: 夏の終わりの感想屋【ピノさんの依頼完了しました】 ( No.13 )
- 日時: 2019/09/13 14:02
- 名前: 桐霧舞 ◆.a2nfBdRuY (ID: eW1jwX0m)
>>ピノ様
ご返信ありがとうございます。
満足して頂けたようで何よりです。
まだまだこれから面白くなる作品だと思いますので、今後とも執筆頑張ってください。
このたびはご依頼ありがとうございました。
これにて本スレッドにおけるご依頼は全て終わらせたものとします。
依頼者のお二人には感謝と敬意をこめて、〆させていただきます。
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